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テレビという媒体の情報量の少なさ

テレビをほとんど観ない生活を送って長い年月が経ちました。全体的傾向としてテレビ離れが進んでいますから、「自分もそうだよ」という方も多いですよね。たまにテレビ番組を見ると、そのスローさ、情報量の少なさに驚きます。

とにかく「ゆっくり」している

もちろん、テレビ番組もいろいろありますし、僕なんてほとんど観ませんからたまたま観た番組の印象でしかありません。それでも、ちょっとした驚きと共に感じるのは、

  • あまりにも展開がなさすぎる(ずっと同じことをやっている)

  • リアクションが白々しすぎる

  • 重要でない些細な情報がノイズになっている

ということです。バラエティ番組なんかは、ネタ切れしてから何周もまわってしまったのか、わずかなネタをじっくりゆっくりやっています。味のしな
いガムをいつまでも噛んでいるみたいな感じです。

また、タレントのコメントがあまりにも白々しく、これなら全部CGでいいのではないかと思えてきます。

大量の情報が送られているとは思えない

地デジに切り替えになるときに、「これからは大量の情報を受信出来る」というふれこみでした。さらに、一方通行ではなくこちらから送信も出来るということでした。

でも、テレビから受け取るべきだと感じられる情報は、あまりにも少ないと感じました。テレビをみて何かを知ると、スマホで検索をするという人が多いのではないでしょうか。テレビをゆっくり観ていても、知りたい情報を受け取れないからこそだと思います。

考えさせられるのは、それだけ情報が少なくても、成立しているという点です。情報を届けないわけですから、もっと別のコンセプトで番組がつくられスポンサーはお金を払っているわけですよね。

テレビって一体何なんだろう? 考える価値のある問いだと思うのですが、あなたは何だと思いますか。

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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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