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調べるってすごい!疑問や違和感をそのままにしない

何か疑問を持ったときに、その答えを知るために調べていますか。インターネットとGoogleのおかげで、「調べる」ということはとても簡単になったと思うのですが、「疑問に感じたら自分で調べる」という回路を持っていない人が多いなと思います。

納得いかないこと・疑問・違和感をそのままにしない

生きていれば「なんだよそれ、納得いかねぇな」と思うこともあります。当たり前のように成されている何かに直面して「おかしいだろ?」と思うこと、ありませんか。

純粋な知的好奇心みたいなものもありますが、「納得いかない!」という類の思いは、要するに「心のひっかかり」です。

そういう「心のひっかかり」って、僕は自分らしく生きるためのヒントだと思うんです。この世界を生きていて、他ならぬ自分が「あれ?」とか「はぁっ?」とかなる。自分だからこそ、そこにひっかかる。そこを追求出来たら、自分らしく生きることにつながると思うからです。

調べてみれば分かることもある

例えば「家族が一番大事なんだよ」と誰かに言われたとします。心から同意する人もいれば、「冗談じゃないぜ!」と思う人もいます。人それぞれです。

でも、「家族が一番」っていう考え方って、ちょっと支配的なところがありますよね。ハリウッド映画なんか観ていると、自分の家族のために、外国人やエイリアンなんかを大量殺戮して、エンディングで抱き合ってぐるぐるまわったりしていますから、日本社会に限った話ではなさそうです。

で、仮にそこに違和感を覚えたとします。

でも、ただ違和感を口にしていても、広がりや深まりがありません。そんな時に、「家族が一番大事って、いつから始まった考え方なんだろう?」とか、「他の国の人たちも、みんなそれが常識っていう感じなのかな?」みたいに問題を立てれば、調べることが出来ます。

普通に調べることのすごい力

調べると言っても、普通に調べれば十分だと思うんです。Amazonで関連する本を見つけて読んだり、ネットで情報を集めたり、「一部の人しか知らない貴重な情報」みたいなものにアクセスしなくても、多くのことが分かります。

「生き方開発lab」でも、家族・働くとあそぶ・宗教など、当たり前のように社会に浸透しているそれらについて、調べています。調べると、「揺るぎないもの」に見えていたそれが「わりと最近のちょっとした傾向」だということが分かったりして、面白いです。

疑問や違和感について、普通にその周辺(歴史とか)を調べることで、冷静にそれを眺められるようになります。それは、世界と自分自身に対する新しい視点を獲得することにもつながります。

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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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