橋下徹に告ぐ

 ツイッターで流れている諸々の情報を鑑みるに橋下徹は家庭が、特に子どもが「育てたように」育って心休まる場ではないのだろうと思った。何故わかるかって自分が「強さ(=金を稼ぐ能力)がないものは滅びろ」的志向の父親がいるからだ。多分自分が愛ある家庭が欲しいから子どもをいっぱい作ってこれで心安らかになれる。と思ったのだろうが「父親が自分のために一方的に」育てる子どもがまともに育つわけがない。もう子どもも反発したり言うこと聞かなかったり暴れ出したり色々地獄を見ているんじゃないかと推測する。
 子どもにとって一番大切なものは何だろう?「自分は生きてていい存在だ」っていう世の中に対する信頼じゃないかって思う。自分の心に、子どもの自分に向き合って欲しい。それが欲しくて子ども…無邪気に信頼してくれる存在が欲しい。だから子どもをいっぱいつくったのだろう。それは条件付きの愛だ。自分の望むような子じゃなきゃ愛さない。子どもは自分が惨めで屈折する。全部推測の域を出ないが。
 でも、もう子どもも人間として仕上がってる頃だ。無邪気に信頼を父親には向けないだろう。自己肯定感が低くそれで「強くあれ」と無茶を言われる。そして橋下徹はこんなになってしまったのは自分の教育が甘かったからだと思ってる。自分の弱さに向き合えない人間の典型的な思考である。
 それは状況を悪化させる。愛してほしい父親は「厳しくすれば子どもはうまく育つ」という間違った…流行りの言葉で言うなら「認知が歪んでいる」ことに絶望していると思う。子どもを犯罪者にしないために自分と向き合えよ。高校生に酷い言い草してるのは家庭が地獄なんじゃないかって思ったぞ。愛とか情緒的なものをバカにしてる場合じゃない。強さを志向する心は歪みを内包している。そのことに気づけ。自分を大切に大切に守るために他人の思いを踏みにじるな。お前が弱いことを認めたくないから他人を攻撃してるっていい加減気づけ。

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