ルイ・ヴィトン、時代を越える職人技
こんばんは!
健太です。
ルイ・ヴィトンがアイコンバッグの「カプシーヌ」の新作を発表しましたね。
春っぽいピンクやパステルカラーを取り入れた、どれもかわいらしい色使いのものばかりでした。
伝統の技術を守り続け、時代を越えて愛されてきたブランドの魅力はどのように生まれてきたんでしょうか。
■トランク製造職人
創業者であるルイ・ヴィトンは、16歳でトランク職人としての道を選びました。
当時の旅行者は馬車や船、汽車を利用して移動していたため旅行用のカバンが手荒く扱われていました。
そのため、旅行者は職人に直接依頼して保護してもらっており、ルイ・ヴィトンも顧客の要望に沿って特注でカバンを作る職人としてパリのマレシャルの元で働いていました。
そして17年働いた後、33歳の時に世界初の旅行用鞄の専門店を出店しました。
1867年にはパリの万国博覧会で銅メダルを獲得し、世界的な評判を得ました。
■誰もが知ってるモノグラムの秘密
ルイ・ヴィトンといえば、バッグや財布のデザインを彩るモノグラムです。
どのようにして生まれたのでしょうか?
19世紀後半、トランクやハンドバッグのコピー商品が出回るようになってしまいました。
その対策として、モノグラム柄をアイテムに取り込んだデザインを創作しました。
このアイディアは世界初の試みとなりました。
モノグラムはルイ・ヴィトンの頭文字である「L」と「V」に加えて、花と星を組み合わせたものとなっています。
当時ヨーロッパで流行っていたジャポニズムの要素を取り入れたいと考え、日本の家紋などからインスピレーションを受けて生み出したと言われています。
■おわりに
あのルイ・ヴィトンの有名なモノグラムのデザインが、まさか日本から影響を受けていたなんて予想外でした。
歴史を知って親近感が湧き、自分でも手にとって使ってみたいという気持ちが強まりました。
ルイ・ヴィトンの鞄で旅行に出掛ける日が来ることが楽しみです。
それではまた!
服部 健太
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