見出し画像

自分を取り戻すための3ステップ

何らかの刺激に反応してしまったり、影響を受けすぎてしまったりすると、一時的に自分を見失ってしまいます。そんなときに、落ち着いて自分を取り戻すための3ステップを紹介します。

反応してしまうのは生身なら仕方がない

何らかの刺激に反応してしまう、というのは、誰にでもあることですよね。反応せずに落ち着いて自分を保てればいいけれど、多かれ少なかれそういうことがあるのは、生身ならばある程度仕方がないと思います。

そんなとき、僕自身はこのような3つのステップを思い出して、素速く自分を取り戻すように努めています。

ステップ1:逃げる、距離を置く

まずは、その何らかの刺激から距離を置くようにしています。部屋からちょっと外に出るとか、そういう感じです。あまりにもしんどい人は、とりあえず「逃げる」ということが必要です。考えてから逃げるのではなく、逃げてから考える方が合理的です。

ステップ2:そもそもどうしたかったのかを思い出す

次に、自分としてはどうしたかったのか、何を大切にしたかったのか、そういう自分の願いを思い出し、そことつながります。反応してしまっているときは、そうした願いと切り離されていますので、初心や本当はどう過ごしたいのかという願いとつながることに意味があります。

ステップ3:自分のやるべきことを見極める

最後に、その上で「それでは、いまから自分が出来ること、やるべきことは何だろう」と考えます。何らかの軌道修正を提案するのか、もうあきらめて離れるのか、冷静に自分としてどうしたいのかを決めます。このとき、相手・周囲に期待せず、「自分のできる範囲」に限定して考えます。

自分らしく外界とつながるために

自分らしく存在することで、外界と切れてしまう。
外界とつながることで、自分自身と切れてしまう。

これでは、自分らしく他者や組織や社会とつながることが出来ません。自分らしく外界とつながるためには、何かに反応したり、何かに耽ったりといった、自分が本心から望んだわけではない状態=自分を見失っている状態から抜け出して、その上でコミットする必要があります。

とはいえ、「いちいちこの3ステップをやるの?」と思われる方もいるでしょう。すごく大変なときや、自分を見失いがちなときは、いちいちやるのが一番だと思います。

でも、このプロセスに慣れてくると、その場に身を置きながら気持ちのなかでこのステップを踏めるようになります。とても短い時間で済むのです。ちょっとしがしゅぎょうみたいな感じです。

声のメディアstand.fmでは、同じテーマを音声でお楽しみいただけます。この内容が気に入ったら、ぜひこちらをどうぞ。無料メルマガもおすすめいたします。


コンテンツが役立った!共感した!という方は、よろしければサポートをお願いします。大変励みになります。noteでの情報発信のために、大切に使わせていただきます。ありがとうございます。