見出し画像

【資料】PCR検査抑制論の年譜と語録

[2024/8/8更新]

過去を糾弾したいわけではない。
未来に過ちを繰り返さない為に。

 「政治の信頼を回復するには、過ちや不公正に毅然と対峙することが必要です。この一年半のあいだ、政府や厚労省、一部の医師や専門家によって宣伝された偽情報は、撤回されなければなりません。合理的なコロナ対策はその先にしかないからです。」(※1. 引用元)

 政府が検査抑制を進めた結果、日本は未だ検査キャパ不足の課題を引きずっている。当時は致し方ない理由があったのかもしれない。海外からの試薬の調達不足・検査体制の未整備・医療従事者の感染の不安・検査場での感染拡大、様々な懸念があったと思う。然し、それをベイズ推定という全く別の説明で、安易に世論を抑え込もうとした。騙す意図はなかったとしても、「国民の声を封じればよい」と、真の問題解決への努力を怠り、検査への誤った不信を抱かせ、後々の感染症対策に大きな弊害となったことは明らかだろう。

 当時、多くの識者や専門家が、声を揃えてベイズ推定で検査抑制を説いた(※2. 参照先)。”こびナビ”の人もまた、自分がそうであったことを忘れてはいけない。過去の発言の過ちは消えることはない。まず自らが過去を訂正し、自らが拡げた誤情報を回収しなければ、その後のどんな活動も信用されない。未来に備えて「過ちて改めざる 是を過ちという」を自省とすべきである。

 “誰が、どのタイミングで、何を言ったのか”

 切り取られた情報ではミスリードになるので、原本を忠実に並べて俯瞰する。其々の発言を追うなかで、まず事実を明らかにする。
 この記録が発言した当人にとって何かの気づきに繋がれば幸いである。

【参照】
※1. 三春充希⭐みらい選挙プロジェクト
“合理的な新型コロナ対策のために”
https://note.com/miraisyakai/n/na52f8ed7ac4b
※2. 以下の記事を参照ください。
“「PCR検査は事前確率が低いと偽陽性になるから無闇に検査をしてはいけない」は誤り”
https://note.com/osamu_iga/n/n70044a82fab7

★PCR検査抑制論の年譜と語録★

[引用元については個々のURL等をご参照ください]

【2020/1/28】指定感染症指定

【2020/2/3】DP号横浜到着

【2020/2/4〜2/5】
木下喬弘氏

出たよ検査病。 検査前確率と感度特異度って本当に理解されないですね。 せめて中国渡航歴あるいは渡航歴のある人との濃厚接触者に限定してくださいね。https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1224553765593853953?s=20

単純な2✗2表なんですけど、一般化するとベイズの定理が出てきて確かに難しいのかも知れないですね。具体例を出せばわかってもらえると思いますが、誰か府知事にレクチャーしてくれないかな…😅
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1224831271848882176?s=20

【2020/2/7】新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード

◾️クルーズ船乗客への対応を中心に議論
今後、国内同様、14日間の観察をすべきではないか。国内同様の対策をとるべき。症状がある人への治療が原則。
○ 全員下船させてもよい。
○ なるべく早く下船させられるよう、必要な情報を集めるべき。
○ クルーズ船は武漢よりは日本国内に近いが、それでも非常に濃縮された環境であることに留意すべき。
○ 構成員の意見を踏まえると、クルーズ船の対応については、チャーター便とは異なり、全例を検査することまで必要はない。有症状者のみでよいだろう。 その他の者については14日間の経過観察。これについては合意を得たと思う。症状のない人に対して検査を行うことについて意見を聞きたい。
○ 意味がないのではないか。
無症状病原体保有者は入院する必要があるか。
○ 自宅待機でよいと考える。
感染性、病原性についてどう評価しているか。
無症候病原体保有者の感染性についてはどうか。
○ エビデンスはないが、感染性がある可能性はある。
○ 感染性があるものとして扱うべき。エビデンスを待っていては遅い。そのことを国民に説明し、理解を得るべき。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000628407.pdf

【2020/2/9】
岩田健太郎氏

PCRの感度は30-50%。陰性だからと家に帰されて家族内感染も。だから無症状な人に検査して間違った安心感を与えてはいけない。健康監視が大事。検査は万能ではない、臨床医学のいろは。
遺伝子検査だから全部引っ掛けるだろうという誤解は医療者にも多いです。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1226458361706582018?s=20

【2020/2/10】
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード

◾️無症候病原体保有者の取り扱いについて
○ PCR検査のキャパシティが問題になってくる。やはりPCRのキャパシティをとにかく上げるのだというようなことが前提になる。
○ 今、これだけの緊急事態のときですからクオリティーコントロールをしっかりした上で、アカデミアのラボをもっと活用することがあっても良い。
○ 一般的には、無症状の人はウイルスの排せつが少ないということであっても、ほかの人に感染させるのが少ないとは言い切れない気がするが、どうでしょうか。
○ 現時点の解析では、無症状でもウイルス量がそれなりに多い人は見つかっている。ただ、必ずしも入院して本当に管理をすることが必要なのかということは考え方によるだろう。
○ 早期にはやはり感染の疑いのある無症状も含めてなるべく入院してもらう。 感染の拡大期になったら、もうこれは基本的には自宅でやっていく。国は、強制力はないのだけれども、これは国民のため、社会のためにお願いすることぐらいできないはずはないので、私はむしろやるべきだと思う。
○ そのときに考慮しなくてはいけないバックグラウンドとしては、やはり致死率の高さとか、そういう症状も勘案していかなければいけない。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000628401.pdf

画像19

【2020/2/12】
鎌江伊三夫氏

つまり、全員検査を行えば、2人に濡れ衣を着せ、49人から82人ほどの感染者を見落とすことになるのである。誰がそのようなエラーに該当するのは分からない。濡れ衣を着せられた人は、本当は感染していないのに検査陽性を告げられ、結局、感染者扱いされるという困った結果を招く。実際、無症状で陽性が出た場合、検査判定の時点では無症候性感染者(症状が出る前の潜伏期か、あるいは感染しても発症しない人)なのか、あるいは偽陽性なのかは区別できない。したがって、メディアの多くが報じているように、陽性の出た人を、そのまま無症候性感染者と決めつけることはできない。
 一方、本当は感染しているのに見落とされる人が50人やそれ以上のレベルで発生すれば、これも公衆衛生上は困ったことになる。各人の生活圏内にウイルスの拡散を許す結果になりかねないので、陰性結果を得て無事に帰宅できた人にも、注意深い経過観察をお願いしなければならないし、衛生当局も何らかのモニターを続けなければならないことになる。以上のような問題をできるだけ避けるためには、本来、集団スクリーニングは、対象をハイリスク集団に絞って行うべきものである。この原則に従えば、水際作戦としての感染防御の観点からは、全員検査を急いでやるべきではないとの結論になる。その意味で、これまでの厚労省が取ってきた方法は間違っていないと言えよう。
https://web.archive.org/web/20201101032005/https://cigs.canon/article/20200212_6236.html

【2020/2/24】
WHO  調査チーム報告書

“WHOと中国の合同調査チーム報告書”
①最高レベルの対応プロトコルを即座に発効し、政府全体・社会全体でCOVID-19封じ込めに必要な公衆衛生的な対応をとること。
積極的かつ包括的なケースの検出と即時の検査と隔離、接触者の丁寧な追跡と濃厚接触者の厳密な検疫
③COVID-19の深刻さと伝染を避けるために人々ができることについて、公衆に完全に理解してもらうこと。
④非典型的肺炎患者全員の検査、上気道症状を持つ一部患者及び/あるいはCOVID-19暴露者へのスクリーニング、既存のサーベイランス体制にCOVID-19ウィルス検査を追加して、COVID-19感染経路を同定できるようにすること。
⑤感染経路を遮断するために必要なさらに厳重な措置(大規模集会の中止や学校・職場の閉鎖)を発動するための計画策定とシミュレーションをセクタ横断的に行うこと。
https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/who-china-joint-mission-on-covid-19-final-report.pdf

