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出産の保険適用化と無償化について#10 「無償化は現実的ではないのでは」

■ 出産が無償化によって、母子が安全に生まれてくるのは良いことだと思うが、出産後にもお金がかかってくるわけで、出産金が準備できない家庭が安全に新生児のお世話をできるかというと、そこの安全は守られるのかなと思う。そういう家庭が継続的に支援や行政の見守りができて、その家庭もその関わりを受け入れて産まれた後の安全、安心、赤ちゃんにとっての生活まで見守れる整備があるのであれば無償化でも良いと思います。まずは出産が入り口なのでそこを補償するのは少子化対策にはなるだろうけど、産むだけ産んでという人もいると思うので。

■ 私は、保険適用にすると良いと思います。無償化になれば、出産に一歩踏み出せる方が増えると思います。しかし、保険適用でも出産が難しい方が、その後の育児にかかる費用を負担できるのか、難しい状況なのではないかと思います。保険適用にして、その費用も支払うことが難しい方は、申請してさらに助成してもらえるようにするなどの工夫をするといいのかな、と思います。また、地域や施設によって健診や費用に差があり過ぎるので、それらを一律にすることも一考されることなのかと思っています。

■ 考え方には賛成できるが、無償は難しいと思う。その費用を負担するのは誰か。結局いろんな人に皺寄せがある。ただ、負担は軽減すべき。

■ 出産が保険適用になれば、とてもありがたいです。ただし、人によってもかかる費用の総額が異なり、なかにはかなりの費用もかかる状況で、すべてを無償化するのは現実的に難しいようにも感じます。ですので、保険適用になることをまずは歓迎したいです。

■ 札幌に里帰りをして産んだ産院では、むしろお金が戻ってくるほどしかかかりませんでしたが、とても手厚くホテルライクのようなクリニックでした。一方関東や関西方面で産んだ友人に伺うと、補助では収まらない印象です。地域差やクリニック差はないほうが良いかと思いますし、いくらかかるのか不安を抱くよりもこれからの育児にお金をかけられたらいいなと思います。ただ、産院の経営にもお金がかかることかと思いますので、そこを考慮しての負担であれば仕方ないかなと思う部分もあります。

■ 妊娠出産が病気ではないなら、高齢化に伴う医療やケアも病気では無いはず。いきなり無償化とは言わないが、もう少し負担が減ると助かる。ただ、自分が負担した額は決して安くは無いが、助産師さんや産科医にしてもらった手当やサポートを考えると適正ではあるのかなと思う。

■ 税金がいくらあっても足りないように感じる。

■ 出産は無償化であるべきだと思うが、エステや食事など、出産に関係ないことで魅力的に見せている産院などもあり、どこまで何が無償なのかわかりにくくなってしまう気もするので、現状の一律がわかりやすいと思う。

■ 保険適用化になると排除される人がでてくるかもしれない、でも無償化ならそうならない理由が明確でない。また、無償化の中には、無痛分娩も含まれるのか?異常分娩の場合にも、保険ではなく無償化という枠組みになるのか?などなどがわからないので、賛成反対のジャッジができませんでした。

■ 15年こどもを育ててきて周りをみてみると、私より年齢が上であっても、親になる覚悟ができないまま出産、子育てしている人が多いと感じます。もし全てが無償になったら、そういった親が増えてしまう可能性もあるのではないかと懸念します。確かに母は無償でケアされるべきだとは思いますが、なにより大切なのはこどもが生まれたあと生きていくということ。違う問題かもしれないし、無償になることで出産前に様々なケアが受けられて、覚悟を決められる人が増えるかもしれないということも否めませんが。

■ サービスに対して、お金を払うのは当然だと思う。ただ無償化になると、助かる人もいるのは分かる。無償化で助かるくらいの経済力で、その後子供を育てるのに大丈夫なのか、と疑問に思う。

■ 私個人だと自分で得た収入はどの様に使うのが有意義かと考えた場合、出産に使うことかと思います。無償化もとてもありがたいことだとは思いますが、その後の生活を考えた場合、生活できる収入を安定して作れる世の中になれればと思います。生まれた後のことも重要です。

■ 無償化は良いことだとは思うのですが、何でも無償になることの弊害もあると思います。ただでやってもらうことが当たり前になってしまうと、主体性などが損なわれるのではないかとも思います。

■ 現在の医療費も赤字なのに、出産まで保険適用となると国の財政難に繋がるのではないかと思う。

■ もちろん無償化できるならば無償化すべきだと思います。ただ今の日本でいきなりそれは現実的ではないのかなぁと思い、せめて保険適用にすることから始めたらいいと思いました。

■ 出産が無償化になっても、その後の子育てを考えた時にどこかに無理が生じるように思います。出産子育てが安心してできる環境、みんなで温かくサポートする環境は大切だと思います。出産費用を無償化にする以外の方法があるような気がします。

