神田→秋葉原→御徒町→上野さんぽ

何故か朝、目覚めて思った
稲荷寿司が食べたい
まぁ、好物なのでいつだって食べたいんだけど
ただ、そう思ってしまったからには
美味しいヤツを食べたい。
調べてみると、神田に美味しいお店がある模様
それは行ってみなければ！

というわけで、

神田志乃多寿司、到着
シックでかっこいいお店。
地下の食事処もやってたけど、今日はテイクアウト
店内にて、さてさて迷う
稲荷寿司だけの数が多いヤツを買おうと思ってたけど、実際見てみると太巻きも干瓢巻も美味しそう
中でも茶巾寿司の黄色の美しさ。
これは食べないわけにはいかない
というわけで
いなり三個、太巻きふたつ、それに茶巾寿司の三品セットに。我ながらナイスセレクト
お会計、受け取って、さてどこで食べよう。
近くにワテラスってとこがある、そこに広場がある、そしてベンチがある。よし、決まり

もう、この黄色い包み紙が可愛い！
調べてみたら鈴木信太郎って人の作品らしい。覚えておこう
他にも学芸大学のマッターホーンのパッケージも手掛けてるみたい。それも実際見てみたい
包み紙を破らないよう開いてみたらビックリ！

箱に谷内六郎の絵！
横須賀美術館で観てから、ずっと好き。この素朴さ愛らしさがなんともいえない
まさかこんなところで出会うとは
なんだか稲荷寿司を食べる前にパッケージだけで感激してしまった

そして、ご開帳！
うーむ、整ってますなぁ
食べました。もうね、美味しいんです。
いなり、太巻き、どちらも蓮根が大活躍
シャキシャキした食感がもう…
おあげのあまじょっぱさも良いなぁ
そして茶巾寿司、食べるの初めてです。
なんかいろいろ入ってます。エビとか
美味いなぁ、これはまた食べなきゃ

満足したので、さんぽを続けます

だいたいお決まりの食べたらお風呂&サウナ
おもしろかったのが日替わり風呂がぐでたま風呂で
黄色い球体にぐでたまのイラストが描かれたものが大量に浮かんでて、ぐでたまに囲まれて入浴するという子供だったら大喜び！なんだろうけど、浴場に居たのは全員おじさんでした
けど、おじさんの一人である僕は癒されましたよ
で、風呂をあがって
またプラプラ

万世橋
そして、

総武線の高架下はオシャレ

いろんなお店が連なってる
デートにいいよね
天然染めの麻素材のゆったりしたシャツが良さげだったなぁ、高かったけど試着だけでもしてみれば良かったかな

外に出れる、万世橋は絵になるなぁ
後ろのBIG APPLEが邪魔だなぁ
昔の日本は素敵な光景だったんだろうな
なんでこんなにグチャグチャした景観になっちゃったんだろうな

そんなことを思いながら

少し歩いたら秋葉原
うーむ、この街には圧倒される
さらにてくてく

今度は山手線の高架下
こっちは日本各地のアンテナショップって感じ、缶詰とか興味深かった

なんか、新しいとこ出来てた
お洒落な雰囲気と秋葉原的な文化が融合した施設

まんだらけとか、アーケードゲームがあるバーみたいなところとか、甲冑があったりDJ養成校があったり、非常に不思議な雰囲気
で、そこからまた少し歩くと

ここはけっこう前からある
東東京の手仕事のお店がたくさんある
欲しいものは無かったけど、なんとなく見て回るのは楽しい

なるほどね、というわけで御徒町方面へ

途中、行列が出来てるお店
そいえば前に来たことある、トロトロのタマゴのサンドイッチが美味しかったとこだ
やっぱり若い子には人気なんだね

そこからさらに上野、アメ横へ
だいぶん活気が戻って来たなぁ
ただ、ちょっとこの人混みは不安だから人通りが少ないとこ歩こ

そろそろお酒が飲みたい時間帯

立ち飲み屋さんへ、キャッシュオンで
アサヒ大瓶と二品でぴったり千円、お手頃

そして、もう一軒。同じ系列の別店舗へ
こっちのが広い
外の看板に肉じゃがってあって注文してみたら
「今日ないよ！カレーならあるよ！」
えーと、全然違う！って思いながら
「じゃ、それで」
と言ってしまう自分
奥のハツ二本は、他の注文し間違えなのかなー
「焼きたてのハツ食べます？」
「あ、はい。お願いします」
うーーむ、美味しいから良いんだけど

今度はコアジの南蛮漬け、これも
「南蛮漬け、どうです？」
と、持ってこられて
「あ、はい、いただきます」
なんかもう、されるがまま
ここにいると注文してないものでお腹いっぱいになっちゃうという恐怖感に襲われる
ま、美味しいから全然いいんだけどさ

外に出ると良い時間帯
酔いもあって、すごく気持ち良い
気持ちいいから、もう少し歩こう
てくてく

すたすた

さらに歩いていくと、路地の奥から好きな歌が聞こえてきた
『デイドリームビリーバー』

ずっと夢を見て　幸せだったな
僕はDay Dream Biliever そんで
彼女はクイーン

忌野清志郎が亡くなった、育てのお母さんに向けて作った歌らしいんだけど、僕には失恋の歌に聴こえてた

ある日ラジオから流れてきて、夢みたいな時間をくれた女性との日々が溢れてきたんだな

倉庫みたいなところでライブ？をやってるぽくて
向かいのカフェに入る

ビール飲もう

向かいが窓から見える

わー

トイレに入ったら、誰の歌声なのかわかった

さて、帰ろ

2020.10.18のさんぽ　tera