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【ネタバレあり】LIFE IS STRANGEよかったの話

あけましておめでとうございます。
社畜なシャチ系お姉さん、音駒サリナです。
だいぶ久しぶりのnoteですが、今日はゲーム『LIFE IS STRANGE』をクリアしたので感想などを雑に書いて行こうかなと思います。

このゲーム、某ねずみが激推ししてますが、元々気にはなっていて、やろうとは思いつつも他のゲームを優先して今日に至っていたのですが、クリアしないと人のプレイ配信も見られないのでいい加減やろうと思い、ついに先日クリアしました。

めちゃくちゃざっくり言うと、細田守監督の映画『時をかける少女』をアメリカの田舎町を舞台にやってみました、みたいなストーリーなんですが、タイムリープの力を使っても全てを救える訳ではない、というアプローチがゲームのコンセプトである「プレイヤーに全て選択させる」というテーマとも非常にマッチしています。

ゲームにおいて「ストーリーが面白い」「プレイ体験が面白い」というのも重要ですが、サリナは「コンセプトを貫いている」という部分もけっこう重視していて、これがきっちりしているゲームに割と高評価を下しがちです。
「プレイヤーに選択させる」を最後まで貫いた結果、最終局面では2者のどちらかを犠牲にするという選択を迫られるんですが、選択するのは自分なので、全てを救いたかったけど救えなかったというややバッドエンド気味な結末にもちゃんと納得感があるんですね。

また、ゲームのストーリーもこの2者がプレイヤーの中で等しい比重を持ち、ちゃんと悩むように積み重ねられており、全ての出来事が最終局面の為に用意された布石である事が分かります。
最初は嫌なやつだと思っていた人物も、ゲームが進むと違う側面が見えてきたりして、みんな救いたくなってしまうんですね。
ジェファソン以外は。
だから最後の選択肢は本当につらい。サリナは秒でクロエを選びましたけど。

感情に訴えかける演出がとても上手いゲームだと思います。
エモゲームですね。
デトロイトなどもそうですが、ストーリーを見せたい!という場合、海外メーカーはこの形式のゲームを作る事が多いような気がします。

スクウェア・エニックスがパブリッシングしていますが、最後に嵐の中から右腕がネイサン、左腕がレイチェルで3体合体したアルティメットジェファソンが出てきて「私はジェファソン…全ての次元を消滅させ、私も消えよう…永遠に!」とか言い出す展開はありませんでした。
期待してたんですけどね。

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