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停滞感を打ち破れ!「とにかく動く」が正しい理由
「とにかく動けばいい」なんていうと、すごくいい加減なアドバイスに聞こえますよね。でも、停滞感を感じているけれど何も出来ないとき、進みたい方向は定まっているのにイメージや計画が思いつかないときには、有効な方法です。
停滞感があるけどどうしていいのか分からない
停滞感があるけれど、どうしていいのか分からない──よくあることですが、フラストレーションもたまりますし、あまり長く続くと問題が深刻化したり、自分を見失いそうになったりします。
焦りつつ「やるべきことをやればいい」と考えても、それが有効なのはやるべきことがはっきりしている場合に限られます。停滞感があるのは、そもそもやるべきことが分からないからですよね。でも、それだけでなく、その状態を「停滞している…」と感じているのは、「前に進みたい!」という気持ちが根っこにあるからです。
そんなとき、僕が長年実践して役立てているのは「とにかく動く」という作戦です。
とにかく動けば風景が変わる
通常、動くのは「目的」がまずあって、その目的を達成するための手段があって、それを行動にうつす──つまり「動く」わけです。でも、目的に見合った手段が分からないわけですから、目的を「とにかく動くこと」としてしまうのです。
ただ、「とにかく動け」では取り付く島がありませんよね。例えば、自分の進みたい方向に「関係するかもしれないセミナーを受ける」とか、自分のやりたいことについて「話し合えるかもしれない人にアポを取る」とか、なんとなく方向性があってそう、くらいの感じで行動を選びます。
もちろん結果はまちまちで、期待通り結果(まぁ、期待しようもないわけですが)が得られなくても、「動く」を達成すればOKです。
エネルギーが生まれ次の展開を呼び込む
とにかく動くことが有効なのには、2つの要因があります。
ひとつは動くことで「結果」を導くことができ、その結果に対して「自分らしく対処する」ということが可能になるためです。思い通りでもそうでなくても、行動すれば必ず「結果」が得られます。
もうひとつは、「こうやろう」と決めること、意思決定をすることでエネルギーと自信をつくり出せるという点です。面白いもので、人は何かを「決める」だけで、エネルギーをつくり出せます。また、決めて、動いて、結果を導き、それに自分らしく対処する──このプロセスは自信につながります。
とにかく動くを実践すると、自分の感じも、見える風景も、それぞれ変化します。自分に合いそうだと思ったら、試してみてください。
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