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人生の転機に気持ちよ〜く選択するには?

人生の節目や転機には、大きな決断をすることがあります。自分らしく気持ちよ〜く決めたいところですが、日本社会って大きな意志決定をする時ってけっこうラフじゃないですか?

大事なことをラフに決めすぎ

大事なことは理由も曖昧なままさらっと決めて(決まって)しまい、選んだ後の細かなことに思い悩む──そういう人や状況を、よく見かけます。

三者面談みたいな場でも、本来ちゃんとコミュニケーションをして深めて決めるべき進路を、ざくっと雰囲気や流れみたいな感じで決めてしまい、その後の詳細部分にやたらと時間をかけるパターンが多いと思うんです。そんな流れ作業みたいな決め方、おかしいですよね。

そういう大事な画面では、「それが一番やりたいことなの?」とか「他にも迷っている進路はあるの?」とか「そのまま夢が叶うとしたら、何がしたいの?」とか、もっとまともな質問をするべきだと思います。

考え過ぎずに感じて決める

大カテゴリの選択が自分の希望通りでないなら、その下の中カテゴリや小カテゴリを気持ちよく選ぶことは出来ません。寿司が食べたいのに、中華料理に入ってしまい、そこがどんなに美味しくてバラエティに富んだメニューのあるお店でも、食べたいものは見つかりませんからね。

だから、どっちへ行きたいのかは、自分の感覚で選ぶべきだと、僕自身は考えています。考えたことで選んでも、それが本当に自分の考えでないなら意味はありません。感じることが大切です。

もっと自分のことを話そう

「このままじゃ気持ちよく決められない…!」

そう思ったとき、僕は紙にまとめます。紙にまとめると客観的に自分を見つめられます。思い悩んでいたことのなかに「調べれば分かること」を見つけて調べたり、「気持ちがはっきりしていること」と「ぼんやり曖昧なこと」の区別をつけたり出来ます。

さらに、その紙を見ながら、人(それも話のわかる人!)をつかまえて話します。話すことの効果ってすごいので、気持ちが整理されるだけでなく、エネルギーが湧いてくることもあります。

人生の転機にいる人たちは、本当は集まって話した方がいいんですよね。僕の周りにはそういう人が多いので、よく集まりを開きます。そういう場があると、気持ちよく決められます。


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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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