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贈ってもらった場、交わる声。双方向型公開収録イベントレポート

2月11日、20名くらいの人々が集まってはじめての「双方向型公開収録イベント」が開催された。

僕がパーソナリティをつとめる『じゃないほうを考えるラジオ - NOT Talks』は、タイトルが示す通り、「じゃないほう」をキーワードにした番組だ。「反◯◯」や「アンチ◯◯」ではなく、その土台から新しくして「じゃないほう」を創造しようというコンセプト。

(*拡大表示できます)

ラジオ番組の公開収録というと「観覧する」というのが一般的だが、今回は「対話する」のがメインとなる。15時〜17時の公開収録+アフタートークをコアタイムを「カフェじゃなほう」と「スナックじゃないほう」が挟む感じで、ゆったりとした流れの場にした。


「じゃないほうの余暇」をテーマに

開場時刻は14時。まだ開演まで1時間があるが、「カフェじゃないほう」がオープンしているので、お茶などしつつのんびり。15時から本編スタート!今回は「じゃないほうの余暇」をテーマに開催された。

余暇とは、1日24時間から、仕事や学校の時間、家事や育児などの時間、食事など必須の時間、そして睡眠時間を差し引いた時間のこと。自由な時間だから好きにやればいいようで、お金や体力が足りなかったり、気力が足りなかったり、よい案が浮かばなかったりで、なかなか難しい。

今回は、余暇の歴史や位置付けを確認しながら、理想の余暇や、「じゃないほうの余暇」について考えた。

スナックじゃないほう

公開収録の時間やアフタートークの時間の後、スナックじゃないほうがオープン。ふたりの“ママ”が切り盛りするスナックは、公開収録を聞いたりその後でみんなに話したりする大事な時間。

ママたち

参加者は、カウンター席・テーブル席・夜景席の3つのブースを移動しながら、対話を楽しんだ。公開収録がメインのようで、いざスナックが始まると、収録はあくまで場の土台づくりであって、スナックの時間での対話こそ、この場の意味なのだと実感された。

夜景席
カウンター席

贈ってもらった場で

今回、この公開収録の場は、多くの人に支えられて実現した。必要機材も多いため、バースデードネーションを行った。

バースデードネーションとは、誕生日をきっかけに寄付を募るキャンペーンのこと。僕は、自分がパーソナリティをつとめる『じゃないほうを考えるラジオ - NOT Talks』の双方向型公開収録イベントへの支援を呼びかけた。

総勢50人(昨年度と合わせると88人)の方々からのご寄付に支えられ、この公開収録イベントを開催することができた。みなさん、本当にありがとうございます。おかげさまで、この場ができました。

次回は3月8日です

公開収録イベントは、月例での開催を目指している。次回は3月8日、テーマは「じゃないほうの家族」。ぜひ聞きに、いや、語りにきてください。

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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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