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出産の保険適用化と無償化について#8「余計な医療介入が増えるのが心配。医療機関による無駄な請求防止の施策が欲しい。」
■ 無償だからといって、余計な医療行為が増えない仕組みが欲しいと思います。無料健診券が増えるのと共に、健診項目が増え値段もかなり上がっています。出張専門助産院(施設を構えていない)だと健診無料券が使えないということがあった(横浜市)ので、そういう生む場所の差別をなくして欲しい。
■ 無償化には賛成だが、今の(お産への理解が少ない)政治では難しいと思う。なので、個人的には現実路線として「医療保険を適用」ではなく現行のままが希望です。その方がまだ、選択の自由がありそうだと思うからです。無償化の希望より、「医療保険の適用は絶対にいやだ」の方が強いです。今の医療制度にはかなり疑問を感じる部分があるので、それが適用されると、長期的には、本質的な意味で人間らしいお産とは離れていくと思うからです。
■ 病院は経営の為にいらない検査や医療行為をしていると思います。点数が高いものをやるなど。患者さんや医療者介護者のことも考えていないところも多いように感じます。妊娠出産産後のケアは多岐にわたり、そこでどのようなケアを受けたかによって、また産みたいと思えたり、もう産みたくないと思ったり、女性としてとても心に残り次に繋がることです。そこのケアの点数化することは難しく、点数化することによってはじめに述べたように産む人のことを考えないことに繋がる行為が増えることは、結果さらに少子化を加速させるだけだと思います。
■ 不必要な医療介入はやめてほしい。なるべく母子の力を信じるお産、それができる体づくりや生活面の指導をしてほしい。
■ 無償化により、過剰な医療行為(儲かる医療行為)が行われないか心配。
■ 助産料がいくらなのかわからないのですが、医療行為をした方が儲かる日本の病院のシステムが変わらない限りは、無償化に大きな意義がないのではないかと思います。
■ お産はとにかく“待ってもらえる”という安心感が必要だと思うが、保険適用になると“待つ”ことよりも医療介入したほうが収入に繋がるという理由で医療介入が進むのではないかという不安がある。助産師さんがやってくれた“待つ”“触れる”“声を掛ける”“安心できる環境を整える”“安心して産める姿勢を一緒に探す”が、とても重要だと思ったが、そこに対する対価がどのように守られるのか心配。
■ 命を生みだす行為を通して、より美しくなる私たち女性の権利を不必要な医療介入によって奪わないで欲しい。
■ すべてが無償化されていると必要のない検査などが増えそうで、自分で赤ちゃんの事を思って行動するのではなく、医師にすべての管理を任してしまい、自分の赤ちゃんに責任を持たなくなりそうで怖いです。
■ 概ね賛成だが、無痛分娩まで無償になると安易に無痛を選ぶ人が増えるのでは?という懸念が残る。
■ 無償化すると質の保証が出来ないように思います。今のような助産師さんからの援助がお金にならず、安かろう悪かろうになってしまわないか不安があります。自己負担もあり、選択肢がある状態が望ましいと思います。
■ 無償化になることで、医療介入、特に無痛を安易に選んでしまわないかの懸念が残る。
■ お金よりも、もっと女性と赤ちゃんが主導権のお産が増えて欲しいです!!女性やこどもたちにとってより良い経験・体験になるのであれば、賛成です。こどもたちが犠牲になったり、女性が医療に支配されるような無償化は不要だと思っています。
■ 無痛分娩等の不必要な医療処置ではなく、助産ケアの充実を。
■ 無償でなくともいいので、過剰な医療介入はやめてほしい。
■ 保険適用化になれば今よりさらに余計な医療が介入する気もします。
■ 無償化は出産する環境にとっては、とても良い事だと思います。ただ無償化にすることによって、産科や助産院などには、しっかり保障ができていける体制になるのでしょうか。できるのであれば、良いと思います。出産する環境、施設が健やかに過ごせれば、母子への接し方もとても良くなると思います。互いにとても良い関係性になる事を願います。
■ 保険適応になれば、不必要な医療介入がどんどん増えると思います。安心安全なお産のためにも、すべきではありません。
■ 無償となると、別の理由をつけてお金を請求する医師やクリニックが出てきそう。
■ 一人一人に丁寧な関わりの取れない今の状況で、全てのお産を無償化すると、どーっと無痛分娩が広がる懸念がある。
■ 出産が自己負担だからこそ病院に行けず(行かず)母子共に危険な状況に陥ることもあるので、産前は何故お金がかかるのかと不満でしょうがありませんでした。しかも、受診は自分の為でもあるので2人の子どものはずが女性が払うことが多く、出産における女性の負担が大きすぎて不満ばかりでした。しかし、産後のケアを受けると自己負担だからこそここまでのケアをしてもらえるのかと思い何が良いのかわからなくなりました。
■ この制度を実施すべきかどうかをはじめ、進捗状況が全く把握できていない現状がある。
■ 無償化だと必要のない医療や検査が増える気がします。
■ 理想は無料かもしれない。しかし、医療にしたい国策の日本ではとても難しいと感じる。出産は出産する20年前からと、仰られた真弓定夫先生のコトバが身にしみています。(なぜ私が筋腫になり切迫早産となったのかも含めて)ナプキンの見直し、ホルモンをいじくらない、不要なものは身体に入れないなどなど、妊娠出産に問題ない身体をつくる。その反対を国(企業、医師会)は行っている現状。草の根運動しかないのかなと思います。
■ 保険適用になったら全てが無償になるのか?ケアやサービスのお金が発生するようになるのではないかという危惧もある。
■ 産む側、産院側の両方の立場にいるので、産む側としては嬉しいと思うし、産院側としては選んでもらうためにはどこで差がつくのだろうと思うところもある。(また無痛分娩が多くなるのかな?)