【2020/2/24】
坂本史衣氏

無症状者や軽症者を含め、無差別にCOVID−19のPCR検査することは感染対策上有意義か?ということについて考えてみましたが、以下の理由により、現時点で有意義とは言えません。
① 感染者の30-70%はPCR検査が陽性にならないから
 どのような検査でも感度(感染した人のうち検査で検知できる人の割合)は100%ではありません。これまで報告されているCOVID−19 PCR検査の感度は30-70%と幅があり(検査の時期や採取部位なども感度に影響するため)、いずれにしても100%ではありません。感染者を全例把握するには心許ない検査です。また、現在のようにまだ有病率(COVID−19にかかっている人の割合)が低い状況では、陽性の結果は実は誤りである可能性が高まります(ベイズの定理)。
② 無症状や軽症のPCR陽性者は治療の対象とならないから
 重症の患者さんにとっては病気の原因がCOVID−19であることを特定することは治療の方向性を明確にするために重要ですが、無症状の方は検査陽性でも治療の対象とはなりません。軽症な方もそうです。そもそもCOVID−19の治療法は確立していません。現在国内では接触歴が追えない感染者が増えています。そのためこれからのCOVID−19対策は、検査で感染者をつぶさに見つけて(とは言え①の理由で限界がありますが)感染の拡大を防ぐことから、重症な患者さんを死なせないことに注力する方向へとシフトして行くと考えられます。COVID−19に罹るほとんど(80%)の方は長めの風邪をひいて治ります。幸い小児にはこれまで感染例も重症例も少なく、妊婦さんも少数の感染者を見る限り重症例はほとんど出ていないようです。これからはCOVID−19には誰もがかかりうるという前提で、軽症者は自宅で休養し、限られた(検査を含む)医療資源は重症者の治療に振り分けることが必要になります。このような国内でのCOVID−19の発生状況や次項の③を考えた場合、無症状あるいは風邪やインフルエンザの初期症状のある軽症の方をPCR検査で特定することの意義は薄いと言えます。
③ PCR検査は病院では実施ができない(今後は実施できる病院が増えるが限られる)うえ、結果が出るまでに長時間を要し、費用も高額であるから
 PCR検査はウイルスの遺伝子を増幅させる検査法で特殊な装置、検査キット、技術を要します。インフルエンザの迅速検査のように鼻に綿棒を入れて誰もが30分ほどで簡単に結果を出せるものではありません。現在病院でCOVID−19のPCR検査を行うことはできないので、医師が検査が必要と判断したら、保健所に書面と電話で依頼し、保健所が病院に検体を取りに来て、検査センターまで運び、そこから検査が始まることになります。検査自体の所要時間は約5時間ですが、検体の受け取りから結果の報告までにそれ以上の時間がかかるため、当日中に結果が出ることは稀です。また、一度に多数の検体が検査センターに搬入されると待ち時間がさらに長くなり、結果報告までに2日ほどかかることもあります。そのため、検査をすることになった患者さんの多くは、軽症でも入院を要することになります。そして検査にかかる費用も高額です。今後は病院でも検査ができるように準備が整えられていますが、すべての病院で実施できるようになるわけではありません。このような中で無症状あるいは軽症な方にまで検査を拡大すると、重症な患者さんの検査が後回しになる恐れが生じます。また検査のための手続きに時間を取られ、重症な患者さんの治療に割く時間が減ってしまうことに繋がります。
https://twitter.com/SakamotoFumie/status/1231615894712774656?s=20&t=QgFq9gUp3mVGhpc1QWPYyQ

【2020/2/24】
室月淳氏

ここでは感染の見こみが高いひとを「ハイリスク」、低そうなひとを「ローリスク」とよびます。陽性的中率,陰性的中率はこの事前の見こみによって大きくかわってくるのです。仮に、事前のリスクが50%程度見こまれるハイリスクのひとであれば、図のように陽性的中率、陰性的中率はいずれも50%となります。逆に近所に患者がいたとか、風邪症状があって心配だというひとが検査を受けるとき、仮にその感染リスクを2%程度とします。そうすると、検査陰性のときに非罹患は99.8%ときわめて高いのですが、検査陽性のときに真に感染しているのはわずかに15%程度にすぎません。85%は偽陽性者ということになります。
https://twitter.com/junmurot/status/1231802254166036480?s=20

【2020/2/24】
上念司氏

<現時点における仮説>
過剰な検査

大量の偽陽性=感染者数が爆発的に増加(したように見える)

人々がパニックに陥る

病院に殺到

医療崩壊

重症者に手が回らなくなって、死者増加

政府がビビって都市封鎖

さらに混乱に拍車がかかり、感染者&死者激増

ホットゾーン完成

経済活動が止まる

働けなくなった人が経済的に困窮する

ヤケを起こす

選挙で変な奴を選ぶ

選ばれた変な奴が人々をさらに困窮させる※

人々は再び怒る

再び選挙で変な奴を選ぶ

※に戻るhttps://x.com/smith796000/status/1231944166713614336?s=46
https://x.com/smith796000/status/1231946021623582725?s=46

【2020/2/24】
上念司氏

イタリアも韓国と同じで、無駄な検査しまくって自ら医療リソースの崩壊を招いているような気がします。封鎖することで逆に武漢みたいにならない?実際のところはどうなの?
https://x.com/smith796000/status/1231941469776121857?s=46

【2020/2/24】
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議

◾️PCR検査について
PCR検査は、現状では、新型コロナウイルスを検出できる唯一の検査法であり、必要とされる場合 に適切に実施する必要があります。(中略)全ての人にPCR検査をすることは、このウイルスの対策として有効ではありません。また、既に産官学が懸命に努力していますが、設備や人員の制約のため、全ての人にPCR検査をすることはできません。急激な感染拡大に備え、限られたPCR検査の資源を、重症化のおそれがある方の検査のために集中させる必要があると考えます。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599431.pdf

【2020/2/25】
厚労省 クラスター対策班設置

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09743.html

【2020/2/25】
新型コロナウイルス感染症対策本部

感染への不安から帰国者・接触者相談センターへの相談なしに医療機関を受診することは、かえって感染するリスクを高めることになる。このため、まずは、帰国者・接触者相談センターに連絡いただき、新型コロナウイルスへの感染を疑う場合は、感染状況の正確な把握、感染拡大防止の観点から、同センターから帰国者・接触者外来へ誘導する。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/kihonhousin.pdf

【2020/2/25】
菊池誠氏

検査万能派の人に言いたいのですが、検査してコロナだと分かったって、今はまだ特別な治療法があるわけじゃないんですよ。対症療法をしつつ免疫系が頑張るしかないんで。無駄な検査で医療機関を混乱させると、普通の肺炎の人まで助からなくなるかもですよ。冷静に考えたほうがいいと思いますよ。
https://twitter.com/kikumaco/status/1232251697583443969?s=21

【2020/2/25】
木下喬弘氏

まして検査の感度が70%、特異度が95%とか言われていますので、ものすごく間違います。そして、現実はもっと複雑です。実際には「現在何人が感染しているか」なんてわからないからです。通常、医師はこの「検査前の確率」を経験と論文知識を元に主観的に決めています。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1232102364993269760?s=21

日本での感染者はクルーズ船を入れて1,000人弱です。1億人中1,000人なので、有病率は0.001%です。つまり、闇雲に検査をしても、検査陽性の人が病気を持っている可能性はおよそ0.1%になります。「検査が陽性なので、あなたが新型コロナウイルスにかかっている確率は0.1%です」と言われたいですか?
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1232102364091502594?s=20

木下喬弘氏への指摘

【2020/3/23】
純粋な疑問なのですが、以前Taka先生が偽陽性を用いてPCR検査の有害さを説明されていましたが、厚生労働省健康局結核感染症課様が作られた資料では、PCR検査では偽陽性は確認されていないようです。以前の偽陽性の説明の撤回か、解説頂けないでしょうか?
https://twitter.com/seiya_kawano/status/1242062513929256961?s=20
【2020/3/23】
ちなみにこのセンセにはブロックされました。この方は人に医療情報を通知して、改善するためでなく、別の意図があってツイートしている事がよく分かりました。誤った情報を訂正しないとフォロワーさんがずっと勘違いするのに訂正する気はないようです。
https://twitter.com/seiya_kawano/status/1242062513929256961?s=20
【2020/4/2】
再度忠告します。新型コロナウイルスに関する情報を今後も発信するならこちらのツイートに対する返信を誠意を持ってすべきだ。
https://twitter.com/bannohirotaro/status/1245662331956166656?s=20

【2020/2/26】
BuzzFeeed 岩永直子氏 坂本史衣氏 

PCR検査の感度は、30~50%や70%だという報告がありますが、いずれにしても100%ではありません。(中略)風邪のような症状を訴えても、COVID-19にかかっている可能性が現在のようにとても低い(=集団の中での有病率が低い)状況で検査をすると、COVID-19にかかっていないのに検査結果が陽性と出る人の絶対数も多くなることになります。すると、陽性という結果が出た人の中で、本当に感染している人の割合である陽性的中率もかなり下がります。よって、本当はCOVID-19ではないのに陽性の検査結果が出てくる可能性も高くなります。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-sakamoto

坂本史衣氏への指摘

【2020/3/12】
PCR検査の感度は30~50%や70%だというデマの出所の論文(Fang 論文)を読んでみた。(中略)この中国の研究室のやり方を見てみると、ウイルスを不活性化させるために56°Cを超える温度でRNAを温めちゃってました。(中略)この壊れたRNAを元にRTPCRしたら、PCRの感度は30-50%になるよ。
https://twitter.com/iina_kobe/status/1237762908400033792?s=21(現在アカウント凍結中)

【2020/2/26】
佐々木俊尚氏

非常にわかりやすい記事(2020/2/26 BUZZFEED 坂本史衣氏)。この認識共有しよう。現時点でPCR検査は時間と手間がかかるが陽性適中率が低い。無症状や軽症まで検査拡大すると、重症患者の検査が後回しになる恐れがある。/新型コロナ、なぜ希望者全員に検査をしないの?  感染管理の専門家に聞きました。
https://twitter.com/sasakitoshinao/status/1232559827202772992?s=20

