小5で味わった初めての挫折
小学5年生の時、正直あまり勉強もしてなくて学校の成績もよくありませんでした。
そこで仲の良い友人と二人で塾へ行こうと決めます。
親を説得して、隣町の駅前にある結構有名な進学塾へ向かったのですが、そこで予想もしていなかった事が起きます。
その塾へ入るには入塾テストがあり、合格しないと入れないという事でした。私はすんなりと塾へ入れると思っていたので、結構驚いたのを覚えています。
そもそも勉強が苦手だから塾へ行こうとしているのに、そこでテストがあるとはどういう事だと思いながらも友人二人でテストを受けました。
結果は二人とも不合格・・・学力不足で入塾は認められませんでした。
その時初めて大きな挫折感を味わいました。自分は塾で勉強したいのにそれが叶わないというとてもやるせない気持ちです。今もこの時の事を覚えているという事は当時かなりショックだったのだと思います。
その進学塾のチラシや広告を見てみると、難関中学合格者多数!とか、○○中学合格者何名とか派手に宣伝していました。
それを見て友人二人で「そりゃ初めから勉強が出来る生徒ばかり集めてるんだから当たり前だろ」と文句ばかり言っていました。
今もこうした進学塾の合格者○○人とかいう広告を見ると、当時の記憶がよみがえり、何だよって思ってしまいます。
そんな私でも中学高校と進み、頑張って勉強をして大学まで行く事が出来ました。大学受験の時も予備校に通う事になったのですが、入塾テストはまた落とされたら嫌なので、テストのない所を選びました。
それにしても何なのでしょう、入塾テストって・・・
もちろん塾側の気持ちも分かります。全然勉強が出来ない生徒が入ってきても、授業についていけないでしょうし、他の生徒の迷惑になりますからね。
でもやはり入塾テストで勉強が出来ない人をふるいにかけるというのは、本末転倒のような気がするのですが・・・
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