「動物化するポストモダン オタクから見た日本社会」を読んだ2022年のオタク:前編
はじめに
最近やっと多少難解な本が読めるようになってきたので、読んだ本の中から特に自分に直接的なトピックかつ衝撃度の大きかった東浩紀著の「動物化するポストモダン オタクから見た日本社会」について自分の中のオタク像/自分自身を踏まえながら書いてみた。
自分の感覚で「オタク」という言葉は嫌に神聖化されていて、その構造を理解する上でこの著書は今まで読んだ本の中で一番と言ってよいほど納得感があった。
しかし、2001年に1刷が発行されており20年が経っているので自分なりに現在の"オ