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自分が活躍できる場で生きる

「場づくり」の専門家として申し上げると、場と人には相性があります。合わない場にいると人は能力やその人らしさを発揮しにくくなり、疲れます。合う場では能力やその人らしさを自然に発揮しやすく、場にいるだけで元気が出てきます。


就職しなかったのは活躍したかったから

僕は学生の頃に子どもの居場所づくりや、それに付随する大人のコミュニティづくりをしていました。周囲の友人がリクルートスーツを身にまとい就職活動を始めた頃、僕は「就職しない」と心に決めました。

その理由は、活躍したかったから。もっと細かく言うと、自分に合う、自分が活躍できる場に留まりたかったからです。

僕がやっていた活動は、仕事と呼べるものではありませんでした。お金もまったく入って来ていませんでしたから。それでも、子どもや大人が自分らしく過ごせる場をつくることに自分が「向いている」という確信がありました。同時に、それまでの人生を振り返って、競争しながらうまくやる企業社会で、自分が活躍する姿は想像出来ませんでした。

活躍できる場なら未来がある

僕の計画は、とにかく自分が活躍できる場に留まり、時間をかけてそれを仕事にしていくことでした。ざっくり曖昧な計画ですが、「自分の活躍できる場で勝負する」というのが基本コンセプトです。

安心して食べていけるお金を稼げるまでは、キャンプしているみたいな感じのスリリングな暮らしでしたが、僕は心底そうした冒険を楽しみました。むしろ、お金が稼げるようになってからの方が、気苦労が増えた気さえします。

就職か起業か、みたいな2択だけじゃないと思うんです。仕事も、家庭でさえ、ひとつじゃなくてもいい。そこは一人ひとりの選択です。

いずれにしても、自分が身を置くそこが自分らしくいられる場なのかどうか、大事なのはその点です。あなたのいる場は、あなたがあなたらしく力を発揮できる場ですか?

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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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