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忘年会でやってみて! じぶん10大NEWS

今年もあとわずかですね。年末になると、世間では「今年の漢字」や「10大ニュース」といった企画が増えてきます。色々思い出したり、納得いかなかったりしますが、どれもこれも振り返られるのは「世の中の1年」です。自分自身の1年については、実は意外と顧みる時間が少ないのではないでしょうか。

そこで、今回は「じぶん10大ニュース2024」を紹介します。忘年会や新年会でやると盛り上がるし、ただの飲み会にならずちょっと趣深い場になります。もちろん、一人静かにやってみるのもありですよ。


自分10大ニュースとは?

「自分10大ニュース」は、その名の通り、1年間を振り返り、自分にとって重要だった出来事を10個挙げるワークです。やり方はとてもシンプル。まずは紙やスマホを用意して、ざっと1年を振り返りながら思い出せることをリストアップします。スマホのカレンダーやSNSの投稿を見返したり、日記をつけている人はその内容を参考にするといいですね。

例えば、「こんな資格を取った」「家族旅行でこんな出来事があった」「仕事での大きなプロジェクトが成功した」など、大きな出来事だけでなく、自分にとって意味のあることをどんどん挙げてみましょう。重要なのは他人の基準ではなく、自分がどう感じたかです。

さらに、これを友人や家族とシェアすると盛り上がります。お互いのことを深く知るきっかけになりますし、「そんな出来事があったんだ!」と新たな発見も生まれます。

知らないうちに自分を見失っていた

様々な角度から物事を見ていたら自分を見失っていた──とミスチルも歌っていますが(『innocent world』)、注意力を外にばかり向けていると、人は簡単に自分を見失います。

自分を見失うというのはとても簡単なことです。例えば、「自分が一番大切にしたいこと」が分からない(あるいは嘘っぽい)、または「自分が一番大切にしたいことを、実際には大切にしていない」なども、自分を見失っている状態です。日々のやるべきことや人間関係、社会のルールに追われるだけで、簡単に自分を見失います。

じぶん10大ニュースは、自分を「俯瞰」して見つめる機会になります。1年間という時間の中で、どんな出来事があり、自分がどんな気持ちになったのか。それを「引きのカメラ」で見るような感覚です。これをやることで、世の中的には小さくても、じぶん的には大切な出来事がわかります。職場でのある言葉が励みになったり、何気ない日常の中での出来事が実は自分にとって大きな意味を持っていたみたいなこともあるはず。

簡単!じぶん10大NEWSのやり方

用意するのは、手帳と記入用のA4用紙、サインペン。スマホだけでも完結します。紙の場合は「◯◯の10大NEWS2024」とタイトルをドーンと書きましょう!

  1. 手帳を見ながら思い出しタイム
    スマホのカレンダーや写真、日記などを見返しながら、「そういえば、こんなこともあったな」と思い出を掘り起こして、簡単にメモします。

  2. 10個選ぶ
    メモの中から10個を選びます。10大NEWSなのでランキングにしたいとことですが、無理に順位をつけなくても大丈夫です。10個が多すぎるなら5個くらいでもいいですよ。

  3. シェアする場合は3つに絞る
    忘年会や新年会など、グループでやるときには、10個も発表されると長すぎて疲れるので、「3つを選んで発表してください」とするといいですよ。選んだ10個はタイトルだけ発表して、そのなかの3つを発表してもらいます。

生きてると色々あるよね

このワークを実践すると、自分自身への理解が深まりますし、ちょっとしたねぎらいタイムにもなります。
グループで取り組むと「この人も色々あったんだな」ということが分かりますし、3つくらいでも「意外だった!」ということがよくあります。忘年会や新年会でやると、ただの飲み会をちょっと有意義な集まりへのupdateできますよ。024年の10大ニュースを考えてみませんか?

メンバーシップでは、音声配信プラットフォーム(課金リスナー向け)を再構成した記事を公開しています。自分らしく生きたい人、自分らしく生きることを実践している人にお勧めです。ぜひご参加ください。


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長田英史(おさだてるちか) / NOT SHIP
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