【2020/2/26】
フジテレビ”とくダネ!”  古市憲寿氏

検査を受けても新型コロナウィルスは特効薬もないわけですし、基本的に自宅で安静、重篤化したら病院に行くっていうわけで、検査結果がどうであれ、対応は変わらないわけですよね。肺炎であっても、インフルエンザでも人にうつすべきではなくて、陽性だろうが陰性だろうが行動は変わらないのに、なんでみんな検査を受けたがるんだろうとすごい不思議。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.daily.co.jp/gossip/2020/02/26/0013146791.shtml%3fpg=amp

【2020/2/26】
村中璃子氏

しかし、なぜ皆そんなに新型コロナの検査をしたいのでしょうか。治療は原則、何の病原体が原因で風邪をひいても同じだし、何が原因で重症肺炎になっても同じ。感染を広げないための検査と隔離だし、重症肺炎の人を救うためのトリアージです。不思議。
https://twitter.com/rikomrnk/status/1232572620547051520?s=20

【2020/2/26】
上昌広氏

新型コロナウイルスのpcrの陽性的中率の議論。私は風邪患者の2割程度は新型コロナウイルスだと考えています。感度7割、特異度9割で陽性的中立は8割です。何が問題なのかな?
https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1232529986243837952?s=20
知人の新聞記者とのやりとりです。感染者を減らしたい官邸と、沢山検査したくない感染研・医系技官の思いが見事に一致しましたね。検査しないから重症例に偏り、パニックになっています。各地でイベント中止が続き、日本は蔓延国とみなされつつあります。このままでは、東京五輪はだめでしょうね。
https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1232499808243372033?s=20

上昌広氏への指摘

【2020/2/26】
風邪患者の2割程度が新型コロナウイルスだと考えています→この異常な見積もりが正しいかどうかともかくとして、万が一これが正しいとしても、有病率(風邪で受診する人の中)2割、感度7割、特異度9割なら陽性適中率は約64%です。感度、特異度、陽性適中率の計算方法はご存知でしょうか?
https://twitter.com/dks81322870/status/1232534726193238017?s=20
【2020/2/26】
上先生ほどの知性がある方でも、検査前確率、陽性的中率について理解されてないとなると、「なんでコロナウィルス検査をしてくれないんだ」と言ってくる患者さんを納得させるのは絶望的な気がしてきた。
https://twitter.com/ruralgeneral/status/1232637830024663052?s=20

【2020/2/27】
日本医師会 内閣総理大臣宛要望書

“新型コロナウイルス対策に関する要望書”
医師の判断によるPCR検査を確実に実施する体制の強化
https://www.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/20200227youbou.pdf

【2020/2/27】
テレ朝モーニングショー “検査難民”

大谷義夫氏: (厚労省の出した)4日ルールが正しいかと(疑問に思う)。(中略)急速に進行する例のことを考えますと、早めに検査をした方が良い。
上昌之氏: 早期診断、早期治療が鉄則です。重症まで待ってから診断をつけるっていうのは、医師として許容しがたい。
玉川徹氏: 軽症から治療の対象としなければいけないのは、ハイリスクの高齢者、基礎疾患のある人たち。(厚労省の言と違い)民間の(検査)レベルは高い。(中略)感染拡大や重症化を予防するためにもPCR検査の保険適用を急いでほしい。
岡田晴恵: 市中感染率がないので(中略)、検査をやっていないこと、疫学調査がないことが、説得力のあるシミュレーションが示せないウィークポイントになっている。
“放送研究と調査2021.1”より引用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunken/71/1/71_24/_pdf

【2020/2/28】

村中璃子先生をはじめ一斉に検査不要のツイート、検査が必要とツイートしたら二日間にわたり同じような内容で検査無意味の攻撃を受けた、韓国中国などは強引なようだが収束は早まるだろうし信用されると思う、日本は軽蔑される。
https://twitter.com/1315yaya/status/1233049688791633920?s=20

【2020/2/28】
押川正毅氏

PCR検査は精度がどうのとかケチをつけて、やる価値がないとか寝言を言ってる人はこれを見るべし。シンガポールで解明されているCOVID-19の感染ツリーです。このような解明にはPCRももちろん活用されており、感染拡大の防止あるいは抑制に役立っているのは明らかです。
https://twitter.com/MasakiOshikawa/status/1233165110538956800?s=20

【2020/2/29】
「胸いっぱいサミット!」橋下徹氏

はっきり言って10歳から40歳くらいの元気な人は、普通の風邪のような感じで家で寝とけって政府がバシっと言えばいいんですよ。全員PCRなんかやらなくていいんですよ。やれやれやれやれって不必要なこと煽るからおかしくなる。いらないんです。だって、やったってどうするんですか?

橋下徹氏への指摘

【2021/5/21】米山隆一氏
「はっきり言って10歳から40歳くらいの元気な人は、普通の風邪のような感じで家で寝とけって政府がバシっと言えばいいんですよ。」などとといって科学的根拠なくPCR忌避を広げた人達が、大阪の惨状を招いた一因だろうにと思います。
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1395486645307154435?s=20

【2020/3/4,18,24】
ミヤネ屋 “PCR検査限定論”

宮根誠司氏: (釜萢敏日本医師会常任理事に対し)医療資源としても限りがあるから、まあ人手もいるということで、先生これ、PCR検査を全員が必ずしろという意味合いでおっしゃってるわけじゃないですよね。
村中璃子氏: 政府がこの前、受診の目安を出しました。『発熱 から4日間様子を見てください』というあれをしっかり守っていただかないと、ちゃんとクラスターの追跡も行えないような状態になってしまいます。PCRでコロナが見つかっても軽症であれば普通の風邪薬が出るだけ。 重症であれば人工呼吸器とかになるけど、それはほかの原因でも同じです。 新型コロナとわかっても特別なことをしてもらえるわけではなくて、治療と関係ないから、こちらが検査してもらって受けるベネフィットはあまりないです。
“放送研究と調査2021.1”より引用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunken/71/1/71_24/_pdf

【2020/3/6】
厚労省 PCR検査保険適用

これまでは行政検査という公的なプロセスを経て行われるものであり、医療機関から保健所に問い合わせを行い、検査の適応があると保健所が判断した場合には検査が行われた。これからは特定の検査会社や、大学病院などのPCR検査が行える施設で検査が行えるようになる。しかし、全ての人が希望すればPCR検査を受けられるわけではなく、検査ができる医療機関は全国で約 800 箇所の「帰国者・接触者外来」に限られている。
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000612063.pdf

【2020/3/6】
忽那賢志氏

2020年3月6日から新型コロナウイルスのPCR検査が保険適用となります。保険適用になると、何がどう変わるのでしょうか?また、優れた検査とされるPCR検査の落とし穴にはどういったことがあるのでしょうか?(中略)感覚的なものですが、咽頭や鼻咽頭のスワブを用いたPCR検査の感度は70%くらいかなと感じています。つまり30%の方は本当に新型コロナウイルス感染症なのにPCR検査で陰性と出てしまうということですまたいかに優れた検査と言えども、偽陽性(本当は新型コロナウイルス感染症ではないのに陽性と出てしまうこと)が起こりえます。新型コロナウイルスのPCR検査の特異度が非常に優れているとして、ここでは99.9%と仮定します。(中略)1320人の真の患者が見逃され、その10倍の1万人の偽陽性が生じるわけです。本当はただの風邪なのに新型コロナウイルス感染症と診断されてしまうと、不必要に感染症指定医療機関に隔離され治療が行われることになります。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200306-00166273

【2020/3/6】
FNNプライム  “韓国PCR検査大国”

韓国の疾病対策本部は、韓国製のリアルタイムPCR検査キットを臨床現場で使うと発表した会見で、「キットの感度と特異度は100%だ」と高らかに宣言した。(中略)PCR検査の結果には不確実性があり、感染していないのに陽性判定される偽陽性や、感染しているのに陰性判定される偽陰性がどうしても出るという事だ。さらに言えば、検査する対象を、感染が疑われる症状のある人に限定すれば偽陽性と偽陰性の絶対数は下がり、軽症者や無症状者を含む多くの対象を検査すればするほど、偽陽性と偽陰性の絶対数が上がるのだ。(中略で集団感染が発生した南部の大邱市で、多くの軽症者や無症状者が病院や隔離施設の病床を占めてしまい、重症者が入院できない事態が起きている。(中略)広範囲なPCR検査で偽陽性者が多く出たり、多数の軽症者を掘り起こす事で限られた医療機関の力が消費され、重症者の治療に手が回らなくなった可能性はあるだろう。
https://www.fnn.jp/articles/-/25169?display=full

【2020/3/6】
ZAKZAK  小川榮太郎氏

韓国が「医療崩壊の危機」に瀕している。PCR検査で感染者を次々に探し出し、軽症・重症の別なく隔離した結果、医師や看護師が忙殺され、病床が不足して、重篤な疾病者が放置されて死者が増大しているのだ。(中略)日本でも、ワイドショーや左派野党を中心に「希望者全員に検査をさせろ」と煽り続ける人々がいるが、日本を滅ぼす気なのか。https://www.zakzak.co.jp/soc/amp/200306/dom2003060006-a.html?

