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すぐに許可を求める人たち

僕は公共施設が苦手です。公民館とか、地域のコミュニティーセンターとか、自治会館とか、散々利用しましたがどうにも好きになれません。

でも、きょう話したいのは公共施設のエネルギーの低さではなく、そこを利用する人たちの「すぐに許可を求める傾向」についてです。もちろん、これは施設利用の話ではなく、生き方の問題です。


許可なんか求める方が悪い

ちょっと誤解を招く表現ですが、僕が言いたいのは「許可なんか求める方が悪い」ということです。謎ルールでがんじがらめの公共施設で、あなたが「◯◯をしてもいいですか?」とカウンターに質問しに行くとします。大抵の場合、答えは「NO」です。

例えば、和室を利用しているのに「気をつけて使うので、ホットプレートで簡単な調理してもいいですか?」と質問すれば、おそらく答えはNOでしょう。それが警備員さんでも、施設の職員さんでも、ルールに照らして「禁止されている場合」も「微妙な場合」も答えは「NO」です。

この「NO」を引き出した後で、「おかしいんじゃないでしょうか?」「一体何が問題なんですか?」みたいな交渉を始める人も多いのですが、交渉は失敗します。相手の身になってみれば「NO」という返答の妥当性が理解できるはず。もう一度言いますが、許可なんか求める方が悪いのです。

許可を得ずに責任を負う

逆に言うと、「許可がもらえたらそれでOK!」という考え方はとても危険です。

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