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『10円玉掃除編』の解説

参勤交代、江戸、江戸ー!どうも!お侍ちゃんでござる!

本日はこちらの動画を解説して参る!

人から人へ巡り巡っていく硬貨。

「金は天下の回りもの」

と申すけれど、実際に回る過程でさまざまな汚れが付着しておるのでござる。

その汚れを除去するのに有効なのが

『クエン酸』

飲料などにも入っており、疲労回復としても有効なクエン酸。手軽に手に入るこの物質が清掃に一役買ってくれるのでござる!

サビは金属が空気や水と反応して酸化することにより反応いたす。クエン酸は酸性で、この汚れに反応してきれいになるのでござる。

クエン酸は弱酸で、水に溶けると水素イオンを放出いたす。この水素イオンと硬化表面の酸化物が反応して酸化物を溶かすのでござる。

例えば10円玉は銅でできております。銅の元素記号はCu。これが酸化すると酸化銅CuOになります。これが溶けた水素イオンHと反応して
CuO+2H→Cu+H2O
となり、酸化銅が銅イオンとなり、表面がきれいになり申す。
※表記上イオンの+は書いておりませんすみませぬ。

他カルシウム塩や炭酸塩などの白っぽい汚れや、硫化銅のような黒っぽい汚れも同じように反応して汚れを取り除くことができます。

そして汚れが溶け出ることで硬化の元の金属面が現れてきて光沢が戻るという仕組みでござった!

コツは汚れ落としは少し時間を置くこと。そうすることで汚れが浮いてきて落ちやすくなります。科学的に言うと反応を十分にさせてからだと作業しやすくなるということになるのでござる。

終わったら水で洗い(中性にして)、しっかり水気を拭き取りませう!
古銭などは酸性がダメージ与える場合があるので、ご注意くだされよ!

江戸、江戸ー!

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「大事なことは、まず始めることだ。そして、挑戦を続けよ」伊達政宗
「最も多くの人間を喜ばせたものが、最も大きく栄える」徳川家康

今日はこれにて鎖国!!



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