判断の数を減らしてリラックス
大きな仕事をたくさん抱えていたら、疲労するのは当然ですよね。でも、特に大きな仕事を抱えていなくても、「判断すること(決めること)」の数がたくさんあるだけで、人はとても疲れてしまいます。そんなときは、判断の数を減らすと、リラックスして自分を取り戻しやすくなります。
些細なことでも判断するとエネルギーを消費する
学生の頃、はじめて大きなイベントの責任者になりました。大勢で何ヶ月もかけて準備をして当日期間に突入し、僕はいっぱいいっぱいでした。
そんな僕を気遣って、仲間がこう尋ねてくれました。
「お茶入れるよ。珈琲と紅茶、どっちがいい?」
大変そうな僕を見かねて、声をかけてくれたのです。こんなやさしい一言に対して、僕がなんて答えたと思いますか?それは、
「そんなのどっちでもいいよ!」
ひどいでしょう?最低ですよね(笑)。でも、いまではこんな言動をしてしまった理由が分かります。その理由は僕の未熟さと、その日にしていた「判断すること」の多さです。
生きることは決めること
別にイベントなんて主催しなくても、生きているだけで決めることってたくさんあります。例えば、スマホにLINEのメッセージ受信の通知を見つけて、
「あの人からLINEが届いていたから、とりあえず読もうかな?でも、既読つけてなかなか返さないと悪いから、後で時間のあるときに読もうかな?でも急ぎかもしれないから、「ちょっとお手洗い行ってきます」って言って抜けようかな。何も言わずにすっと抜けた方がいいかな?」
なんて考えていたら、もうこれだけで様々な判断をしています。そして、ちょっとしたどうでもいいようなことでも、大事なことでも、どちらの場合でも「判断する(決める)」ということをするだけで、エネルギーを消費していきます。
こういうときは、「大事なことから」と考えずに、「即決モード」で小さなことをどんどん決めてしまうと、判断するエネルギーを温存出来ます。どちらでも大丈夫そうなら、コイントスで決めちゃう方法も有効です。
自分らしく決めるから自分らしく生きられる
人生は決めることの連続で、いまあなたがいるその場は、あなたの選択の結果です。
決めるときに、自分らしく決めることが出来たら、生活はだんだん自分らしいものに変わっていきます。他人に言われた通り従ったり、自分で決めないと、他人が決めた形に無理に自分を合わせることになります。判断すること、決めることって、すごく大切です。
だからこそ、判断することが多すぎて疲れてしまったら、「数を減らす」ことをしてみてはいかがでしょうか。
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