【2020/3/10】
テレ朝「林修の今でしょ!」 堀賢 氏

PCRの診断精度は3〜7割。陽性の方が検査を受けても、半分は陰性と誤診される可能性があるので、かえって感染を拡大させる恐れがある。https://ameblo.jp/yokohamano-kagemaru/entry-12594448986.html

【2020/3/10】
オタ小児科医 氏

立民の原口とか、何故か場違いな国会に呼ばれてる感染症素人の上とかが唱えている「もっとPCRしろ論」の何が致命的に駄目かと言うと、「今は感染者数が何人居るかを知る事が重要なフェーズはとうに過ぎていて、死人をどれだけ減らすかが最も重要」ということが理解出来ていない点。
https://twitter.com/otapediatrician/status/1237313436247150593?s=20&t=eMXYONMGei1lJdbSyKWyyA

【2020/3/11】
孫正義氏

検査したくても検査してもらえない人が多数いると聞いて発案したけど、評判悪いから、やめようかなぁ。。。
https://twitter.com/masason/status/1237703396196413440?s=20

孫正義氏への指摘

【2020/3/11】上念司氏
孫さん。ご無沙汰してます。勝間和代の事務所の代表やってます上念です。恐れながら苦言を呈させていただきます。緊急動画:孫さんお願いします。その「やりましょう」だけはやめてください、マスクを作ってください。新型コロナウイルスで医療崩壊を起こします。https://twitter.com/smith796000/status/1237683810709278721?s=46

【2020/3/11】菊池誠氏
複数の専門家の意見を聞いて判断されるべきです。これは専門家の判断が重要となる案件です。
テレビに出てるだけの人ではなく、本当の専門家にお尋ねくださるよう切にお願いいたします。
https://twitter.com/kikumaco/status/1237704132712001536?s=21&t=dKplbNiXWjkcInmN-_tnjg

【2020/3/11】EARLの医学ツイート氏 
検査機関への過剰な負担増加や受け皿となる病床が乏しい状況での検査乱発をすすめることは控えていただきたいです。既存システムとは別系統で勝手に検査をやられると混乱が生じます。まずは専門家会議等と相談して下さい。https://twitter.com/earl_med_tw/status/1237675750238511104?s=46

【2020/3/11】岩田健太郎氏
引き際がよいのはいいことです。朝令暮改もいいことです。間違ってると分かってるのにそれを引きずるほうがずっと悪い。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1237718525663277056?s=21&t=zzQ_RX8Jk2Y1_P1Cmq193Q

【2020/3/11】池田信夫氏
日本では自宅待機できる人は少ない。簡易検査キットでは擬陽性が半分近く出るので、1万人押しかけたら指定医療機関はパンク
https://twitter.com/ikedanob/status/1237691222631702528?s=20

【2020/3/11】木下喬弘氏
ワクチンができるまでその資金は取っておきましょう。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1237733175733911552?s=21&t=DpZRtgdJ4arOETGJaKOAHg

【2020/3/11】峰宗太郎氏
ウイルス学者です👶やめていただいて、マスクなど確保していただくほうがはるかによいとお伝えしたく思います。
https://twitter.com/minesoh/status/1237704264392245248?s=21&t=_oPZCaNWADJI-GIgbHoMXQ

【2020/3/12】小野昌弘氏
(孫正義氏に対して)多くの方が言っている通り、これは百害あって一利なしのプランです。またPCR検査に将来性はゼロです。じき抗体検査が市場にでます。https://twitter.com/masahirono/status/1238041250630164482?s=20&t=Zb4pjqxW-oPsy3Nf12NXrg

【2020/3/11】
この時、一度孫さん好きなだけやれ!と書いたけど、その後のクソリプがウザイので消したんだよなぁ・・・。結果今では日本はコロナ感染死者のトップランナー。
https://twitter.com/0406magi/status/1369987940839923716?s=20
【2020/3/11】
孫正義が検査を肩代わりすれば、むしろ患者が病院に行かないですむんじゃないですかね。来てほしくないなら「うちの病院に来るな」と言えばいいじゃないですか(@∀@) 今まさにやっているように。
https://twitter.com/claw2003/status/1237706984398307328?s=20
【2020/3/14】
孫さんが検査無償提供を発信された時、ビル·ゲイツ氏みたいで素晴らしいし皆が喜ぶと思いました。が、他国の検査による医療崩壊デマを信じた人々からの批判だらけ。マスク提供するという善意にもケチをつける人が散見され、同じ日本人として恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
https://twitter.com/CudoleTeam/status/1238710250984759296?s=20

【2020/3/11】
虎ノ門ニュース 上念司氏・Dappi

上念司「PCR検査をやりまくったイタリアや韓国は医療崩壊。PCRは偽陽性が高いので全員にやる物でない。大量の偽陽性者を隔離したら重傷者のケア出来なくなる」
ケント・ギルバート氏「不安だから受けたいはダメ。専門家が判断すべき」
上氏「怪しい人を検査しないと意味ない」
こういう話をTVは流さない
https://twitter.com/dappi2019/status/1237606564661358593?s=20

【2020/3/15】
日曜報道THE PRIME 橋下徹氏

どんだけテレビ朝日から文句を言われようがモーニングショーから文句を言われようが検査数については絶対、絞っていくんだと。死者数を落とすために検査は拡大しないんだということをバチーンっと言わないと。
https://www.google.co.jp/amp/s/hochi.news/amp/articles/20200315-OHT1T50048.html

【2020/3/16】
WHO テドロス事務局長

私たちは世界各国へシンプルなメッセージを伝えたい。検査、検査、検査です。全ての疑わしいケースで検査を行うべきです。
テストの結果、陽性と確認された場合は隔離を行い、発症の最大2日前までさかのぼって濃厚接触者を見つけ、彼らに対しても検査を行う必要があります。[注釈:WHOは感染が確認された人の接触者で、COVID-19の症状を示している場合においてのみ、検査を推奨しています
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000179228.html

【2020/3/18】
PRESIDENT Online 橋下徹氏

検査して陽性反応が出てしまうと、たとえその人が無症状者や軽症者であっても、専門医療機関に入院させ、自治体の感染症対応機関によって濃厚接触者の調査が行われる。現在の仕組みでは大変な作業が発生することに変わりがない。ゆえに検査が増えれば増えるほど、医療機関や感染症対応機関における負担が著しく増え、現場は疲弊する。そのことによって、本来救わなければならない重症者に対して、医療がサポートできなくなる危険性が高まってくる。(中略)イタリアなどではこの医療崩壊が生じていると報じられている。手軽な検査を拡大したがゆえに、軽症者もどんどん病院にやってきて、肝心の重症者に手が回らなくなってしまっているらしい。医療スタッフも医療機器も対応能力の限界を超えてしまったとのことだ。
https://president.jp/articles/-/33597?page=2

【2020/3/21】
舛添要一氏

イギリスのファイナンシャル・タイムズは、アジアに比べて、ヨーロッパで新型コロナウイルスの感染拡大が続いているのは、PCR検査が不足しているからだと明言。また、医療資源の不足も指摘。生活習慣や国民の協力不足なども問題視。日本でPCR検査有害論をこれ以上展開すると、世界の笑いものになる。https://twitter.com/MasuzoeYoichi/status/1241331194509156352?s=20

舛添要一氏への指摘

【2020/3/22】木下喬弘氏
根本的にPCR検査が有害なんて言ってる医師はいないです。無差別なPCR検査は害の方が上回ると言っているだけなんですが、そんなに難しいでしょうか?何度も言いますがこれはデータから見えてくる問題ではなく、ロジカルな主張です。他国にバカにされても容易に反論可能なので安心してください。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1241539766136471552?s=20

【2020/3/22】
村中璃子氏

PCR検査には受ける側のメリットはありません。
https://twitter.com/rikomrnk/status/1241549841047539713?s=20

村中璃子氏への指摘

【2020/3/22】
先生の今までのご主張は概ね同意しますが、このご意見は誤解されます。検査を受ける側も原因が特定できれば、患者さんの重症化の予見や新規治療の積極的な試みの選択に役に立ちます。
https://twitter.com/shnchkw/status/1241703001611366400?s=20

【2020/3/22】

偽陽性・偽陰性が増えるほうが問題。インフルエンザレベルまで高精度な検査キットが出たら使えばいいけど、、残念ながら今はまだない。
https://twitter.com/japanism_org/status/1241575660373434369?s=20
日本ではCT検査 世界イチです。CT検査と合わせると、その10倍は検査しているのでは? それに死亡者数も少ない。そうでなくても、医療従事者は休み無く働いているのに、検査したくても、検査する人達は増えません。医療崩壊する事がもっとも怖い事です。
https://twitter.com/yuyu0447/status/1241543486492401665?s=46

【2020/3/下旬】
日本疫学会HP

新型コロナウイルスに既に感染していると考えられるのに、早い段階では、60~70%くらいしかPCR検査が陽性にでない可能性が報告されています。(感度60~70%)
https://jeaweb.jp/covid/qa/index.html#q1