■ 子どもにお金がかかるのはここだけではない。

■ 人によっては無痛分娩など、高額な出産を望むこともあるため、一律無償というのは疑問である。国の財源も限られているため、そこまでは望んでいない。

■ 出産するまでより出産後の方が、大変なので無償化は嬉しいですが、複雑な家庭や環境だと子どもが大変な思いをするのではないかと思ってしまいます。

■ もちろん、最終的には無償化になるのがいちばんよいと思いますが、財源などのことを考えると、段階的に保険適用から導入してもいいのでは、とも思います。

■    条件が沢山ある。簡単に子作りはしてほしくないけど、赤ちゃんの命を守るために、その行先も考えるのであれば、魅力的。若干お金がかかる方が、責任も出る?人口を増やすならばいいかもしれないが、2,3割負担でもよい?その後が学校など無償化になれば、嬉しい。それか、申告制であとで全額返金。

■ 今は高いなと思いつつ、一方で経済力のない人たちが育てられないのにぽんぽん生めてしまうのもどうかと思っています。(親類に養子縁組の団体で活動している人がいるため、尚更そう思うのかもしれません)出産費用無償化よりも月々のおむつやミルク代の軽減や、哺乳瓶等のお世話グッズへの支援の方が生まれてくる子供たちにとって有益なように思います。

■ お金が掛かるという事で、あえて責任感を親として持つ1歩目かと思うので無償である必要は無いと思います。

■ 出産に対する責任が希薄になりそう。ある程度のお金を払って育てる責任のある人が産むべき。

■ 高所得世帯には何割か負担してもらい、一般世帯は無償化希望。

■ 妊娠は誰でもできてしまうリスクがあるので、完全無償化は危険な手だと考えてしまうから。無償化にするのであれば、望まない妊娠をしてしまった場合の手段をもっと増やしていかなければいけないと思う。

■ 少しはお金をとった方がいいと思う。出産前から出産後まで沢山ケアしてくれ、親身になってくれ、産むことを手伝ってくれているのだから、お礼と言う意味で少しはお金はとった方がいいと思う。産みたいけど金銭面で困って産めない。と言う方については、無償化でいいと思う。

■ 一律無償化ではなく、ある一定の基準を設け、経済的に困難な方には無償化がよいと思います。

■ 出産にかかるお金というより、薬や処置代、ホテルみたいなご飯や施設を提供する産院ばかり多くて、その分は無駄な出費になっている気がする。

■ 無償の範囲がすべてでなくても良いと思う。自然分娩を基本とした上で、やむを得ない処置(帝王切開、促進剤、休日深夜など)は無償、一方で自身が選択する無痛、少し豪華な施設費用などまでカバーする必要はない。

■ 出産時の無償は有り難いが、子を授かり育てるにはある程度産む側にも経済的に先を見据えた能力と覚悟が必要と感じる。無償化=簡単に産めるという安易な捉え方になり、その後貧困を理由に育てられない、大変だというような事態にならないのか疑問に思う。

■ 無料だからとりあえず産む。その後捨てる、育児放棄するなんて事も増えそうなので、一定額は支払う方が良い様に感じる。無償化にする場合は養子縁組の基準ラインを下げたり、産後ケアを手厚くするなど産んで終わりではなく、その後のケアも必要。そうなるとかなりの税金が必要になるので現実的ではないかなと思います。

■ 私たちは自分たちで支払ったのになという気持ちと、無償化=私たちの税金だなとは思う。出産すると決めた人たちがお金がかかることも含めて受け入れて産む選択をしたのだから、今まで通り対象者がお金を払ってもいいのではとも思う。

■ ある程度のお金がないと出産育児ができないと思うから。実際出産するにあたって妊娠中は産休に入るまでお金を貯めた。

■ 無償化になることで産むことがゴールになってしまう人が出てきてしまいそうだと思いました。

■ 広い範囲で完全無償化となると、未熟な人(子を養う準備をしていない人)が容易に出産できてしまうことも心配です。出生率はあげたいが、親のない子が増えるのではないかという点も考慮すると、慎重に進めてほしいと願います。

■ 税金が上がるのが困るので、保健適用くらいで良いと思います。

■ 無償化までは望まない。ある程度の収入がなければ子育てができないのだから支払いがある事で覚悟がうまれる。だけど現状だとエコー代が高額すぎる。エコー券を増やしてほしいとは思う。

■ 完全無償化にすると、お金がないのに子どもをどんどん作って虐待する人が増えそう。

■ 産んで終わりではなく、そこから新たな生活が始まるから、子どもを産むということへの責任感という面でも、多少の選択肢(無責任に産んだら良いやにはなってほしくない)を設定しておいて欲しい。それでも、本当に困っている人が助けられることは必要なことだとは思う。

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