50年前のサイフォン
義理の母から嫁入り道具として持ってきたけど一回も使用していないというサイフォンセットを頂きました。50年前の代物。
コーヒーは好きだけどサイフォンは未経験。おそらくこの先自分でサイフォンを買うこともないだろうと思いありがたくいただきました。
アルコールランプやフラスコを使う手技はまるで実験のよう。アルコールランプでお湯が沸き、ロートの上にお湯が昇りコーヒーの粉と交わり、火を止めるとフラスコにコーヒーが落ちる。この仕組みも初めて知りました。
フラスコにお湯が沸き気泡が出る様子を眺めるのも、部屋にコーヒーの香りが立ち込めるのも楽しい。セッティングも片付けも手間はかかるしお湯が沸くまで時間はかかるけど、五感を使って楽しめるのがアナログのよさ。感性の世界なのだと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?