【2020/3/22】
NHKスペシャル 押谷仁氏

実はこのウイルスでは、80%の人は誰にも感染させていません。つまりすべての感染者を見つけなければいけない、というわけではないんです。クラスターさえ見つけられていれば、ある程度制御ができる。むしろすべての人がPCR検査を受けることになると、医療機関に多くの人が殺到して、そこで感染が広がってしまうという懸念があって、PCR検査を抑えていることが日本が踏みとどまっている大きな理由なんだ、というふうに考えられます。
https://www.nhk.or.jp/covid19-shogen/story/story29/447049.html

押谷仁氏への指摘

【2021/4/22】上昌広氏
では、どうして日本は、「クラスター対策、積極的疫学調査で抑え込む」と言い続けるのだろうか。それは、厚労省や周囲の専門家たちが「クラスター対策がコロナ対策の基本」というスタンスをとり続けているからだ。コロナ感染症対策分科会の委員を務める押谷仁・東北大学教授は、昨年3月22日のNHKスペシャル『”パンデミック”との闘い ~感染拡大は封じ込められるか~』に出演し、「すべての感染者を見つけなければいけないというウイルスではないんですね。クラスターさえ見つけていれば、ある程度の制御ができる」と述べている。にわかには信じがたい発言だが、押谷氏は、いまだにこの発言を撤回していない。そして、今回の西村大臣の発言も、この方針を踏襲している。
https://gentosha-go.com/articles/-/33496

【2020/3/29】
志村けん氏 新型コロナで死亡

【2020/3/29】
押谷仁氏

“COVID-19への対策の概念”
PCR検査を対策の中心とした場合、初期段階ではかなりの割合の感染者を見つけることができるが、無症候感 染者を中心に検出できない例がどうしても存在する。
• 検出できない例を起点として感染が拡大すると検査で見つからない例がどんどん増えていく。
• PCR検査のキャパシティはどこの国にも限界があり、その限界に近づいた時に病院や検査センターに多くの人が密集し、さらに一部の人は興奮して大声をあげるような状況になるのは容易に想像できる。
http://www.gioweb.org/pdf/20200629/covid19info1.pdf

押谷仁氏への指摘

【2020/5/1】
・パニックになった患者が殺到するという想像、いや、妄想。
・そして、発熱外来にきた患者の陽性患者が「8%」にすぎなかった、これじゃ事前確率が低すぎる、という受け止め方。
 日本の感染症学会は、この時点から世界の常識とかけ離れたガラパゴス化の道を歩んでしまった。
https://twitter.com/vogelsang7/status/1255888675931471872?s=46

【2020/3/29】
西日本新聞 坂本史衣氏

「感染の発生状況、医療体制などによって、誰を対象にどのように検査するかは異なる。国や地域の人口規模と件数だけを見て単純に比較できるものではない」と言う。その上で「軽症者や症状がない人など、幅広く検査することはデメリットの方が多い」とし、三つの問題点を挙げる。
 一つは検査の不確実性だ。感染していても「陰性」と判定される偽陰性、感染していないのに「陽性」となる偽陽性が一定数生じる。PCR検査の場合、正しく陽性と判定できる割合(=感度)は高くて7割、専門家によっては3~5割とされる。偽陰性となった人は自由に動き回って感染を広げる恐れがある一方、偽陽性は入院となり行動が制限されてしまう。
 二つ目は検査の手間と人員不足の問題。検査技師であれば誰でもできるわけではない。トレーニングが必要で「いくら検査キットがあっても、技術者がいなければできない」と言う。
 最後に「軽症者が検査を求めて病院へ行くことには、基礎疾患がある人にうつすリスクがあり、非感染者の場合は逆にうつされる可能性もある」と指摘する。
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/595955/

【2020/4/2】
HUFFPOST 高山義浩氏

「地域封鎖」によって流行を抑え込んだ中国。(中略)徹底した「ローラー作戦」を実施した韓国。(中略)そして日本。私たちは「クラスター対策」という独特の方法をとっています。すべての感染者を明らかにする戦略をとらず、イベント自粛や休校措置、外出自粛など、流行規模に応じて住民の協力を呼びかけました。(中略)韓国に学んで「ローラー作戦」を選択することを否定はしません。ただし、これに従事する余裕など地域医療にないのです。(中略)韓国では軍隊を投入しました。日本では誰がやるのか…都道府県ごとに決断するのでしょう。ただし、マンパワーの確保だけでなく、トリアージの方針、軽症者の療養先の確保、有症者を集めるリスクを踏まえた感染対策などなど、しっかり検討してから決定いただければと思います。「やったらいいんじゃないか」ということは誰でも思いつきます。大切なことは、実行可能なスキームへと組み上げることです。
https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story-corona-3-ways_jp_5e842c35c5b6871702a6d554/?__twitter_impression=true

【2020/4/5】
Wikramaratna論文

時間経過による検体採取部位からのウイルス量の変化を数理モデルを用いて推定した研究。鼻腔からの検体によるPCR検査の陽性割合が、発症日で94.39%、発症10日後では、67.15%、発症31日後では2.38%。咽頭からの検体では、発症日で88%、発症10日後で、47.11%、発症31日後では、1.05%と推定。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.04.05.20053355v2.full

【2020/4/5】
木下喬弘氏

手遅れになったらどうする!という声が聞こえて来そうですが、それも簡単な話。そうなる前に帰国者・接触者相談センターに相談すればいいのです。目安ですか?厚労省はずっと前から書いてます。37.5℃以上の熱が4日以上続く、強いだるさや息苦しさがある。聞いたことあるでしょう?
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1246540641028452354?s=20

Q: 早く診断されたらいいことがあるか?
A: No、この感染症は、タミフルのように症状を早く和らげる治療はありません。
Q: 急激に悪化するのでは?
A: Yesですが、みなさんの感覚とは異なると思います。家でしんどくなって、救急車を呼んでいるうちに呼吸が止まるとかそういう話ではないです。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1246540641976401921?s=20

医療現場にとって最もありがたいのは、「コロナであろうがなかろうが、誰にもうつさず勝手に治ってもらう」ことです。この経過を辿った人は、調査する必要が全くありません。医療資源も一切無駄にしない、理想的な形です。どうすればいいのか?体調が悪かったら、家で寝ていればいいのです。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1246540639656869888?s=20

木下喬弘氏への指摘

【2020/4/5】
私も医療従事者なのでおっしゃりたいことは分かります。が、不安に感じている一般の方にそれだけ言って突き放すのは乱暴に過ぎると思います。
https://twitter.com/queoto/status/1246716185921482760?s=20
【2020/4/6】
この基準にそっていて、医師が「検査が必要」と言っても保健所からはじかれる、という例が多発してるんですよ。それはおかしいですよね?
https://twitter.com/rocketboys7/status/1246950390081286144?s=20

【2020/4/7】
厚労省 軽症者のホテル療養開設

厚労省は病床の逼迫による医療崩壊を避けるため、軽症や無症状の感染者はホテルのほか自宅での療養も検討するよう都道府県に通知。
https://www.mhlw.go.jp/content/000740154.pdf

【2020/4/7】
Roche  全自動検査キット承認

日本法人ロシュ・ダイアグノスティックスは、新型コロナウイルスを全自動で検出する遺伝子検査キットについて、厚生労働省から製造販売承認を取得し販売を開始。コバス8800は24時間で最大4000人分の検体を調べることが可能。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57773940X00C20A4XB0000/

【2020/4/8】
コロナ専門家有志の会

体調が悪いときにすること
# うちで治そう
# 4日間はうちで

もし体調が悪いとき、どうすればよいのでしょうか。もちろん、誰でも出来るだけ早くお医者さんにかかりたい。しかし、行った先の病院などの医療機関でコロナに感染してしまうこともありえます。また、今は皆さんで協力して医療を守っていくことも大事です。微熱やせき等の風邪の症状がある時、まずはご自宅でしばらく様子をみましょう。ご自宅で安静にして、体の回復を待ちましょう。
持病がない64歳以下の方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱でも4日間はご自宅で、回復を待つようにしてください。
どんなときに相談して、どう医療機関に行けばいいの?相談する目安は次の3つです。
# 風邪か熱が4日
# 高齢者と持病がある方と妊婦の方は2日
# 強いだるさと息苦しさ

https://note.stopcovid19.jp/n/ncf680f3ea3f2

画像16

【2020/4/12】
木下喬弘氏

しかしみなさん、本当に検査が好きですね。「とにかく間違っていてもいいから鼻の穴に棒突っ込まれたい」という気持ちが心底わからないです。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1249265423385800704?s=20

