帝王切開#9「麻酔が効かなかった/全身麻酔」
【手術なので麻酔を使うのは当然ですが、まさか効かないことがあるなんて知らないですよね。自分の身体に大量の麻酔薬が入るのに説明を受けた記憶の無い方がほとんど。何が起きるかわからないのが出産ですからせめて、術中のことも確認しておきたいものです。】細田恭子
■ 緊急だったので、訳も分からないまま運ばれて麻酔が効ききらないまま始まり、とても怖かったです。主人もちゃんとした説明無く帝王切開に関しての書類を書くことになり、不安だったようです。
■ 無事産まれたことを大変喜んだが、全身麻酔で産んだ実感がなかった。
■ 緊急で帝王切開になりました。下半身麻酔が効き辛かったため全身麻酔になりましたが、何が何だかわからないまま眠ってしまいました。気管挿管の管が抜かれる時の違和感や遠くの方で産声が聞こえましたが、何が何だかわからない状態でした。
■ 背中の麻酔をいれるのも何度もやりなおされ、痛みが続きいつ終わるのかもわからなかった。また、途中麻酔がきれてきて痛みがともなったが満足できる声かけもなく、最後まで痛みを感じ続けて最後不信感しかわかなかった。
■ 硬膜外麻酔のルートを取る時が1番怖かった。見えないし、お腹が大きいのに、丸くなるのはきつい。
■ 麻酔の針が刺さらず何度もグサグサ、がこの上なく痛かった。赤ちゃんを真横に寝かせてくれたが、その状況について事前に何も聞いていなかったし、自分の中にプランもなかったので、大きな感動はもちろんありよく憶えているが、どうしていいか分からず赤ちゃんに触れなかったことを今も後悔している。
■ 全身麻酔だったため、何が起きたのかの説明などは詳しく聞けなかった。もっと説明がほしかった
■ なぜか寝たら意識がなくなるのではと思って、必死で起きていました。今となっては寝ても大丈夫だよといいたいです。
■ 尿道カテーテルは麻酔後に入れてほしかった。
■ 麻酔があまり効かなかったみたいで、切っている時とても痛くて、看護師さんの手を握らせてもらった(後日、私の手形があざのように看護師さんの手に残っていて、申し訳なかったけれど、誰かにすがらないと乗り越えられなかったと思う) 痛かったら全身麻酔に切り替えるよと言われたけれど、どうしても最初に赤ちゃんの顔を見たくて、産まれるまでは我慢した。 顔を見て、すぐに全身麻酔にしてもらった。
■ 胎児の状況で転院して、産前に帝王切開の説明は受けていたが、実際にその時はあれよあれよと進んでいき、気持ちを整える間もなく始まった感じがあってあまり覚えてないです。でも麻酔の影響か寒さか。震えが止まらず涙も溢れたところを看護師さんが気づいて手を握ってくれたのが嬉しかったです。
■ 逆子での予定帝王切開となったが、まずこれを回避出来る可能性のある外回転術などの情報提供や、術式、第二子目以降の妊娠出産についてなど、説明が無かった。当時の自分も、帝王切開後の影響について知らなかったため、質問さえ出来なかったことが悔やまれる。夫の立ち会いもさせて欲しかったがルール上出来なかった。しかも脊髄麻酔が効かず急遽全身麻酔になった。目が覚めたら子が生まれており、産んだという実感、自分の子である実感がなくて悲しかった。その後産後うつになってしまったが、この出産過程も原因となっていると思う。
■ 思い出したくもない記憶になってしまっています。 緊急であったために、私にとっては十分な説明もなく、きちんと自ら知識を持っておくべきだったと思いました。 初めの麻酔が効かず、急に全身麻酔となり、気づいたら真っ暗な部屋の中。 カチャカチャと器具を動かす人が来るのを虚ろな目で見ていて、やっと看護師さんだと気付きました。 わが子が無事であったのかも知らず、(声をかけられたかもしれませんが記憶していません)足早に去っていく看護師さんに気を揉みながらなんとか声をかけ、「赤ちゃんは無事なんですか?」と聞く自分が悲しかったです。 教えてもらって当然なことなのに、どうしてこんなに胸が痛むのか。 どんな手術かも分からず、傷のケアもあまり説明はなかったので、術後の傷にどんな絆創膏がよいか調べて購入した事など、先に聞いていたら準備しておいたのにと思えてしまう事ばかりでした。
