【感想】ミラさんが大好きなオタクによる思いの出力【ペイル・ローズ・ミラージュ】【バンドリ】【ガルパ】
シーズン3が始まってから、ガルパはどのストーリーもとてもボリュームのある展開がなされています。
このことについて不満に思う意見も聞きますが、私は好きです、ギスドリ。たまに胸が苦しくなりますが。
今回は、Roseliaの『ペイル・ローズ・ミラージュ』の感想を書きたいと思います。
1.自己紹介
お砂糖です。
ガルパは2019年冬から遊んでいるので、それ以前のストーリーは読んでいないものがあるということ、また、それ以後でも記憶が曖昧なストーリーがあるということをご了承ください。
ガルパのモブキャラだとミラさんが大好き。最近は東中野ナオさんにも魅力を感じている。
2.本編感想
今までのミラさんの登場経歴を振り返る
まず、ミラさんの登場経歴を振り返ってみたいと思います。
ミラさん初登場回。このストーリーでのミラさんの発言がすごく印象的&今回のイベントストーリーにも大きく影響しているので、後ほど触れたいと思います。
江戸川楽器店でのりみりんと蘭ちゃんの会話。
おそらくミラさんの名前が明確に挙げられているのはこの2つ+今回のロゼ箱だけかな、と思います。
あと、直接名前は上がっていませんが、マス六のRASイベでレイヤさんが言っていた仕事仲間、たぶんミラさんなんじゃないかなーって自分は勝手に思っています。
他にミラさんが登場&ミラさんっぽい人物への言及があるストーリーがあればどなたか教えてください。
終わりのない、ゴールの見えないマラソン
ミラさんといえば、やっぱりマラソンの話だと思います。
このミラさんの言葉の「終わりはどこにあるのか、いつ来るのかはわからないけど、それでも歌い続けてる」の続きが、今回のイベントで語られた「みんな少しでも長い距離を走りたいんだ。1mでも、1歩でも、1cmでも……そのためにすべてを賭けてる」という言葉です。
ミラさんの頑張りすぎるのをやめた過去、詳しくは語られていないのでわかりませんが、彼女は直後に「自分の気持ちが、濁らないように」と述べています。
今回のストーリーは主にリサ姉を中心に展開されているので友希那さんがなにをどこまでどのように感じたかは不明瞭ですが、他バンドの演奏を見に行って「得られるものはすべて持ち帰ろう」と言っているあたり、おそらく友希那さんは音楽を嫌いになるような、音楽のために頑張ることをやめようと思うほどの心の折れ方はしていないと思います。
得られるものは持ち帰ろう、という言葉で思い起こされたのは、『ブライア・ロード〜今日に捧ぐ夜想曲〜』というRoseliaの箱イベです。
このイベントでは、簡潔にまとめると「ライブは自分たちには次があるけれども“お客さんにとっては”この1回限りである」と気づくまでが描かれています。
今回のストーリーでは「こんな大舞台に立つのは最後になるかもしれない、大半の人たちはそういう覚悟でいる」とミラさんはRoseliaに伝えています。AMFに出ることが出来るのは1回きりかもしれない。要するに、自分たち出演者もこれが人生で1度きりのライブであるかもしれない、という気づきを得たのが今回のストーリーです。
『ブライア・ロード〜今日に捧ぐ夜想曲〜』と『ペイル・ローズ・ミラージュ』。直接的には描かれていませんが、この2つのストーリーを通してRoseliaは「お客さんにとっても自分たちにとってもこのライブは1度きりしかない」と気づくことができたと思います。
今後、この発見を生かしてライブに臨むことができれば、AMFの他の出演者のような熱の込められたライブができるのではないか、と思います。
背中を追いかけられない幼馴染たち
さて、今回リサ姉バナーの箱イベだったわけですが、リサ姉のセリフでいちばん印象に残ったのはこれです。
これを聞いた瞬間、Sasanqua(Afterglow)の「君の背中を追いかけられない 嫌だこんなあたし」というフレーズが頭の中で流れ出しました。
そんなSasanquaが実装されたイベント『それぞれの道、結ぶ茜空』では青葉モカが美竹蘭の背中を追いかけるのをやめると決意するまでが描かれています。
モカちゃんとリサ姉といえば、今年の正月イベントでの会話が個人的には印象に残っています。
今は少しだけいい方向に向かってきていますが、正月イベントのときのAfterglowは解散に向かって突き進んでいた時期でした。そんなとき、リサ姉は正月旅行の思い出を振り返りながらやんわりとモカちゃんの悩みを聞いてあげようとします。ですが、なんだかんだはっきりと相談はせず、「話したくなったら話してくれる」とお互いを信用する形でこのイベントは終了しています。
モカちゃんとリサ姉は同じバイト仲間ですし、なんらかの形で今度はモカちゃんがリサ姉の相談に乗ろうとする展開はありそうな気がします。
3.最後に
今回は『ペイル・ローズ・ミラージュ』を読んで沸き上がってきた思いをぶつけた…つもりなのですが、個人的にはうまく言葉にできずにちょっと悔しい気持ち。ストーリーはとっても良かったんですけど……。
あ、ミラさんに立ち絵とボイスください。