【2020/4/13】
DIAMOND online

[会員限定記事のため以下に要約]
もっと検査をという声は多い。しかし、元凶の一端は、皮肉なことに「検査」にもあると考えられる。感度・特異度が100%の検査は存在しない。有病率50%感度70%特異度90%の検査をしたら陽性的中率は88%。これが有病率9%に下がったら陽性的中率は41%に下がる。検査を意味なく渋っているのではない。検査の数を増やせば増やすほど偽陰性・偽陽性が増える。有病率90%でも1000万人を検査すると、最大360万人の偽陰性者が野に放たれる。韓国やイタリアでは、大量検査をした結果、軽症者が病院に殺到し、医療がパンクした。そもそも検査数と死亡者数は相関性がない。
東京大学特任教授 鎌江伊三夫氏「検査数をむやみに増やすと、検査が患者にもたらす利点よりエラーの問題の方が大きくなるのではないか」
◎峰宗太郎氏「重症者絞り込み、その分の医療キャパシティーを空ける。そして経路調査と接触調査を行い、クラスターを突き止めるため検査を主眼に置くべき」
https://diamond.jp/articles/amp/234135?display=b

DIAMOND記事への指摘

【2020/5/25】牧田寛氏
論拠がPCR検査の感度70%、特異度90%だとさ。とんだ嘘記事。https://twitter.com/bb45_colorado/status/1264814398251524096?s=46

【2020/4/16】
第1回緊急事態宣言

【2020/4/17】
日本感染症学会・日本感染環境学会

[新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え]
地域の流行状況によるが、PCR 検査の原則適応は、「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺 炎を強く疑う症例」とする。軽症例には基本的に PCR 検査を推奨しない。時間の経過とともに重症化 傾向がみられた場合には PCR 法の実施も考慮する。
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_rinsho_200402.pdf

【2020/4/18】
峰宗太郎氏

ばぶの信頼している疫学者の先生が、「PCR検査のことをいうときは、必ず「感度30-70%の」という枕詞を付けるよう提案」されているので、ばぶもできるだけそうしていきたいと思います。感度30-70%のPCR検査、ね。
https://twitter.com/minesoh/status/1250804650145730562?s=20

【2020/4/18】
峰宗太郎氏

これはひどい。PCRにも偽陽性はありますし、プライマーで非特異反応があるならそれこそ偽陽性の話でしょうに…
https://twitter.com/minesoh/status/1251341188067733506?s=21

【2020/4/23】
岡江久美子氏 新型コロナで死亡

【2020/4/25】
岩田健太郎氏

仮に事前確率1%の場合、感度70%特異度99%の検査で陽性だと事後確率は41.4%半分以上間違いです。陽性でも感度は関係あるのです。いいですか。疑ってない無症状の人にコロナPcRしちゃダメですよ。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1253898476078813185?s=20

岩田健太郎氏への指摘

【2020/4/25】牧田寛氏
岩田健太郎氏はPCR検査について運用実績を知らない。だいたい500ppmのコンタミによる失敗率で想定されているものが例えば韓国での運用実績では50ppm。要するに特異度99.995%の検査を99%という全く誤った想定でこれまで嘘をばら撒いてきた。プロとしても極めて能力が低い。
https://twitter.com/BB45_Colorado/status/1254062604475002884?s=20
【2020/4/26】牧田寛氏
50~500ppmの失敗確率を1%にすり替えるのは、工学においても科学においても大嘘と言って良い。本邦感染症学は、まさにその誤り、ペテンを1月からずっと行ってきている。
https://twitter.com/BB45_Colorado/status/1254063712442302465?s=20
【2020/4/25】
100件に1件はコンタミおこして気づかずに報告しちゃうような検査技師には、PCR検査させちゃだめですよ。
https://twitter.com/vogelsang7/status/1253917653342642177?s=20

【2020/4/27】
コロナ専門家有志の会

<HPから「うちで治そう」を削除>
https://note.stopcovid19.jp/n/nd854e62e7c90

画像17

【2020/4/30】
第1波ピーク

【2020/5/4】
尾身会長 記者会見

(PCR検査の実施件数が諸外国に比べて少ないのではないかという指摘について)当初は重症化を防ぐために限られたキャパシティを集中させざるを得なかった。(中略)さまざまな対策で徐々に件数を増やしているものの、思ったほどのスピードで検査の件数が増加していない。必要な人が検査を受けられるよう増やしていく必要がある。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200504/k10012417711000.html

【2020/5/4】
専門家会議 検査体制の遅れ認める

首相は4日、PCR検査について「人的な目詰まりもあった。実行は少ないというのはその通りだという認識をもっている」と述べた。同席した専門家会議の尾身茂副座長も「日本はPCRの件数を上げる取り組みが遅れた」と話した。(中略)検査体制の拡充が遅れた要因として専門家会議が指摘したのは、国立感染症研究所と都道府県などの地方衛生研究所(地衛研)など公的機関が、感染症のPCR検査を専ら担ってきた特有の事情だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58781100U0A500C2NN1000/

【2020/5/6】
JAMA論文 忽那賢志氏

”Interpreting Diagnostic Tests for SARS-CoV-2” 忽那賢志氏が翻訳し厚労省の資料に使われたもの。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2765837

画像33

【2020/5/8】
厚労省 相談・受信の目安を撤回

<相談・受診の目安を改訂>
37.5℃以上の発熱が4日以上・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ
加藤厚労大臣: 「相談する側の目安で4日以上、平熱以上が続く場合は必ず相談するようにと申し上げてきたが、相談や診療を受ける側の基準の様に思われてきた。われわれから見れば誤解だ
https://sp.m3.com/news/open/iryoishin/768152

【2020/5/8】
コロナ専門家有志の会

<HPから「4日以上」を削除>
以下のいずれかに該当する場合には、すぐにご相談ください。ただ、あげている目安は「絶対」ではありません。体調に不安があるときは、帰国者・接触者相談センターなどに相談できます。
 ▶︎次のような「強い症状」が1つでも出たとき
 ・息苦しさ(呼吸困難)
 ・強いだるさ(倦怠感)
 ・高熱等

https://note.stopcovid19.jp/n/nb95f34cc9fb4

画像18

【2020/5/8】
ほんこん氏

諸外国の死者数を無視してPCR検査を進めるコメント
精度が7割 後の3割を語れ
PCR検査精度100%を前提に喋ってませんか。
そしてPCR検査を治療と思ってしまう高齢者も居てるんですよ
自粛で感染者減少 減少している事を良いと思っていないのか?
コメンテーターしっかりして頂きたい
https://twitter.com/hong2010kong/status/1258604162855526400?s=21&t=G6XcJJAJHhYFl0BNmAag7g

【2020/5/9】
高山義浩氏

そもそも「保健所と相談しなければPCR検査ができない」というのが、おかしいように思います。医師の判断で実施できるというのが原則です。ただ、そうなってない地域があるのは承知しております。変えるべきですね。
https://twitter.com/hiro_icd/status/1259028381942681600?s=20

【2020/5/12】
神奈川県医師会HP

PCR検査の特性と限界
PCR検査の特異度は99%とされています。(中略)新型コロナウイルスのPCR検査の感度は高くても70%程度です。つまり、30%以上の人は感染しているのに「陰性」と判定され、「偽陰性」となります。検査をすり抜けた感染者が必ずいることを、決して忘れないでください。つまり、検査は、病原体の非存在証明にはならないのです。「安心」を目標とする検査は有害です。
https://kanagawa-med.or.jp

画像73

【2020/5/13】
Kucirka論文

検査抑制論で多くの専門家が「発症前の無症状患者は検出し難い」ことの根拠とした論文。この論文は後に、発症前の被験者はn=1で同じ被験者を4回カウントしただけであったことから、発症前の分析の信憑性は疑問視されている。論文には「感染1日後にPCR検査が陰性となる割合は100%(感度は0%)、感染4日後では67%(感度33%)、発症日(感染後5日目)におけるPCRの偽陰性割合は38%(感度62%)と推定」とある。
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/M20-1495

画像53

【2020/5/21】
岩田健太郎氏

(Kucirka論文を引用して)
感染してても発症してない方のPCRは陰性(偽陰性)になりやすい。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1263287307227983872?s=20

岩田健太郎氏への指摘

【2020/6/6】
岩田先生が無症状の人へのPCR検査は偽陰性率が100%近いと言っていたこの論文なのですが、データセットが公開されています。ちょっとFigure 1を別の形でグラフにしてみたのですが、この解析はどうやら致命的な間違いがありそうです。
https://twitter.com/kenmomd/status/1268999974248869888?s=20
複数の先行研究を統合してPCR検査の偽陰性について分析した論文。無症状者へのPCR検査は偽陰性率が非常に高いと引用されている。発症前のデータはn=1で、この部分のデータは発症4日まで感度0%になっている。最終結果は極端な例に引っ張られているという初歩的なミスなのでは?https://twitter.com/kenmomd/status/1269035175796600832?s=20
ロジスティック回帰の階層ベイズモデルを使っているようですが、この発症前データがあるたった1人が、もし陽性だったらどんな結果になるのでしょうか。やってみました。おやおやwww
https://twitter.com/kenmomd/status/1269053598857478144?s=20

【2020/5/13】
厚労省 富士レビオ抗原検査キット承認

【2020/5/13】
峰宗太郎氏

いろいろあって、世界中の抗体検査キットと抗原検査キットの性能を調べて見比べているんですが、富士レビオの抗原検査キットはかなりよくて、日本の臨床現場においてPCR含めて病原体検査ではまぁ「ゲームチェンジャー」になりえるかもとも思います。
https://twitter.com/minesoh/status/1260317852822908931?s=20

