『道明寺天満宮門前の地ビール醸造所づくりプロジェクト』の現場に行ってみた
こんにちは。清水オサムです。
今回も古民家再生プロジェクトの追っかけです。
場所は、大阪府藤井寺市。
大正時代の古民家を地ビール醸造所とシェアキッチンにリノベーションするプロジェクトです。
昨年7月に現地視察ツアーに参加させていただきました。
現在、すでに資金調達+工事を終えてプレオープンしているようです。
前回レポートした龍野の帰り、大阪で途中下車して立ち寄りました。
どきどき。
1.プロジェクトについて
道明寺天満宮門前にある築96年の建物が、
リノベーションで“まちの案内所×地ビール醸造所×シェアキッチン”に生まれ変わりました。
その名も『MONZEN』。
プロジェクトマネジャーは、
土地ゆかりの方々で構成する『一般社団法人とこなり』さん。
龍野と同じ『株式会社エンジョイワークス』さんがクラウドファンディングをしています。
きっかけはここから ↓
昨年夏に開催されたまち歩きツアーです。
古墳+地ビールという、僕の趣味に合わせてくれたかのような奇跡の組み合わせ!(*^▽^*)
おもわず千葉から参加しに行ってしまいました。
2.藤井寺市について
藤井寺市は、大阪府南河内地域北部に位置する大阪のベッドタウン。
全国で5番目に小さい面積の中に歴史がたくさん詰まっている都市です。
・面積:8.89㎡・人口:63,423人、世帯数:29,518世帯
・大小の古墳が密集する「古市古墳群」、市の名の由来「葛井寺」
菅原道真公を祀つる「道明寺天満宮」など、歴史遺産が豊富
JR大阪駅から最寄りの近鉄道明寺駅までは約45分でした。
藤井寺には古墳がたくさん!
道明寺天満宮
物件はここのお膝元にありました
3.物件について
①リノベーション前
昨年7月にで訪れた時の様子です。
かなり老朽化が進んでいますが、天満宮の門前に建つ、歴史のあるまちにふさわしい姿です。
"TOBACCO" の看板、昭和だ~、懐かしい。
手前が天満宮への参道
間口が広くて使いやすそうです
開発中の道明寺麦酒美陵(MISASAGI)ビール
②リノベーション後
今回訪問時の様子です。
ファサードはほぼ原形のまま、素敵なカフェができていました。
”TOBACCO”のかわいい看板も残っています。
よく見ると、ショーケースに入っているのはたばこではなく、ここで製造される予定の美陵ビールでした。
反対側から撮影。
手前が道明寺麦酒醸造所です。
③店内に入る
まん延防止等重点措置により、残念ながら醸造所は本稼働しておらず、日中のみ、カフェとしてプレオープンしています。
土曜日の午後、店内は多くのお客様で賑わっていましたよ。
カフェ店内。
グランドオープン時には、シェアキッチンとして多用途に利用できるようになります。
裏庭にも古民家を改修したスケルトン東家がありました。
トイレがまた開放的でした!
④off coffee
現在シェアキッチンは、普段は店舗を持たないカフェoff coffeeさんが運営されています。
僕は、コーヒーといちごのケーキをいただきました。
わがまま言ってカウンターの中で写真撮影。
うしろの壁のタップからビールが出てくる日が待ち遠しい。
5.まちを歩く
半日のあいだにしっかり趣味の古墳巡りもしてきました。
大小さまざまな古墳が徒歩圏にたくさん。
堪能しました。
もちろん道明寺天満宮参拝も。
”はにわ”おみくじ引かせていただきました。
6.プロジェクト詳細
最後に当プロジェクトの詳細についてご紹介しておきます。
①プロジェクトと投資ファンド
②プロジェクトマネジャー
一般社団法人とこなり さん
③カフェ運営
off coffee さん
6.あとがき
藤井寺に来るのは昨年以来、今回が2回目です。
空き家再生に興味をもつことで、今までご縁のなかった場所、人、モノと関わることができるようになりました。
一期一会、大切にしていきたいと思います。
off coffeeの岩本さん、突然の訪問にも関わらず、おいしいコーヒーと楽しいお話しでもてなしていただき、ありがとうございました。
こだわりの食器、紙のダウンライトシェードも素敵でした。
コロナの関係で遅れているグランドオーブン。
古墳めぐりしながら、できたての地ビールが飲める日を楽しみにしています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからも、今回のような等身大の建築・不動産プロジェクトのご紹介をしていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
パラリンピックがはじまりました。
混沌とした世界情勢ですが、東京の時と同様、全ての人に勇気を与えてくれる大会になりますように。
清水オサム_New Normal Life for 100
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