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とうとう60年生きたけど、なんだかなあ…-4-これは遺伝なのかあ?!

ダニとの戦いによって、急に目覚めたのが、室温と湿度の状態だ。
夏の暑さは単純に30℃超えなければ良いというのではなくて、昼間灼熱でも湿度がうーんと低かったりして意外とラクだったのに、夜になったら、気温は少し下がっても湿度が急上昇が当たり前だったりする。
よって、温度計というのは湿度計も兼ねていることがマストなのだ。

我が家は実は親から譲り受けたありがたき住処。
「ああ、おとーさん家残してくれてありがとう!!」ではあるのだが、子の私からみると残念ながら不用品の山。
その中でも最初どうしても慣れなかったのが時計だ。
父はなぜか時計が大好きで、至る所に時計があった。
各部屋に壁掛けアナログ時計と置き型デジタル時計があって、
浴室、洗面台、トイレに至るまで時計だらけだった。

壁掛け時計は電波時計とかデジタル+アナログというハイブリットなヤツから壊れていった。
時計があまりにもありすぎたので、処分する理由になって助かったとも言えるんだけど、最近の家電て壊れやすいのではなかろうか?
時計に限らず昭和のモノの方が壊れなかったし、壊れてないのにパーツがないからという理由で手放さなければいけないものは少なかった気がする。
それだけ、機能が単純だったといえばそれまでだけど。

我が家で最も長寿なのはSEIKOSHAと書いてある、ボンボン時計だ。
40年程前のある日、父が「捨てるというので貰って来た!」と
嬉々として大きな風呂敷に包んだそれを持ち帰ったのを覚えている。
なので、100年は軽く生きているんではないかと思う代物。もしかして昭和以前のモノだったりするのかと思う事もあるがよくわからない。

ゼンマイをくるるるるっと巻いてあげると、定時で時間の数だけボンボンなる。30分の時には1回なる。しかもかなり正確に動くので本当に昔の職人技だ素晴らしい!と思うのだが、この大御所は、秒針の音も凄まじい。
おまけに定時にその分の数なるので、夜中はとんでもない事になる。
想像してみてください。カチコチカチコチ秒針なってるなあ、なんて思いながらも微睡んできても、午前零時に12回もなるんです。
ひょえっと思って1回完全に目が覚めて、落ち着いてきたら30分たってまたボーン。午前1時でボーン、30分でボーン、午前2時でボーンボーン、30分で….。
なので、現在は止めてある。メンテナンスして動かしてあげいたいが…。

ついうっかり古時計の話をしてしまったが、本日お話したいのは
不具合なく、20年以上は使えている卓上デジタル時計だ。
温度、湿度、日付時間が大きな数字で表示される。なかなか便利な代物。こちらは3つあるのだが、正直、家を引き継いだときこんなに時計いるか?思ったのだが、この夏必須品と化した。

そして、恐ろしいことに、そう、トイレ、風呂場、洗面台、台所、もう
いたるところに置いておきたい。
移動する度どの部屋のコンディションを整えるべきか把握したい。
もう、把握しないでいられない。

そう考えると今の数では足りないのだ、
あと2つは買い足したい、2つじゃ足りないかな、ええっと、SEIKO それともCASIOいやいや、TANITAもいいかなあ、アナログ表示のも、おしゃれで良いかもしれない。

あ、なんか私ウキウキしてないか?

こ、これは、もしや、遺伝なのかあ?


#この夏ほしいもの

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