人生の決め手は、優先順位
一日の生活をどんなふうに
送っていますか?
あと1年の命なんて、
余命宣告を受けたらどう過ごしますか?
時間は有限。
つい先日、小さいころ
面倒を見てもらっていた
近所のおじさんが
不慮の事故で亡くなりました。
正確には無口なおじさんだったので、
遠巻きに見守ってもらっていた。
という方が、正しいかもしれない。
大工で、寡黙な職人気質。
でも、困っている人がいると
助けずにはいられない。
住宅で壊れた個所があれば、
もうけはほとんど考えず、
材料費だけで修繕してしまう。
タイヤがパンクしている
車があれば、家族を先に返して
自分だけ修理を手伝う。
そんな人柄の人だ。
息子さんと仲が良かったので、
よくいつも一緒に遊んでいたけれど、
あまり声をかけられたことはない。
でも、遠巻きで見守ってもらっている
そんなやさしさが伝わってくる
人だった。
まだまだ、
これからという時に、
善意で修繕していた屋根から
転落してしまって、急遽。
何となく言葉で分かって
いるつもりだったけれど、
改めて、
「人それぞれ与えられた時間に
限りがある」
そのことを思い知らされることになった。
またその一方で、
今この瞬間に与えられている
「時間そのもは平等」
このことも忘れてはならない。
お金持ちだからって1日に
48時間あるわけではない。
億万長者でも、
サラリーマンでも、
専業主婦(夫)でも一緒。
誰だって1日は24時間しかない。
当然の話だ。
でも、大切なことはこの
「誰にも平等で、限りある時間」
を何に使うか?
億万長者であれば、
自分の会社を経営すること?
サラリーマンなら
雇用契約して就業時間内に働くこと?
専業主婦なら
家庭で家事をこなすこと?
ここで注意を向けなければ
いけないことがある
それは、
「自ら選ぶこと」を
「選択する」ことだ。
そして、選択したあとは、
その選んだ内容を、
自分の意志で確実に実行すること
言われたことをやるのではなく、
自分で選んだことを実行する。
嫌なのであれば、
Noという意思表示をする。
そこも含めた選択。
サラリーマンであれば、
いつの間にか、サラリーマンとして
上司の言われるがままに仕事をしていないか?
「部長が言ったから」
「課長に指示されたから」
その指示にしたっがて
使いもしない資料作成や
残業・休日出勤をしていませんか?
専業主婦であれば、
家族のせいにして、
自分を犠牲にしていないか?
「夫のため」
「家族のため」
そして、
やりたいことを我慢して、
小さな世界で収まっていませんか?
確かに、
「判断しない」「選択しない」
そこに魅力もある。
楽でいい
指示に従えばいい
軋轢も生まない
でも、
言われるがままの人生、
他人に与えられた人生では、
自分が得たいものは得られない
限られた時間の中で、
そして自分の人生として
充実した日々を送るためには、
「優先順を自分で決める」
ことが必要不可欠。
優先順位を自分で選択しないと、
他人に決められてしまう
すると、自分の限られた時間は、
他人のための時間として奪われてしまう
Noという意思表示をしないと
相手に自分の時間を提供することに
同意したものとみなされる
でも、この優先順位をつけて
物事を進めていく作業は、
意識しないとすぐにはできない。
優先順位を決めて
行動するためのポイントは
「今、自分が手にしたいもので
全力を尽くす価値があるか?」
そこにYesがあれば、
優先順位は確立したも同然。
優先順位が低い、
真の目的以外のことに
Noが言えるようになる。
何を達成したい?
そのためには真に何が必要で、
何が不要?
決断を相手にゆだねているもの、
やらされ間が日常に漂っているもの
それらを
断ち切ることが大切
まずは、
自分の意志で「選ぶ」ことから始めてもいい
今の現状の中でも少しずつでいい
サラリーマンであれば、
業務の中で自分の裁量の中で選択を。
専業主婦の方であれば、
ルーティンできまった夕食に、
新しいメニューを追加
空いている時間には、
将来の自分に向けた自己投資
を実施してみるなど
今次の瞬間からでも
やれることはある
大切なことは
最初の一歩を踏み出すこと
時間は限られてはいるが、
平等に流れている。
その時間を自分のために、
後悔しないために、
紡いでいこう。
思い浮かんだことをぜひ、
実行に移そう
少しずつそれで全然OK
一歩の積み重ねて、
自分で選択した世界を生きていこう