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出産の保険適用化と無償化について#12「価格差があってよい/選択できるほうがよい」
■ 分娩施設によりケア・サービスに違いがあることは、それぞれが助産などについての意見があるために仕方のない事だと思う。そのケア・サービスにより料金に違いが生まれることも仕方のない事だと思う。だから、産む人やその家族がもっと自分がどういうふうに妊娠期、分娩、その後の産褥期を過ごしたいのかを考え、希望を抱き産む場所を選択する必要があると思う。その希望を叶えるために支払うお金については、納得して支払うお金なので高い安いなどの価値観ではないと思う。
■ 保険適用になると、病院で産むのが当たり前という風潮になってしまうと思う。助産院や自宅出産という選択肢があることが、今より更に知られなくなる。産む時の選択肢は、母親が選べるようにするべきだと思うので保険適用には反対です。無痛分娩から自宅出産まで、母親がしっかりと分かった上で選択肢できる自由が保障されるべきです。今のままの一時金がいいと思う。助産院や自宅出産でも一時金はもらえるのかを知りませんが、もらえるのであれば一時金でいいと思う。もしもらえない現状なのであれば、すべての出産は無償化すべきと思う。
■ 無償化になるならば、医療者側の経営の安定も保証されなければならないし、ケアの対価は価値相応に支払われなければならない。そもそも現状の出産施設はお産による収入だけでまかなえているのか。また、どこの出産施設にも役割や特徴があり、ケアの質は違う。ケアの質を正しく誰が評価するのか。対価を支払ってでも質の高いケアを選択される場合はそれもひとつ、良いと思う。タダで産めるということは、本当に良いのか。健康な体で産もうという、産婦側の主体性にも関わることなので、タダが必ずしも良いわけではないとも思う。タダなのだから何でもやってくれというわけにはいかない。妊娠、出産の選択、責任は誰が負うものなのか。日本においては、どう認識されているのか。とはいえ、分娩施設により価格が大幅に違い、この差は何なのか、どう評価するのか。ハッキリと提示されるべき。医療者側の意見も聞くべき。
■ 無痛分娩や、入院中の部屋のグレードなど一律ではなくお金をプラスで支払うことで受けられるサービスもある。一律にしてしまうと、そういったサービスを選ぶことが出来なくなるのではと思うと、一概に一律無償化が良いとも言い難い。
■ 無償化して頂けたらとても助かります。だけど、それによって病院が赤字になって減ってしまうことや今までのケア、より良いケアが受けられなくなるぐらいならお金を払います。
■ 無償であっても、一時金がもらえるにしても、出産という人生の一大事業に対しての自分自身の責任と、社会の理解がもっともっとなければならないと思う。子供が子供を産むような状況からは幸せは作れない。きちんと教育、というか事実を伝えること、医者や政治家の利権ばかりに重きを置く今の状況は破滅の道しかないと思う。
■ ある程度の金額までは国が保証してくれるのが望ましいと思う。けれどもプラスアルファの部分については、産院のオリジナルのものであり、どこで産みたいか、どんな出産をのぞんでいるかという妊婦さんの希望を叶えられるものであっていいと思うので、一律に無償化するというのは、ちょっと違うのではないか、と思う。
■ 病院の特色があると思う(食事が豪華、自然派、無痛 等々)。それらが守られて、選択の自由が守られるのかなと気になる。
■ 私は完全無償化はしなくてもよいと思います。完全無償化にすることで出産に対する抵抗感というものが無くなるのはいいと思いますが、同時に誰でも無償で産めるということにもなります。そのために性教育を満足に受けれなかった人達がクリニックに集まる。産んでしまって育児放棄ということにもなりかねない。それでも出産例だけを増やし出生率をあげたいのか。またクリニックや助産院を今回通わせてもらい、入院環境の質のよさ(病室の綺麗さや使いやすさ)、対応のよさ(産後マッサージやお祝い膳)、食事のよさをなどホテルなみと感じました。これだけ環境をよくしてくださって無償は贅沢言い過ぎかなとは思います。このような出産に関する部分で無償化を図ることよりも、まずは性教育の徹底化、不妊治療の無償化、産まれてからの産後のサポートが県によって違いすぎるので全国共通化などを私は行ってもらいたいと思います。出産の無償化は、例えば、病院で出産される方は無償で、クリニックや助産院で出産される方は今まで通りとか選べるスタイルでよいのではないでしょうか。海外では出産翌日には退院というハードな入院スケジュールが組まれているところもあるようです。本当に出産するだけの場所ってところでしょうか。日本が無償化を目指すにあたり、そのようなハードな制度になってもいいなら、入院環境の質が下がってもいいのならば、この制度になってもだれも文句や反対をいわないのであれば無償化も実現できるかもしれません。
■ 経過に問題なかったので、料理が多くて美味しい産院を選びました。ボリュームたっぷりの栄養のある3食の食事、手作りのお菓子と夜食、行事食といろいろ工夫を凝らしてくださっていたので、お医者さんや助産師さんはもちろん、調理スタッフの方にも良いお給料がきちんと払われて欲しいので、妊婦健診無償化は賛成ですが、入院費用は手出ししてもいいかなと思います。
■ 基本的には無償の考えに賛成なのですが、すごくゴージャスで贅沢なクリニックで高額になる場合も無償なの?と思います。私の産んだクリニックはそういうVIPルームもありました。フレンチディナーやエステがついていました。それも一律に無償でいいのでしょうか。今は一律にお金が出る仕組みなので贅沢なリッチなお産と入院がしたければオーバーする分を個人が払えば良いので、それを選ぶのも個人の自由だと思うのですが、そういった点はどうなんでしょうか。ゴージャスな個室でも一律に無償にという提言ですか?それともそう言った部分は差額を個人が負担、でしょうか(それなら賛成です)。妊婦健診と分娩は無償が良いと思います。健診をチケットみたいなものにしなければ、困窮している妊婦にも産婦人科へ訪れるハードルが下がります。ただ、ぜんぶ無償、としたら、無痛分娩で麻酔するのも無償なの?その麻酔はほんとに必要なの?と疑問にも思うし、先程書いたように、その贅沢な個室とディナーも無償なの?と。ここまでは無償、これより他のオプションは個人で有償、が良いのではないでしょうか。(ぜんぶ無償なら、古くて綺麗でない病院や大部屋に病院などに行かずに綺麗で贅沢なクリニックに妊婦が集まってしまうのではないでしょうか。)