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胡桃堂喫茶店でのニ日間:つながりとファンタジー2025/01/26


前日、クルミド喫茶店を訪れようと向かう際に知ったイベントが気になり、参加しようとウェブサイトを確認しましたが、すでに満席。そこで、店主のかげやまさんに直接連絡を取り、「カメラでも何でもやります!」と申し出たところ、撮影をお願いしたいとの返事をいただき、急遽参加することになりました。ありがたい限り。

胡桃堂喫茶店での発刊記念イベント① ~本づくりについて~


すてきな建物


会場に到着したのは8時50分頃。2日連続で訪れることになり、「昨日初めて来た場所にまた来る」というちょっと不思議な気持ちになりました。到着して会場費を払おうとすると、かげやまさんが「今日は会場費はいいよ」と言ってくださり、その優しさに感謝しながら2階へ向かいました。


イベントが始まると、かげやまさんのトークを撮影しつつ、久々にカメラを構える喜びを実感。特に印象に残ったのは「植物は知性を持っている」という話です。地球上の生物量の99.8%が植物であり、動物は植物なしでは生きられない、という事実に改めて驚かされました。

今気づきましたが閲覧用って手書きで書いてあってかわいい。


また、国富論という分厚い本の話題も面白かったです。かげやまさん曰く、電車の中であえて読んで落とすと「めっちゃ勉強している人」に見えるそうで、軽妙な語り口に会場が和みました。そして、「自分の取り組みは国づくりだ」と語るかげやまさんの情熱も心に響きました。出雲大社を旅の節目に訪れたエピソードや、優しい経済を広めていきたいというビジョンが印象的でした。

ひっくりかえしていこう。


最後に話されていた「国分寺には良い街を構成する要素である風景、起業家、協力的な行政職員、どれもない。でも、人の悲しみがわかる人が多い町だよね。」というのが、言葉の置き土産のような形でこころに沁みました。

デザインの魅力



イベントでは、新刊『新しい大きなシステムと小さなファンタジー』のデザインについて、担当された山口さんのお話し。表紙には時計の針やクルミの木が描かれ、大きなシステムの硬さと小さなファンタジー感を同時に表現。さらに、ページの構成やフォントデザインもユニークで、読者が余白を埋めるような工夫がなされています。

ひとつひとつのデザインに意味があるから、探してみてねと。

会が終わったあとはクルミド大学で
一緒だったたまちゃんとまいちゃんと、その知人の方と同席してくるみもちをいただく。
知人の方と自分の会計が一緒になってたので、そのまま「みんなのお金プロジェクト」で巡っていたお金でお支払い。思いがけずギフトできて、その方も目がきゅんとなって喜んでいてほっこりでした。

優しい味わい

1日の締めくくり



イベント後は、写真編集をしながら胡桃堂を旅立ってできた「ソラクラゲ」というカフェを訪問。「ラスプーチョン」という東洋系の漢方のような味わいのお茶を飲みながら、編集作業を進めました。その後、国分寺駅近くの「ほんやら洞(どう)」でカレーとラッシーを楽しみました。カレーの量と辛さに驚きつつも、おいしく完食。


カフェイン過多とお腹いっぱいで眠くなってきたので、原宿の銭湯「小杉湯」でひと休みし、友人と合流して角打ちへ。木彫り仲間でもあるその友人と、木彫りの話やママ友の話題で盛り上がりながら、コーヒーウイスキーを楽しみました。この大人のコーヒー牛乳のような味わいに感動。

きょうの店主はひぐさん
追いポップなんかもできちゃいます。


帰宅後は同居人と、前に買ってあった静岡のお酒をあけて談笑し、木彫りを少し進めました。この1日を通じて、やはり写真を撮ることや何かを作り出すことが自分にとって活力になるなと再確認しました。明日からまた働きますが、この健やかな流れ、感覚を忘れずにやっていきます。

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