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変化がきつい?「初心」と繋がると元気が出てくる

このコロナ禍で、世界中で大勢の人が変化に見舞われているはずです。一見するといままで通りに見える人でも、内面が変化している場合だって多いでしょう。でも、そんな時こそ「初心」を思い出してみませんか?自分の初心とつながると、元気が出てきますよ。

組織理念とつながる研修をしています

様々な企業さんで、組織理念とそこで働く一人ひとりのつながりをつくったり、確認したり問い直したりする研修をしています。僕はこの研修、すごく好きなんです。参加されている方々が、活き活きとしてくるからです。

理念って、そうそう掘り起こすものではありません。特に歴史の長い組織の場合だと尚更です。

「え? 廊下の額に入っている言葉が、うちの理念なの!?」

みたいなのはよくある話。理念って目の前の業務や上半期と目標みたいなのと違って、抽象度が高い場合が多いですから、すごく大切なのにほこりをかぶってしまいがちなんですよね。

初心とつながろう

そんな理念を改めてみつめて、場合によってはブラッシュアップしながら、いまそこにいる一人ひとりとのつながり、そしてこの先の未来におけるつながりを問い直していく作業は、とても味わい深くエキサイティングなものです。

これは、組織に限りません。個人の場合だって同じです。

自分の「初心」とも言うべきものとつながることが出来ると、元気が湧いてきます。もちろん、初心というくらいですから、それは過去です。初心とつながるというのは過去に戻ることなのかというと、それは違います。

初心とはエネルギーの塊です。つながることでエネルギーが湧いてくるのはそのためで、そうやって取り込んだエネルギーは、変化に対応するための力にも使えます。

変化にただ翻弄されるのではなく、自分(たち)らしく変化していく。変化に恐れを抱いて自分らしさを失うのではなく、自分たちらしく対処していく。そのために、「初心」はとても使えます。

あなたの初心とは、どのようなものですか。初心とつながって目の前の状況を見渡せば、新しくて自分らしいやり方を見つけられるかもしれません。

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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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