■ 無償化で医療者の技術に不安を感じます。
■ 完全に無償化ではなく、オプションみたいに選択できる部分があってもいいと思う。無償化することで不必要な医療介入や管理、投薬などが増えることが1番の懸念ではないか。
■ 保険適応でなく、自由診療、無償化して欲しいです。
■ 税金が使われることで、また病院側が無駄に高額なオプションを付けて儲けようとしないかが気になります。無償化していただけるのはとてもありがたいです。
■ 払う方が無償であるが故に、病院の行き過ぎた医療介入が助長されないか不安です。
■ 産む側が無償になることで、知らないうちに本来は必要のない医療介入がじゃんじゃん増えることのないようにしないといけないと思います。そもそも人には産む力があるってことをみんなが知り、また医療者もそれを腹から理解し、尊重し、営利目的に走らないように、切に願いたい。それで経営難になるなら、国はそこに助成すべきでは?国全体として、国民も医療者もみな、原点に立ち返らないといけないと思います。大事にしなきゃいけないのは何なのか。本当に勿体無い。助成すべきは無痛分娩ではない。自然なお産を守り、力強い母と赤ちゃんを1人でも増やすことをしているのが助産師や医師じゃないですか?
■ 私は産科に勤めていましたが、東京を除いて産科のある病院は年々閉鎖しています。特に少子化のあおりもありますが、産科は母子の命がかかる責任の重い仕事でもあるため、医師も不足しています。東京の大都市では、産科病院は様々なサービスやオプションをつけて、半ば自由診療的な面や、病院のブランドで、出産費用を決めているところもありますが、こうでもしなければ採算のあわない状況なのだと感じます。出産を保険適用して一律にした場合、産む方は一見、良さそうですが、もしかしたら撤退する病院も出てくるかもしれず、結局は私達の首を締める事にならないか心配です。もしかしたら、大学病院や大病院しか残らないかもしれません。また、産科の仕事に携わっていると、最近では約半数が、なんらかの不妊治療をした妊娠で、自然妊娠が少なくなった印象を持ちます。妊娠から医療介入が普通になっているので、分娩もまた医療と感じる人も多くなってきているように思います。本来、産むことは自然の流れであって、医療者は伴走者や黒子のイメージだった私にとって、最近のドクターの積極的介入には違和感があります。例えば、「何時までに産まそう」なんてよく聞かれるのですが、烏滸がましいにもほどがあります。産まれるタイミングは赤ちゃんが1番良く分かっています。そこを変にいじるから、かえって分娩停止や、胎児心音が落ちたり、分娩停止の帝王切開になったりするんです。保険適用になると、さらに誤解した産科医が増えるのではないかと懸念しています。そして、出産が医療となり、医師の介入が普通になってしまったら、いよいよ助産師は看護師に吸収されてしまうかもしれません。産み育てるを助ける助産師の存在意義も変わってしまうかもしれないのが、不安です。
■ 必要のない診察等増えたら医療者の負担が増える懸念。
■ 国に対してですが…異次元と言われるならお産の無償化は当たり前かと思います。保険適用となる事で必要ない処置が行われる可能性があること考えて欲しいです。
■ 無償化は望むけれど、そのことでこれまで以上に女性が望まない医療介入が増えないことを願います。
■ 基本的理念には賛成だが、完全無償化となると法外なサービスや本来の出産に必要なものとは外れた所で必要以上に高い料金を加算してくる施設が現れるのではないかという懸念が残るがそのあたりはどうなんでしょうか?
