The Planet Crafterのススメ
こんな人におススメ!
*火星開拓をしてみたい人
*だらだらと資材集めや開拓していくことが好きな人
*クラフト系サバイバルが好きな人
2022年3月25日に発売された、今現在(2023年4月26日)もアーリーアクセスの一人用クラフトサバイバルゲームです。
発売された当時、「環境を変えてテラフォーミングしていく」という要素が話題となっていたゲームです。アーリーアクセスということもあって色々変わっていったり追加されたりがまだまだ楽しみな感じです。
とりあえずある程度まで進めたのでおススメの記事を書いていこうかと思います。
まずこの「プラネットクラフター」の魅力は簡単な難易度かと思います。
この手のサバイバル系は操作だったりアイテムスロットやスキルの複雑さが多くありますが、このゲームはほとんどが左クリックで全て操作可能!逆にシンプル過ぎて困った!EキーやFキー、いろいろ押しても反応せず(Fはライトのオンオフで使うけど)最終的に「クリックだけかい!!」とシンプル過ぎてびっくりしたのを覚えています…。
主人公は未開の惑星に降り立ち、一見不可能なテラフォーミングの仕事をたった一人でやらなければいけないというかなりブラックな職場の社員のよう。これも進めていくとほんのりとだけですが理由とかも見えてきます。
ただしやっぱりこういう系のゲームらしく、ストーリーといえるものは「まぁ無いよりはあった方がいいか…」くらいのもので、あまり深く考えなくてもいい気もします。深く考えていくと結構悲しいことになりそうだし…。
肝心の「テラフォーミング」についてですが、序盤は酸素ボンベが貧弱すぎてちまちまゆっくりやるしかないのは大体どのゲームでも同じですが、このゲームのいいところでもありちょっともたつく(人によってはダルいと思うかも)所は、工業化・自動生産などの圧倒的なシステム構築があまりないという点でしょうか。
もちろん手動が電動になり、小型が大型になっていったりなどの効率化はあるのですが、ほかのゲームほど文明が進化してる感じはあまり得られない…
それよりもやっぱり重要なのは周りや空の景色が変わっていくこと!
これがアハ体験みたいにじんわりと景色が変わっていくので、忙しく資材を取りに駆け回っていたらなんか緑になってきてた!となりがちで、例えるとふとした瞬間に見る夕日の綺麗さに気づくサラリーマンの気持ちみたいな、なんか「おぉ…」って感動とまではいかないけどちょっと幸せになれる、そんな感じです。分かりずらいか…
他には建物の建築ですがこれはパーツパーツを組み合わせていく「サブノーティカ方式」なので建築苦手とか建築に拘る気がない方にはやりやすいポイントかと思います。逆に拘り建築がしたい人には物足りないかも?
右上の数値が上がっていくとキャップが外れて作れるものが増えていくというシステムなので植物育成パーツやヒーターを沢山作ってより数値を早く上げる、というのが効率的な進め方だと思いますが、見どころである惑星の変わっていく風景を眺めていくことこそこのゲームの重要な魅力なので気長に待ったりやるのがおススメです。私は32時間すでにやってました。ハマってるなこれは…
テラフォーミングが進んでくると食べ物は困らなくなりますがそれまではところどころに落ちてる箱から手に入る「保存食」みたいなものしか食べ物が存在しません。なので結構ぎりぎりまで我慢して食料ゲージを管理しないといけなくなったりもあります。
ゲージの減る速さとしては酸素>水>食べ物なので本来はそこまで困ることはないですが1つ問題があるとすれば「体力=空腹」ということ。
たまに物資が張り付いた隕石群が降ってくるんですが、これに当たると「餓死しそうになる」(体力ケージが減ると空腹と同じ扱いの為)ので食べ物で回復しなければならなくなります。序盤で物資があまりない場合、隕石に当たって体力を削られるくらいなら建物の中でじっと待つことも重要だったりします。この辺りもまったりプレイが推奨されている感じがしますね。
後は墜落船がその辺に落ちてるのですが暗くてなんも見えん!ライトオン!…やっぱ見えにくい!!!みたいなライトの不便さも感じられました。
32時間もやってるとマヒして何にも思わなくなってきましたが最初の頃はちょっとしたホラーゲーム感すらありました…。これは洞窟や夜間も同じなので慣れていくしかないって感じですね…。
操作は楽々、システムもシンプル、マップの広さもこの手のゲームの中ではそこまで広くはない、という感じで、初めてやってみる!な人にはめちゃくちゃおススメのゲームです!サバイバルクラフトに慣れてる人だと、敵性生物もいないし不眠デバフとかもないので物足りなさもあるかもしれませんが、景色の変わっていくサバイバルクラフト、というところは他ではなかなか見られないので是非試してみてはいかがでしょうか。
アーリーアクセスの為、今後もアップデートが来ると思います。特に期待されているのが「生物」の追加!もしかするとこのちょっと寂しさを感じるテラフォーミング事業にも新しい希望が生まれるかもしれません。
おせん