『クエン酸と重曹の比率による反応』の解説
参勤交代、江戸、江戸ー!どうも、お侍ちゃんでござる!
お侍ちゃんの「科学の寺子屋」、本日はコチラの動画を解説して参る。
なんか不思議ーとかおもしろしーなど思っていただけたらうれしいでござるが、、、
こちらは重曹(炭酸水素ナトリウム:化学式NaHCO3)とクエン酸(化学式C6H8O7)を反応でござる。
重曹とクエン酸の反応式は
3NaHCO3+C6H8O7→Na3C6H5O7+3H2O+3CO2
なのでござるが、今回のカギは最後のCO2。これが水に溶け込むと炭酸になりますな?
これが比率が異なるとどうなるんだろうという実験をしてみました。
①クエン酸、重曹ともに10g。
ここから比率を変えて参ります。
②クエン酸10g、重曹20g。
これは①と比べてゆっくりでござったね。
重曹が多い分、クエン酸使い切るまでに時間がかかるので反応が長く続きます。途中で沈んでしまった重曹をかき混ぜてあげることで反応して少し復活いたしたね。
そして③はクエン酸20g、重曹10g。
これは逆で反応がたいそう早かった。まるで火山が噴火しているかのよう!!
酸(クエン酸)と塩基(重曹)の量が変わるとイオン濃度が変わり、化学反応の速度に影響を与えるのでござるねー。
ちなみに②の液は弱アルカリ性、③は弱酸性を示しますゆえ、②はサビ落としや水垢汚れ、③は油汚れやタンパク質汚れに効果を発揮。
①は炭酸ガスが発生した中性よりの溶液で汚れ落としに使えます。
量が多いとその分反応もすごくなるので10gでなく20gとかでやるともっと激しいのが見られるやも??ぜひお試しあれ!!
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今日はこれにて鎖国!!