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させていただきます

「ご連絡させていただきます」
「担当させていただきます」

「〇〇させていただきます」は会社にいるときによく聞く言葉遣いである。
私はこの言葉遣いがあまり好きではない。

そもそも、「〇〇させていただく」は
・基本的に他者の許可を得た上で
・自分が行うことについて、その恩恵を受けることに対して
 敬意を払っている場合
に使う言い回しらしい。
許可を得ていない場合は「〇〇いたします」と使うのが普通とのこと。

ビジネスのメールなんていちいち相手に「メールしていいですか?」
なんて許可を取っていないし、「御社を担当してもいいですか?」なんて
聞かない。
自分(会社)の都合でそうなっているだけじゃないか。
そんな中で同僚がこの言い回しを多用しているのがとても気持ち悪い。

芸能界においても、気持ち悪いと思うときがある。
某筋肉系ダンスグループでは、上下関係が厳しいのか
「この前先輩の〇〇さんと飲みに行かせていただいて」
のように話をしているのを何回か見た。

飲みに行って、じゃダメな理由があるのか?
内の話を外にするんだからそれが普通じゃないのか?
おかしいな〜と思いながら過ごしている。


明日も明後日もこの気持ち悪さを感じながら、
けれどそれを口には出さずに暮らしていく。

させていただく、君はなんか恩着せがましいよ。

いただいたサポートが、ひいてはお笑い芸人のサポートに繋がります。多分。