■ 点数を稼ぐために無駄な医療行為は受けたくない。
■ 助産師として働いていると、加算が取れるので誘発分娩や会陰切開などの医療処置を積極的にする医師に出会いました。保険適用される事で、正常出産が益々儲からないものとされ、不必要な処置を一律に行われるかもしれないと懸念を抱いています。また、正常出産を支援できる助産院、助産師が蚊帳の外に置かれ、本当に必要な寄り添ってもらえるケアを受けられなくなるのでは危惧しています。お産の質を高め、その後の育児を楽しく行えるには、医療監視下の一律管理ではなく、きめ細やかに個々に寄り添ってくれる人の手だと考えています。安心こそが安全につながる。医療処置が必要な事もありますが、第一選択は人です。
■ 出産の保険適用化が実施されてしまうと、本来病気ではない妊娠出産に、不必要な医療介入がされてしまうことが予想され、とても心配です。
■ 無償化になると、お金儲けのために、医療者側が「あなたのために必要だから」と、不必要な点滴をたくさんしたり、何かと処置をする可能性があるので、その点も少し不安です。今、小児科で薬が無料なので、なんでもかんでも薬を出す先生もいるし、無料だから、本当は必要のない薬も、もらえるものならもらいたいと感じる母もいるので。本当にその薬はこどもにとって必要なのか?と考えるきっかけが奪われてる気がします。同様に、出産も無償化にすることで、自分と赤ちゃんのことを考えるきっかけが奪われることがないように願います。
■ 出産が医療保険の適用になることに反対です。出産には医療保険では点数化されない、妊産褥婦さんへの助産師の傾聴や寄り添いや励まし、体に触れる心に寄り添うなどのケアがとても大切です。このケアは点数化することは難しいし、必要なケアとして無償で受けられるべきだと思います。
■ 出産が病気の一つのような取り扱いになってきている気がします。正常出産は病気ではないことを伝えていきたいですね。
■ 妊娠・出産の形は、10人いたら100通りあると思います。保険適用にすることで、選択肢が狭められてしまうことが懸念されます。医療介入=安全安心と思われがちですが、医療介入の多い妊娠出産を経た私が思うことは、人として女性としてどう生きたいかという生命の尊厳のようなものが尊重されなかった、無視されたような気持ちがあります。どう産むか、どう産まれてくるかは、その後の母の生き方も子供の生き方も左右する大事なこと、性教育の初歩の初歩のような気がしています。多様な出産方法が尊重され、選択できる環境があって、それがお金の心配なく行われることを願っています。
■ 無償化は素晴らしいと思うが、それを利用して不必要な医療介入が余計に進んでしまわないのか。
■ 助かるだろうなと思う反面、過剰な医療ケアが増えると嫌だなと思いました。助産師さんの手厚いケアや、産後のケアが無料でもっと利用しやすくなるといいなと思います。
■ 自然分娩や帝王切開での分娩費用が無償化になるのはいいことだと思いますが、料金のかかる無痛分娩、和痛分娩の選択を自分でする方にも無償化というのは違う気がします。
■ お産の本質は待つ事、急がないお産、不必要かつ侵襲性の高い医療介入が起こらないように、産む人が寄り添われるような制度の変化を期待します。
■ 私は自然なお産をやっている産院で出産しました。妊娠からお産、産後を通して先生やスタッフの方にいつも寄り添ってもらいました。マイナートラブルや異常になりそうな時も、自然療法や心身のサポートをしてもらい、自分の体の自然治癒力を高めて、医療を使うことなく出産することができました。保険適用になるということは、医療処置を行うことが前提になってきた場合、助産院や自宅出産、そして自然なお産をやっている産院は収入がなくなり減少していくことが予測されます。また、お母さんたちもお産は医療を使って病院で産ませてもらうものとして、今よりさらに自分で産む、赤ちゃんが自ら生まれてくるという意識もないまま出産させてもらい、辛い育児に入っていくのではないかと懸念しています。帝王切開の有無関わらず、幸せなお産をされた方は 育児が辛くても、その経験からまた子どもと自分を愛し、向き合っていけると思っています。1人でも幸せなお産ができるようにと願っています。
■ 必要のない医療行為が増えてしまわないか、心配しています。
■ 出産の保険適応が開始されたら、不必要な医療を行なうことが増えるのではないかと心配です。医療が必要な人もそうでない人も、その人に合わせた適切なケアが行われることを望みます。出産はそれぞれ違うので、医療を使うことの有無にかかわらず全ての出産を無償化にすることを望みます。
■ 無痛分娩などの高額の医療も全て無償化になると、過度な医療につながることなどの懸念はあるのか?気になりました。
■ 無償化にしたら安心して出産できる環境がさらに整うと思う。しかし、そのことによって産科が医療費の無駄づかいをしないようにしてほしい。