■ 痛みは感じなかったものの、触られる感覚や切られてる感覚はあったのでかなり緊張しました。麻酔科の先生が近くでお産の状況を説明してくれ、手を握って励ましてくれたのはかなり心強かったです。産後はなるべく早く動くように言われたので麻酔が切れた後すぐから歩行してました。痛くてかなりきつかったです。
■ 縦に切るか、横に切るかで、縦切りを強く推奨され、それしか選べなかった。クリニックが全身麻酔しか取り扱っておらず、すぐに抱っこできなかったことと、意識が戻る時の気持ち悪さもあり、部分麻酔での帝王切開がしたかった。また、夏場の帝王切開で、家に帰って来てから、傷口が化膿してしまい、受診したが、このままで大丈夫ですと言われ、悪化し、ケロイドがひどくなった。慣れない育児や睡眠不足で大変な中、自分のキズのケアもしないといけなくて、やるせない気持ちになった。
■ 麻酔についての知識が足りず術中にパニックになり血圧降下した。術後に痛み止めを忘れられて辛い思いをした。まだ起き上がれないのに説明なくカテーテルを外され車椅子でトイレに向かった。術後翌日担当の看護師が怖くまだ話すことも辛い時期に常に怒られていた。医療者が忙しいのは分かるが全体的に悲しい思いをした。
■ 医師に帝王切開を勧められたが、具体的な理由や状況を理解せぬまま、言われるがままに受け入れたことを後で酷く後悔した。今でも経膣分娩が可能だったのでは無いかと思っている。 また、全身麻酔をしたことで、出産の実感が持てず、心の底から子どもをかわいいと思うまで1年ほどかかった。その後も出産経験を思い出すたびが苦しい悲しい気持ちになっていた。
■ 緊急だったので、バタバタしていた。 長期入院で血管が脆くなっており、術中の点滴が腕の内部で漏れパンパンに腫れていて、息も苦しいことを麻酔科医に伝えていたが、「酸素は十分で大丈夫」と言われるだけで、対応してもらえず、術後に医師たちが腕に気がつき「なんで言わなかったのー」と言われた。
■ 1回目の帝王切開時、腰椎麻酔で骨盤に痛みがあったため、こちらからの希望で今回は全身麻酔にしてもらったが、前回の出産について詳しく説明できる機会があると聞いていたのに全くなかった。妊婦健診の時の産科医は研修医だったらしく、出産前に大学病院に戻ったので出産の時は別の産科医が担当になったが、連携ができていないのではないかと感じた。
■ 術中に麻酔が切れて痛い思いをした。 とにかく医師の手術がおかしすぎた。
■ 術後に使用する麻酔をいれきれずできる先生に交代もしてくれず結果酷い頭痛に悩まされ起き上がることも精一杯だった。
■ まず外来と入院スタッフの連携がとれていないことに不信感を抱いた。(会陰除毛をすることを事前に知らされておらず、入院当日助産師に怒られた)私のお世話になった産婦人科医院には麻酔科医がおらず、(ネットには非常勤麻酔科医がいると書いてあった)麻酔が十分に効いていない状態で執刀が始まり、拷問のような出産だった。途中痛み止めの点滴をしてくれたりもしたが、それでも直ぐに効くわけではなく、痛みと恐怖心から混乱してしまった為、途中から点滴に抗不安薬を入れられた。赤ちゃんが出てきたときに一瞬声をかけられ、赤ちゃんも見れたが意識がはっきりしておらず、うる覚え。手術終了後の説明では精神疾患もあるからそのせいで痛みを過剰に捉え混乱もあったのではという説明までされた。
■ 途中から全身麻酔になり、こどもは低体重児で麻酔中に大きな病院に転院していたので 出産をした実感がありませんでした。 ただただ傷口の痛さと戦っていたので、自分のことで精一杯でこどもに会いたいという気持ちも沸きませんでした。 術後に血圧が上がり、起きていられない状態でした。しんどい体調が続いたので、今思えばもっと積極的な説明が欲しかったし、こどもの情報も欲しかったです。
■ ブロック麻酔というものを使用してたらしく、右肺の方がよく効いてしまったみたいで、術後呼吸しにくかったり、違和感のような痛みがあった。その事を話したかったけど、麻酔科の方も来られず、医師に言うにも、タイミングがなかった。別にいいのですが、左右差があって、ちょっと嫌な感覚(怖さ)があった事を次回以降の人に活かして欲しいという思いが伝えられなかった。痛みは無いか?ということは聞かれたけど、傷の痛みはとてもコントロールがよかったので、痛みは無いです。という会話はできたけど…それ以外の話ができなかったです。