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誘発分娩はしましたか?#1「痛い・不安・辛い・怖い」
≪誘発分娩は、自然な陣痛発来を待たずに人工的に陣痛を起こし、出産にいたらせる方法です。自然な陣痛が起こるまで待つと、胎児や母体に負荷がかかり、リスクが高くなるのを避けるために、陣痛誘発剤(ホルモン剤)や子宮口に器具を挿入させるなどの方法で、陣痛を誘発します。あらかじめ日を決めておく計画分娩と、何らかの産科的要因で誘発する場合とがあります。麻酔分娩でも病院に麻酔医が常駐していない施設では、麻酔科医がいるタイミングに合わせて、計画分娩になることがあります。
以下、アンケートに寄せられた自由記述を掲載します。≫
■薬のほか、バルーンなども使い誘発しましたが、結果帝王切開になりました。子供が無事に生まれてほしいという思いと、ただただ怖いという二つの感情が大きく渦巻いていたように思います。入院し、分娩室でご飯を食べ、吐き…今思うと涙がでるほど苦しかったのですが、同時は、乗り越えなくちゃ、子供を無事うまなくては!と苦痛に耐えていました。
薬の効きがよく、誘発スタートからどんどん陣痛が強くなって、ずっと叫び倒していた記憶。助産師さんもいそがしかっただろうに、叫ぶたびに来て励ましてくれたのはありがたかった。ただ、叫びすぎて、薬を減らすか、でも減らすと陣痛弱くなっちゃうよと選択をせまられたが、そんな場合じゃないよ! と、いっぱいいっぱいだった自分はちょっと責められたような感じを受けたのか、とても記憶に残ってしまっている。
■薬を使うことはやむを得ないことだとその時は理解していたつもりだったが、不安は大きかった。突然やってくる陣痛に戸惑った。三人目だからというのもあるかと知れないが後陣痛も辛かった。
今でも、薬なしで出産できなかったのだろうかと思うときがあります。
誘発する方が普通分娩より辛い時間が長かった。
■夜間に破水して陣痛が来ずに朝を迎えたため、もしかしたら帝王切開になるかもと言われとても怖かった。破水後は普通は陣痛が来るなんて知らなかったし、帝王切開の予備知識もなく、突然お腹を切るかもと言われてとても怖かった。レントゲンの結果、普通分娩可能と判断されるまでずっと怖かった。また、促進剤を使用している最中に陣痛が弱いとのことで、突然促進剤の量を増やされ、突然痛みがかなり大きくなり辛かった。パニックになった。分娩台にその時いたが、耐えきれずに出産をもう辞めると言って分娩台を降りようとしたら手足を分娩台に拘束された。もう少しだから今やめたらもったいないよと言われた。お産の進行状況はまったく伝えられていなかったので、もっと早く言って欲しかった。ゼリー飲料を飲ませてくれた方がいて何とか頑張れた。出産した事はとてもとても嬉しかったが、産まされた、という感覚が残った。もっと自然な出産がしたかった。
■誘発してもらえて安心したが、痛みが急に強くなってお産が急に進んだのでドキドキした。バルーンをやったが、結局子宮口が開かずその日は「もう帰れ」と先生に冷たく言われ泣きながら帰ったことを覚える。
■3日連続で促進剤を投与したため、和痛分娩のはずが過強陣痛により意識が飛ぶのではないかというくらい痛い分娩となった。
■休める時に休むことの大切さを教えて欲しかった。初めての経験でひたすら痛い方が良いのかと思って頑張ってしまった。
■計画分娩であったが、お産が進まず、何日も入院となってしまった。コロナ禍の出産で、家族と面会できず心細かった。
■自然分娩を希望していたが、医師から赤ちゃんが大きめだから早めに出産しようとのことで37週4日で誘発が始まり怖かった。
■初めての使用でこわかったが前期破水により使用するしかなかったので赤ちゃんと自分の安全のために仕方なく使用した。
■赤ちゃんの心拍が機械で計れなくなって、促進剤を弱めにきたり、容態が途中から良く無かったみたいで、医師や看護婦がバタバタしだして、出産に入ったので不安だった。
■前処置が辛かった。
■促進剤を使ってもあんまりきかなかったので効かないこともあることを教えてほしかった。痛かった。
