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褒められて嬉しかったこと。

社会人になって、一年目の頃、全く仕事が出来なくてダメダメで、とりあえず一年やったら、辞めよ!と思ってました。

まぁ、仕事が出来ないのは、当たり前で全然勉強してなかったから、自業自得でした。この頃の自分に出会ったら、あんた!勉強しなさい!と言います。

そんな中、自分の人生的に、めっちゃ褒められた事があったんです。

・・・

それは、先輩が退職する際に渡す寄せ書きに似顔絵を描いた時。

『え、おさやまるさん、似てる!上手!』

と、凄い褒めてもらったんです。

会社で褒められたこと、元気な挨拶くらいしか無かったので、

ウソ、マジ?すげ〜嬉しい!!

信じられない!

と、なったことを覚えています。

その先輩、大きなハサミが印刷されてるTシャツを着てて、そこら辺も似顔絵に取り入れたんですね。

そう言ったところも、褒めてもらって、なんかみんな喜んでくれて。

10年以上前なのに覚えている自分もしつこいなって思います。

めちゃくちゃ嬉しかったです。

その先輩も、喜んでくれたように記憶しています。

・・・

それが、もう、嬉しくて嬉しくて。
パブロフの犬状態になりました。

先輩が、辞める?!
同期が、辞める?!
友達が、結婚する?!

描きます!!

似顔絵描かせてくだぇ!!!

といった感じで、描きまくってました。なんか、こう、文面にすると、不謹慎ですね。

でも、描いたら喜んでくれて、ワタシも嬉しくって!
これは、誰得?!
俺得だ!!!
って感じで描いてました。

・・・

また、別の先輩が、ご結婚する際にウェルカムボードを夜なべして描いたんですね。
そしたら、たいそう喜んでくれて。
お世話になっていた先輩だったから、それはそれは、嬉しかったです。

そして、その時に、偉い方も挙式に参列されており、その方からも、お褒めの言葉をもらい、仕事をしていく上での自信にもなりました。

・・・

それから、数年後に自分が結婚する際は、参列してくれた方の似顔絵を描いてプレゼントしました。これは、ほんと、自己満だったんですけど。

海外挙式だったんで、人数も最小で身内と特別な友達だけでした。

その後、参列出来なかった親類の方もいらっしゃったので、お披露目会的な結婚披露宴を開催しました。


その際に、旦那さんのお母さんから、参加する人の似顔絵を描いてほしいって頼まれたのです。

これが、なんか、自分が認められたようで、多分、身内の中でお母さんが一番喜んでくれたんじゃないかな?って思いました。

お母さんは、いまだに、玄関とリビングにワタシの描いた似顔絵を飾ってくれています。

…甥と姪の描いたバァバとジィジも飾ってありますけどね。今後のライバルだと思ってます。


・・・

褒められたことって、しつこく覚えてますよね。
小さいことでも、心の宝物になる、人生の支えになると思ってます。

まぁ、この後、『俺のライフワークは、似顔絵や!!!!』と、意気込んで、有名な著者さんに似顔絵をいきなり、送りつけるという、暴挙に出るんですけど。

この宝物、ずーっと後生大事に抱えて生きてるんですけど、これからも、ずっと、大切にしようって思ってます。

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