ひと粒の種から
昨年の冬に
職場の玄関アスファルトに落ちている
無数の種にふと足が止まりました。
頭上には綺麗な紅葉を楽しんだ樹木。
それはイロハモミジ。
ふと育ててみたくなりました。
はじめてイロハモミジの子葉を見たのですが、本葉との違いに心が動きました。
始めの葉は子葉
次に開く葉から本葉といいます。
子葉と本葉は形も役割も違います。
いつから、なぜ?
考えだしたら止まりません。
小さい種から出た芽は、
どれも大きな木になる可能性があることを
考えるとワクワクします。
🌿夏には葉が生い茂り
🍁秋には紅葉
冬には種を落とします。
地球に生命が誕生したのは
約38億年前の海の中
ひとつの細胞からだと言われています。
海の中で動物、植物と分かれ…
たくさんの変化を繰り返していきます。
植物が陸上に進出したのは約4億年前
どれだけの変化をしたのでしょう。
それからもたくさんの変化を繰り返して
今があるのですよね。
ひと粒の種から芽がでて
次々に様子を変えていく姿を
じっくりとみていると…
地球の生命は
最初はひとつの細胞から始まっている
ことに思いが至ります。
私は植物の観察をしながら、
単純にその偉大さに感動したり、
また、その視点を日々の問題解決に
つなげてみたりと私のなかで
充実していくから面白いのです。
最後に最近読んだおすすめな本。
ある国の王子様が勉強ばかりに
疲れているのですが、
唯一お城の外に馬車で行く時間が
ワクワクする時間。
題名 「みしのたかくにと」
作者 松岡 亨子
絵 大杜 玲子
出版社 こぐま社