■2人目と比べて痛みがひどかった。40週を過ぎたら誘発分娩をしますと言われていたが、いざそうとなると緊張した。
■赤ちゃんに影響がないのか不安だった。
■アトニン使ったけど、自発陣痛がついてきて陣痛間隔が短くしんどい時間があった。
■とてもしんどかった。
■しんどくて辛いという思いしかない。とても不安だった。
■わたしが低身長のため、予定日には既に赤ちゃんが大きくなりすぎて帝王切開の可能性もあると説明され、入院と言われました。
入院と言われただけで、なんのことかさっぱりで…。
言われるがまま準備して入院したのですが、いきなり膣に棒をいれて子宮口を開くという説明をうけ、めちゃくちゃ苦痛だったことを覚えております。
お医者さんなので言うことを聞かなければ…と思っていたけれど、そのあと点滴してもその日は産まれず。満身創痍でした。
え、これいつ産まれるの?痛みだけがあるけど、何も進まないお産に不安ばかりが膨らんで、夜中に泣いていました。
痛みもずーっとあるため、何分感覚か?と聞かれても、ずっと痛い、としか答えられるずなんとも言えない空気感が辛かった。
■何がこれから起こるか分からず不安になった。つらかった。
■激痛。しなくて済むならしたくない。医師都合の出産だったが、四柱推命的には良い日らしいから医師都合で結果的に良かったのかもしれない。助産師さんが大変。激務になると思った。
■結局帝王切開になったが、心臓の持病もあり、それまですごく苦しかった。助産師が強めの薬を最後に使ったようだが、それはやめてほしかった。
■腰が悪くなりその後の仕事に差し支えた。
■自分の力で陣痛が来なかった。準備不足だった。どうしたら良かったんだろうと、始めは少し自分を責めた。途中からは、産むのは自分で医療の力を少し借りるだけと切り替えたが、ずっとモニターが付いていてリラックスも出来ず、身体は緊張しっぱなし。スタッフも忙しく、コロナ禍で家族の付き添いもなく、気持ちが解れる時が無かった。今思うと、こんなに人工的で器械に繋がれた状態で、誰も側にはおらず孤独で大事にしてもらえなかったなと感じる。
■自分は陣痛を自力で起こせない身体なのか、と思うと悲しかった。
■終わりが見えず毎日不安な思いをした。
■辛かった。赤ちゃんの心拍が何回も落ちたからとっても心配でした。
■説明がなく、予定日過ぎたから薬使おうね。と言われて、その後看護師さんが上に乗って無理やり赤ちゃんを出したので、これが出産?と感じていました。
■説明を受けてもやっぱり初めての処置への不安が大きく、また1日目陣痛に繋がらず病室で1人泣きました。本当に産めるのか心が折れそうだった。
体の内部から自然にくる陣痛ではないので違和感があり、とても不安だった。実際やってみて2-3分でくる強い痛みに心が折れそうだった。NSTをずっとつけられていた、かつ点滴だったので自由に動けず、とても不自由を感じた。自然なお産がしたかった。ただお医者さんには的確に処方してもらえたと思え、産後のケアも丁寧だったとは感じている。
■破水したが、陣痛は起きず翌日に促進剤を入れたけど本陣痛になかなか繋がらず、結果2日かかり後半はこのままどうなるのか分からなくなって不安になった。
■怖かった。その一言です。コロナ禍で立ち合いもさせてもらえず、寂しかった。
■予定日を3日過ぎたとき、微弱陣痛で一度入院したがお産がすすまないので、翌朝から促進剤を飲むことになった。夜中に陣痛がはじまったが(これが本当のお産の始まりだったと思う)計画だからと、陣痛を止める薬を飲まされた。薬で陣痛は止まり、翌朝計画どおりに促進剤を飲み、すぐに激しい痛みとなった。
■無事に出産できたのですが、どこか納得いかないところがありました。産後に全身に湿疹がでて、抗生物質を服用して母乳を何日か止めることになり、大変でした。促進剤と陣痛を止める薬、両方は体の負担になったと思います。
■予定日を超過し子供のサイズも大きく誘発剤をうつようになったが、不安は大きかった。
■もう少し待ってもいいよという医師の言葉より心配が勝り、誘発になってしまったことが後悔。器具を入れられたのが痛かったし、不快だった。