■ 無償化の際に、日本医師会による「お金儲けのツール」にならないための付帯事項は必須。
■ 無料になることはありがたいと思います。ただ、それにより医療行為になってしまうのは違うと思います。
■ 無償には賛成ですが、そこにかかる費用を知ることができることも大切と思いますので、無償になるくらいの手厚い一時金が良いかな?と思いました。なぜなら、病院側が不当に高い金額をお上に請求していてもわからないからです。
■ 大きく同意しています。海外ですでに前例のある出産の無償化について、なぜ検討されないのかが不思議でなりません。何でもかんでも医療費にする理由はなんでしょうか。出産はもちろん医療に関わるシーンもあり、それに助けられる命があり、安心安全のお産ができます。その時は保険を適用させることで理解できます。本来のお産は自然な営みであり、医療費がかからないことも多くあります。保険適用により医療暴力が増える懸念の声もあがっていますが、自然なお産のできる助産院、自宅などの選択肢が失われないことをいのっています。もしそうなったときには、海外で生む選択、または無介助分娩が増えることは間違いないと思います。
■ 無料になることで、選択の自由が狭まり、自分で考える機会もなく、医療行為が進んでいくことは本望ではありません。
■ 全てが無償化になったら、麻酔分娩や吸引分娩も無償となりかねない。それらが多くなる可能性もある。普通分娩は全て無償なら賛成。
■ 出産数が増えた方がいいので出産医療については無償がいいと思いますが、かといって、不必要な医療介入はない方が健全とも思います。
■ 無償化はいいと思うが、不必要な医療介入がされることがないといいなと思う。産後のサポート体制が充実するのが、色々と幸せなのではないかと思う。
■ どの方法が1番ママ達や産院に良い方法なのか分からないんですが、保険適用にはしてはいけないと思っています。しかし母子手帳をもらうまで自費で高いのも確かなのでそこの負担を減らす取り組みがあると助かります。
■ 考えに賛同します。ただし、国のトップたちにいる方々のことは信用してないので都合よく個人情報の提供や私自身や子ども、家族の生活等生きる上で強制的に何かを遂行されたり介入されたりするようなことがあるなら嫌です。あくまでも出産する母親や子ども、家族の選択や考えなどを尊重してくれることが前提で賛同します。
■ 無償化には大賛成です。ただ、不必要な医療介入(医者が儲かる仕組み)などは避けてほしい。母子の健康を最優先で考える医療であってほしいです。
■ 無償化は良いことだと思うし、助かるが、便乗値上げのようなことがあるのではないかということだけが危惧です。
■ 妄想、想像も含まれますが、究極的に言えばお産って誰からも邪魔されずに月明かりに照らされながら、本能で対話しながら母子のみで行う神秘的なものなのだろうと思う。点数化されることで、明らかに不必要な医療介入がなされることは目に見える。いま以上にお産が本来もつ母子の主体性が失われそうに思う。結局、政府と製薬会社の関係性が透けて見える。
■ 私はできるだけ医療介入の少ないお産を希望しますが、もし保険適用になると、病院の経営のために、より簡単に医療介入へ誘導されるようになるのではないかと不安です。私は、1人目を出産するまで(破水して入院した時もまだ)、自分の望むお産をよく考えたことがなかったです。お医者さんや助産師さんにまかせておけば安全で大丈夫だろうと気軽に考えていました。経過の最終段階で、帝王切開も陣痛促進剤も提案されましたが、考えておく一晩のうちに赤ん坊が産まれ、ギリギリ回避できて経腟分娩できて、結果として良かったと思いました。病院では誰もが親切で寄り添ってくれ、安心安全でした。よく注意して見てくれていて母子ともに命の心配はないと思いました。これはこれでとても良かったです。しかし、医療的にコントロールされたことへのモヤモヤが残りました。出産後にいろいろ学ぶうちに女性の尊厳あるお産という考え方もあるのだと知りました。出産を子どもを得るための経過ではなく、一つの楽しいイベントと捉えてみて、次回はよく知ったベテランの助産師さん達と一緒に助産院で産んでみたいと思っています。
■ 無償化にすることによって、妊婦さんがいらない検査やなんとなく検査することが増えるのではないかとも考えてしまう。
■ やはり子は宝。未来を担う「いのち」が産まれることは生きものとして自然の営み。上記を読んだ後、それを保険適用とするのはいかがなものかと思いました。お産をこれ以上不自然にしてはいけないと思います。
■ 医療介入は増えないのか、開業助産師もやっていけるのか、本来心でやってた人が点数のために心変わりしないのか、自宅でも対応なのか。
■ 無償化になり、どんな人も安心して、妊娠中に受診できて出産と産後を迎えれることは良いと思うのですが、安易に無痛分娩や帝王切開を選ぶ人が増えるのは心配です。