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あなたも「大人の進路説明会」を開きませんか?

中高生向けに開かれる「進路説明会」。お仕着せの感じがして、僕は嫌でした。だから、中高生たちが「自分で自分の進路を説明する進路説明会」を開いていました。希望する進路についての悩みや葛藤、宣言したいこと、相談したいこと──そんな話を中高生たちとしました。

数年前、ふと思いついて大人向けに同様の進路説明会を開こうと思いつきました。なぜって、みんな何でもないふりをしているだけで、大人にこそ進路説明会が必要だと感じたからです。

大人だって進路について語りたい

学業を終えて就職し、結婚、子どもをもうけ、終身雇用の会社を勤め上げる──戦後昭和のこうした「幸福モデル」を、いまだに心のどこかで信じようとしている人たちがいます。

でも、高度経済成長期の日本に比べれば今は乱世です。予定通りになんか生きられません。

ですから、大人といえども進路に迷うことはいくらでもあります。迷わない方が大人らしい大人だというイメージがあるとしたら、時代に合わせたアップデートが必要です。大人だって迷っています。大人だって、自分の進路についての葛藤や悩みを語りたいはずです。

大人の進路説明会の開き方

そんな時におすすめしたいのが、「大人の進路説明会」です。誰かが「世の中にはこんな進路がありますよ」と他人事で説明するのではなく、自分で自分の進路について説明する集まりです。

1.告知と事前準備

周囲に開催を告知して参加希望の人が出てきたら、発表の時間枠を伝えて、発表を準備してもらいます。プレゼンっぽくやってもいいし、椅子に座って語っても構いませんが、即興ではなくある程度の準備をしてきてもらいます。時間枠は、全体の時間の人数次第ですが、10分未満では難しいです。20分くらいあっても、あっという間です。

2.開催当日

なぜ「大人の進路説明会」を開こうと思ったのか、改めて主催者として語ってください。その後でタイムスケジュールを伝えたら、いよいよ発表です。

①個人発表
②質疑・聞き手からのリアクション・やりとり

発表の質疑がワンセットになっています。これを人数分くりかえしますが、疲れるので休憩は必須です。時間枠は守ってもらわないと全員に回らないので、進行役がしっかりとタイムキープします。

3.よい場にするためのコツと工夫

充実した場にするためには、「しっかり聞く」ということが何よりも重要です。その点は、全体に共有するといいでしょう。

全員が発表した後は、色々話したくなります。第2部みたいな感じで感想を言い合うセッションを開いたり、居酒屋などを予約しておいて話し足りないことを話すのもいいですね。

会場は隔離されて外から見えない場所にします。快適な部屋を探しましょう。発表内容については「お互いに秘密厳守」にしましょう。オンラインでも出来ないことはないですが、集まれるなら集まりましょう。

前だと感じる方へ進もう

大人にとっての進路って、例えば「小学校の次は中学校」というようなお決まりはありません。どちらに進めばいいのか、それを決めるのは自分次第です。

動けない時期があって世間的に見れば「ブランク」でも、それが糧になって自分の生きる道を見定める人もいます。「輝かしいキャリア」を積んでいるのに、深く傷ついている人もいます。

どちらが自分にとっての前なのか、それは自分で決められます。そちらに進むには自分で進むしかありませんが、誰にでも励ましは必要です。大人の進路説明会は、そんな人にとってかけがえのないエンパワメントの場になり得ます。ぜひ、やってみてください。

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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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