■巨大児傾向だったので早めに入院、誘発したが、胎児自体はまだ生まれる準備ができてなかったのかなかなか本陣痛が来ず、先に生まれた人の声が聞こえてとても辛かった。
■高位破水し、24時間経過しても陣痛がこなかったので医師から誘発を勧められました。私はできるだけ医療介入なく出産したかったこと、院内助産院での分娩を希望していたことから、もう少し時間が欲しいと伝えましたが、赤ちゃんに感染のリスクがあるからと半ば強制的に誘発が決まりました。しかし赤ちゃんのタイミングではなかったようで、丸一日激痛に耐えましたが結局自然陣痛はこず、子宮口も開かず、翌日に持ち越しと言われました。コロナ禍で立ち合いも面会も不可、ナースコールをして助産師さんがきてくれても忙しそうにすぐに帰っていき、初産を一人で誘発の痛みに耐えるのは本当に心細く辛く、泣きました。
■高位破水で分娩が進まず促進剤(錠剤)で出産。下の子は促進剤なしで産んだので、促進剤あり、無しの差がかなりあったことがわかった。促進剤は無理に起こす陣痛で痛みが激しくて辛く、下の子と比べると不自然な陣痛だったと感じた。仕方がなかったが心の準備が出来なかった。
自然に陣痛が来る時より痛みが強い。
"初めての出産で誘発分娩をすることになり不安と緊張で涙が出ました。
1人の助産師が奥の方で泣いてますと担当の助産師に伝えた声が聞こえて担当の助産師が一言「旦那が帰ったからでしょ」と、とても感じが悪く、本当に今から出産する人間に聞こえるように言うのは失礼だと思いました。
■初産でしたが、赤ちゃんが大きく、高血圧症で入院していたため、予定日の1週間前から前日まで3回促進剤とバルーンを使用しました。
陣痛が弱かったので、仕方がなかった。
前期破水だったことに気づいておらず、誘発すると思ってもみなかったので不安だった。
耐え難い痛みだった、この痛みを耐えるくらいならもう出産を諦めたいと思うくらいつらかった…自分も子どもも生きる事すら考えられないくらいの痛みだったので。破水で入院した為、促進剤を使ってもらったので、ずっと痛かった。 初産だったので、こんなもんかと耐えた。
破水後1日陣痛がこなかったので、誘発したが、今思うと陣痛らしき痛みはあって、助産師さんにきちんと伝わっていなかったように思う。
必要なことと説明を受けるが心がついていかなかった。
■普段から病院へ行くことが無いため、急遽腕に管がたくさんつけられ、殺風景な部屋で待つ時間、とても緊張していた。
本当は自然な陣痛を待ちたかったが、妊娠高血圧症と診断され、医師の提案に従いました。担当医師を信頼していたので不満はありませんが、私さえ高血圧症にならなければ、という後悔に似た思いは今もずっとあります。
薬を使ってもなかなか陣痛がつかずしんどかった。
誘発を受けたが、何回も何日もかかって、精神的にも身体的にも辛かった
誘発剤での陣痛はいきなり1分感覚で辛かった。
誘発中に過ごす部屋が、ずっとラジオがかかっていたのがすごく気が散ってイライラした思い出があります。隣のベッドの人が聞いているラジオかと思って、何も言えなかったのですが、まさかの病院側がつけていたラジオだったと知り、やめてほしかったなぁと思います。
■予定日よりも早い破水だった為、聞いていなかった処置を色々受けて不安だった。
■陣痛誘発は過酷だった。大した有効陣痛がこなかったのに、破水してしまって、結局産まなきゃいけなくなった。
■前期破水で陣痛が来なかったためにしたが、副作用がでて40℃超えの高熱が出る中でのお産になり、散々だった。
■微弱陣痛で今思えば助産師さんと看護師さん2人付いておられましたが長時間になり最後は看護師さんがお腹に乗り押し出した記憶です。その事だけが初産で強烈な記憶に残ってます。
■微弱陣痛になり丸3日かかった。面会もできず、常時スタッフがいるわけではないため、孤独であった。
■バルーンが本当に嫌だったし、痛くて怖かった。
■結局子宮口の開きがなかなか進まず緊急帝王切開になり、誘発剤の点滴をやめた後、陣痛の痛みが耐えられないと感じた痛みから耐えられると感じる痛みに変わった。
人工的な誘発のため、身体の負担がかなりあり、産後の日だちが明らかに悪く、2ヶ月間布団で寝ていた。つらかった。