【2020/5/13】
BUZZFEED 峰宗太郎氏

「PCR検査に比べて極めて簡便に検査を実施することが可能であり、臨床現場において大いにその活用が期待されるものと考えます」「PCR検査に対して感度は低いもの」(ではあるが)「ウイルス量が十分にある状態では感度は決して悪いものではないと言える」(この検査キットで陽性と判定された場合は)「新型コロナウイルスに感染しているとほぼ確定してよいものと考えられる」「PCR検査の多くを置き換えることができる可能性があると思われます」「PCRのキャパシティを上げるには限界があり、費用対効果からいっても抗原検査で診断できるのであれば診断したほうがよいと考えられます。検査の特性をよく把握したうえで現場で使われることが重要です」「いずれにせよ、検査前確率の高い人に検査を行わなければ偽陽性の問題は大きくなりますので、『不安だから』『患者希望』などでの検査ではなく、医師による判断によって検査を実施することの重要性は変わりありません」
https://www.google.co.jp/amp/s/www.buzzfeed.com/amphtml/yutochiba/covid-19-antigen-test

【2020/5/15】
和歌山県 中核病院にPCR検査機配置

和歌山県は、県内の複数の地域中核病院に、新型コロナウイルスのPCR検査結果が1時間半程度で判明する機器を導入。

【2020/5/16】
BUZZFEED 岩永直子氏・岩田健太郎氏

PCR検査の精度は高くなく、無症状の学生に検査をすれば、本当は陰性なのに陽性と出る「偽陽性」、本当は陽性なのに陰性と出る「偽陰性」の結果が出る可能性がある。日々、患者と接している医療者でさえ検査は受けておらず、PCR検査は「陰性確認」には向かないと考えるのが医療者の常識だ。医学生の一人は、「今、もし陰性でも6月に陰性とは限らない。なぜ大学がこのようなことをするのかわからない」と不信感を抱く。自身も大学で教える神戸大学感染症内科教授の岩田健太郎さんは「儀式としてのPCR検査で意味がない。医学教育的にも逆効果です」と厳しく批判している。https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/inseikakunin-tokyojoshiidai

【2020/5/22】
坂本史衣氏

術前全例PCR。発症前日の感度30%(4日前は0%)、特異度99%、有病率0.01%なら10万人に検査してやっと3人の感染者を把握。偽陰性が7人と真陽性の2倍強。偽陽性1000人。偽陽性者は隔離、妊婦は帝王切開一択に。事後確率0.3%。ということを考えて決めよう。感染者20倍に増やして有病率0.2%で、10万人に検査で真陽性60人、偽陰性140人、偽陽性998人。事後確率5.7%。実際には入院4日前ごろまでに検査しないと結果が間に合わないので感度は0%に近い。これで何を保証できるのか、やっぱりよく考えて決めよう。いろいろ出て来てますね。特異度99.9%で計算すると(コンタミなどありそうなのでさすがに99.99は避けたい)偽陽性100人、事後確率2.9%。https://twitter.com/SakamotoFumie/status/1263678775755038720?s=20
https://twitter.com/sakamotofumie/status/1263678776916893696?s=46

坂本史衣氏への指摘

【2020/5/23】
現在、世界で最も致死率が低いカタールでは(0.046%)、毎日人口の1.7%を検査して(日本なら20万人に相当)、陽性者を発見しては治療している。一方、日本の致死率は4.8%(100倍!)ですが、感染者が検査で見つけてもらえず早期治療もされず重症になって死ぬケースもあるのは、医療倫理としておかしいです。
https://twitter.com/fdzaraf/status/1263970718049374209?s=20
【2020/5/25】
特異度99%という数値の根拠はどこから?韓国では99.995%だったという報告がある(どうやって求めたかはしらないけど)。その数値の根拠を示すべき。
https://twitter.com/pwdhang/status/1264666141575634944?s=20

【2020/5/25】
中国武漢PCR検査実施

検査数989万9828、陽性者300、陽性率0.00303%
陽性者を全て偽陽性と仮定しても特異度99.99697%
http://www.jksb.com.cn/index.php?m=wap&a=show&catid=108&id=162867
https://tatsuharug.com/corona-pcr-pecificity#i-4

【2020/6/1】
論座 高橋真理子氏

感染者が正しく陽性と判定される「感度」は70%程度といわれる。もっと低いという説もあるが、ここでは70%と見ることにしよう。一方、非感染者が正しく陰性と判定される「特異度」は高い。これを99%と仮定して、1億人に検査した場合にどうなるかを見てみよう。(中略)陽性と判定された中の99万人、何と半数以上が非感染者である。にもかかわらず、169万人が隔離されることになったら皆さんは納得できるだろうか。
https://webronza.asahi.com/science/articles/2020052900006.html?page=1

【2020/6/2】
suna氏

日本では、PCR検査は精度が低く、高確率で偽陽性偽陰性が発生する、と盛んに喧伝されています。しかし実際は、PCR検査は特異度が非常に高く、感度も高い検査です。それはなぜか、原理から説明してみることにします。(以下略)
https://twitter.com/sunasaji/status/1267616422995218432?s=20

【2020/6/4】
高山義浩氏

PCR検査もそうですが、僕自身は、専門家が劇場型で論争してみせたのは良かったと思ってます。大学だけでなく、いろんなとこに専門家がいて、それぞれがそれぞれの立場で考えを述べ、それを市民があーでもない、こーでもないと感想を述べ合う。これほど成熟した市民社会ってないですよね。
https://twitter.com/hiro_icd/status/1268437007480446976?s=20

【2020/6/11】
中国北京PCR検査実施

検査数1005万9000、陽性率0.00367%
陽性者を全て偽陽性と仮定しても特異度99.99633%
https://tatsuharug.com/corona-pcr-pecificity#i-4

【2020/6/16】
ニュージーランドPCR検査実績調査

検査数2,000〜3,000人/日×24日間
陽性者0(偽陽性0)
特異度100%
https://tatsuharug.com/corona-pcr-pecificity#i-4

【2020/6/23】
EARLの医学ツイート氏

コロナPCRの検査前確率0.5%、感度70%、特異度99%で計算したら、陽性に出た人のうち本当にコロナに感染している人は4人に1人しかいません。陽性に出た妊婦のほとんどが偽陽性になりますから、これで他施設に移されたり帝王切開方針になるとすると、PCRの害の方が大きすぎませんかね?
https://twitter.com/EARL_COVID19_tw/status/1275299960724963332?s=20

【2020/7/6】
新型コロナウイルス感染症対策分科会

・PCR等の検査体制の更なる強化
・事前確率の比較的高い無症状者への検査拡大
・無症状者への積極的検査を検討

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/corona1.pdf
https://www.buzzfeed.com/amphtml/yutochiba/senmonka-bunkakai-1?__twitter_impression=true

【2020/7/6】
BuzzFeed  尾身茂氏

なぜ、このカテゴリーに対して検査を行うことが合理的でないのか。ポイントは検査による偽陽性・偽陰性が出る確率にある。(中略) PCR検査の感度は70%、特異度は99%とされている。単純計算で100人の検査を行った際には、30人の陽性者を見落とす可能性がある。「リスクが低いところで、ほとんど感染者のいないポピュレーション(集団)を対象にやると、どんどんと偽陽性が増え、偽陰性が減っていく。これは感染症対策の常識なんです
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/senmonka-bunkakai-1

尾身茂氏への指摘

【2020/7/7】
NZLでは5/22から4週間陽性0、その間56,797の検査。特異度を調べてみましょう。
99%:56,797×0.01=568.0 not 0
99.9%:56,797×0.001=56.8 not 0
99.99%:56,797×0.0001=5.7 not 0
99.999%:56,797×0.00001=0.6 not 0 yet
99.9991%:56,797×0.000009=0.5 OK
特異度は99%ではなく、99.9991%でした。https://twitter.com/asajiroamanuma/status/1280268991710195713?s=46

【2020/7/10】
BuzzFeed  峰宗太郎氏

「あらゆる人に検査を」で得られるのは偽物の安心。PCR検査の特異度が99.9999%でも、議論は変わらない。99%という特異度はあくまで説明用と思っていただいて結構です。ですが、リスク分析上はその程度で良いと思います。99.9%であろうが、99.99%であろうが議論は大きくは変わりません。特異度は100%ではない、ということが一番重要です。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.buzzfeed.com/amphtml/yutochiba/covid-19-pcr-false-positive

峰宗太郎氏への指摘

“臨床獣医師の立場から”
99%だろうが99.99%だろうが議論は変わらないそうです。偽陽性率で考えると1%と0.01%になります。100倍も違うのですが、議論は変わらないそうです。科学者では無いのでしょうか?
https://tatsuharug.com/tondemo-buzzfeed
【2020/7/13】山本一郎氏
【久々に怒ってます誤報案件!】BuzzFeedさん、PCR検査の特異度が99.9999%と99%で「議論が変わらない」は雑すぎませんか? 峰宗太郎さん/岩田健太郎さん/岩永直子さん/千葉雄登さんhttps://anond.hatelabo.jp/20230702201919

