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移植周期② D15受精確認メール

人生2回目、5年ぶりの採卵は収穫高も、その後の体の負担も以前とはだいぶ違うものだった。
5年前は10個(うち空砲2個)採れたのが、今回はたったの3個。そして、5年前、静脈麻酔で採卵した後はよく眠れた爽快感に満たされた記憶があるのに、今回はひたすら体が重い。腰が痛い。
当日は仕事が休みだったのを幸いに帰ってからぐっすり昼寝をしてなんとか回復。

そして翌日。
いよいよ第一関門、受精確認メール。
前回のメールを確認すると昼過ぎに来ていたので、今回も13時頃かなと予測したらその通り。
13時直前にメール届きました。
結果は、


本日は受精が確認できませんでした。明日まで培養し、再度ご連絡します。」


目の前が真っ暗になるってよく言うけど、まさにそんな衝撃。
ショックが大きすぎて、夫の慰め(「明日は受精してるかもよ!」「そういうこともあるらしいよ!」等々)も全然響かない。

受精しないことがあるなんて知らなかった。
前回だって成熟卵8個のうち4個は受精してるし、まさか第一関門でこんなことになるとは思ってもみなかった。
これが年齢の壁なのか、と現実を突きつけられた思いだった。

そして案の定、次の日も受精はゼロのまま。
この周期はこれにて終了した。


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