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失敗しても再チャレンジしていい社会にしよう
元TOIKIOの山口達也さんが、「株式会社山口達也」を設立したとのニュースを見ました。大きな失敗をして表舞台を去った山口さんが、このような形で再び世の中に出てきたことに対して、あなたはどう思いますか?
僕は、山口さんの一連のプロセスにさほど詳しくはないのですが、大きな失敗をしてみんなにそっぽを向かれても、また帰って来られる社会にしたいと改めて思いました。
株式会社「山口達也」設立に思う
山口達也さんが「株式会社山口達也」を設立したとのニュースには、好意的な反応が多いようです。昔からのファンがいるからなのか、山口さんのキャラクターなのか、時代の空気感の影響なのか、理由は分かりません。
日本社会は、一度失敗した人に対して、すごく厳しい社会になりました。特に、山口さんのようなある種の健全さと共に人気を得ていた芸能人や有名人が、そのイメージを損なうような失敗をすると、徹底的に批判します。
社会的制裁、という言葉がありますが、ネット上で繰り広げられる祭りのようなリンチ、PV獲得のためにあることないことを書き続けるメディアに、制裁を加える権利があるとは到底思えません。
失敗してもまた輝いていい
何かでひどい失敗をしてしまう。恥ずかしくて顔向け出来ないような内容の、事実や写真や音声や動画が表に出てしまう。あるいは犯罪を犯してしまう。世の中からも周囲の人からも家族からも見捨てられてしまう。さらに、そこに追い打ちまでかけられる。
…というようなことのあった人が、しばらくして、また新しく輝いて表舞台に出てきたら、あなたはどう思いますか?
僕は、素晴らしいと思いますし、それこそが希望だと思います。
なぜなら、人はみんな、失敗するからです。それがたまたま露見しなかったり、何か他のことでカモフラージュされて目立たなかったりしただけで、みんな失敗していますよね…?
にもかかわらず、失敗した人を断罪しまくるのは、あまりに不公平です。子どもたちからしても、「一度失敗したら終わりだよ」という教えはあまりに過酷です。
それよりも、「あの人はあんなにひどい失敗をしたのに、反省して、また戻ってきて、いまではあんなに輝いているんだよ。すごいね!」と言われた方が、希望が持てますよね。失敗してもまた戻って来て輝ける社会、そういう社会を子どもたちに残しましょう。
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