【2020/7/11】
玉木雄一郎氏

厚生労働省の資料にも偽陽性と偽陰性の問題が指摘されている。だから全員検査ではなく、医師や保健所が必要と判断した人をまず検査すべきとしているが、これが十分できていないのも事実。いずれにせよ保健所や医師など検査の必要性の診断にあたる人の増員や待遇改善にもっと力を入れなくてはならない。
https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/1281889965421391874?s=46

【2020/7/11】
研究者「」@1copyからのRT-PCR氏

なぜ日本の医師や医学生アカウントが感度/特異度/事前確率/事後確率、あのクロス表にコロッと騙されたのか、それはテストに出るので意味もわからず覚えたからです。ここに掘り返した初心者向けベイズ推定の教科書があるのですが章の最初のページにまさに入門問題として出てきます。
https://twitter.com/uwemon/status/1281648440422723589?s=20

【2020/7/15】
厚生科学審議会感染症部会

無症状者に対し、現状の鼻咽頭検体に加えて、唾液検体を用いることは可能。
一般的に検査について感度・特異度ともに100%でない以上、陰性であっても感染していないこの証明にはならない点に留意が必要であることを十分説明し、検査後の行動に留意を求めていくことが必要。

【2020/7/16】
新型コロナウイルス感染症対策分科会

”令和2年度新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者等への検査助成事業Q&A”
算出例: 感度70%、特異度99.9%

画像17

【2020/7/17】
厚労省 唾液PCR検査解禁

無症状者の唾液PCR検査を解禁https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000649737.pdf

【2020/7/19】
高山義浩氏

臨床検査としてのPCR対象については、医療機関の医師に委ねられており、行政検査としてのPCR対象については、保健所長に委ねられています。政府の分科会が目安を出すのは構いませんが・・そもそも自律診療と地方自治の範疇です。
https://twitter.com/hiro_icd/status/1284705599511379968?s=20

高山義浩氏への指摘

【2020/7/19】
濃厚接触者でなければ医師の要請でも受けられないケースや、パートナーの会社や営業などで陽性が出ても濃厚接触者と認められず家族含め検査を受けられないと云うケースがあるんですけど、今回の唾液検査が認められた事により、誰でも受けられると厚労相がアナウンスしたけど、保険は適用されるのですか。
https://twitter.com/t1o4/status/1284781208686084096?s=20

【2020/7/22】
日本医師会COVID-19有識者会議

“COVID-19感染対策におけるPCR検査実態調査と利⽤推進TF“
算出例: 感度80%、特異度99.99%
PCR検査の特異度を99.99%に向上させた場合は、有病率が必ずしも高くない(0.5-10%)疫学的調査においても、偽陽性が増えて陽性的中率が大きく低下することはない。[中略] 検査性能を踏まえて、事前確率を高めた検査の効果的な利用の考え方は、疑い症状のある個別の患者診療において意義がある。しかしこの考え方は、有病率が必ずしも高くない疫学調査において特異度の高い PCR 検査を用いた場合は、必ずしも該当しない。むしろ感染制御の観点からは、広く検査を行うこと により陽性者を拾い挙げることに意義がある。一方、検査の実施件数を絞った場合、感染患者の診断の機 会を逸することにより、患者診療上では院内感染防止、公衆衛生上では地域流行防止、ヘルスケアでは 社会・経済活動の継続、政策立案上では社会経済回復・維持、それぞれにおいてのリスクとなる。[中略] PCR 検査は、有病率(事前確率)は低いまたは不明であるものの、集団リスク(公共的影響)さらには 経済的影響の観点から考えると意義が高い。これに対して、我が国特有の議論として、有病率(事前確 率)が低く無症状の場合、PCR 検査の実施は制限すべきとの意見が強い。[中略] 感染拡大のリスク管理の観点から、 事前確率によらずとも PCR 検査を活用すべきである。
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3169

画像16

【2020/7/24】
研究者「」@1copyからのRT-PCR氏

日本が世界のエビデンスを無視して日本独自の医療政策を実行して大失敗した例が二回ある。一回目はハンセン氏病、二回目は薬害エイズ。そして現在進行形で新型コロナウイルスの検査抑制(不作為かもしれない)が次の失敗へと突き進んでいる。だから誰が何を言って何をしたのかをつぶさに記録しておこう。
https://twitter.com/uwemon/status/1286383846611537921?s=20

【2020/7/25】
玉木雄一郎氏

PCR検査における「偽陽性」「偽陰性」の問題もいろいろ調べました。もちろん検査なので100%の正確性はないかもしれませんが、それを検査拡充に反対する理由にしていたのでは入国制限緩和のPCR検査拡充も無意味になってしまいます。正確性の問題は頻度を上げて克服するしかないのではないでしょうか。
https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/1286819863202127872?s=20

【2020/7/30】
ほんこん氏

疑問
新型コロナウイルスと言うなら
旧型コロナウイルスがあるはず
旧型コロナウイルスの事
どれだけ解っているの?
PCR検査は
新型コロナウイルスだけに
反応するのか?
他の
常在ウイルスには
反応しないのか?
https://twitter.com/hong2010kong/status/1288625729324724225?s=21&t=lzMgdLmC_344cNpV6ID51w

【2020/7/31】
NewsWeek 押谷仁氏

PCRは一気に増やすのではなく慎重に拡充しないといけない。アメリカでは多くのPCRキットを十分に精査せずに承認したことで、PCRが混乱の極みになってしまった。(中略)まずPCRを急速に拡充すれば、必ずクオリティーが低下する。クオリティーを担保できないままやると、偽陽性、偽陰性が多く出る可能性がある。(中略)当初から臨床の先生たちと、2009年の新型インフルエンザのときの発熱外来の状況をつくってはいけない、と言っていた。みんな心配だからと検査センターに集まってくると、そこで3密状態になる。(中略)さまざまなデータから、少なくともPCRで正しく陽性と判断される確率は70%くらい。正しく陰性と判断される確率は、100%はあり得ないので99%としても、100人検査すると1人の偽陽性が出る。99.9%だったとしても、1000人検査すれば1人の偽陽性が出る。
https://www.newsweekjapan.jp/amp/stories/world/2020/07/pcr-4.php?page=1.jp/amp/stories/world/2020/07/pcr-4.php?page=1

【2020/8/1】
川上浩一氏

PCR検査抑制に関して目にしてきた想像を超えた理由づけ:
検査に殺到して医療崩壊
検査場で感染拡大
偽陰性者が出歩いて感染拡大
陽性者・偽陽性者が殺到して医療崩壊
検査しても治療法がない
検査は技師しかできない
RNA調整キットが足らない
果ては、
PCRは別の病原菌を検出
コロナは病因ではない
これらを考慮しても、
①陽性者を隔離し感染拡大を防ぐことができる。
②その結果、院内感染等集団感染を抑止する。
③陽性者の早期発見で重症化に備えることができる。
④日常の活動を行う際の安心感が増大する。

等のメリットが大きいことが他国の成功例からも明らかなので、検査を拡充しましょう。
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1289439979974746113?s=20

【2020/8/2】
木下喬弘氏

ハイリスク者のPCRの有効性等を示した論文が出ました。"However, it would also reduce the effectiveness of self-isolation because some test results would be false negatives."「検査は偽陰性を生み自己隔離の有効性を下げうる」ここが理解できない人はキツイ。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(20)30630-7/fulltext#sec1
私や峰先生、おそらく今村先生など、PCRの感度・特異度について現状のエビデンスをありのままに受け入れている人間にとって、この問題は極めて当然のトレード・オフです。「偽陰性の問題など無視して検査をどんどんやった方がよい」という主張は本当に理解できないし、欧米のスタンダードでもない。かといって、医師の判断で行うPCR検査を迅速に実施することはもちろん、有症状者の自己隔離を前提としたハイリスク者への検査拡大に反対しているわけでもないです。なぜ「検査抑制派」などと呼ばれるのかも意味がわかりません。私は単に当たり前のことを言っているだけです。https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1296936314835808256?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1296936839408951298?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1296938165522096128?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1296937237632946177?s=46

木下喬弘氏への指摘

【2020/8/22】
一文だけ切り取ってのコメントというのはミスリーディングになる事があるので慎重にお願いしたいですよね…。誤解を招くツイート。「偽陰性の分の隔離はできないので効果が減る」と確認を取っている一節の切り取り。結論は「今こそテストキャパに投資する時です」です。
Now is the time to invest in testing capacity, policy, and planning to maximise their contribution to the fight against COVID-19.
https://twitter.com/asajiroamanuma/status/1297050011545382912?s=21

【2020/8/3】
“医師の採取手技の臨床感度”論文

発症7日以内、鼻スワブなら95%診断
https://academic.oup.com/ofid/article/7/9/ofaa335/5880033

【2020/8/8】
木下喬弘氏

この研究の最大の問題点は、検査の感度を一律70%以上と仮定を置いていることです。以前から何度も紹介していますが、現状私の知る限り最良のエビデンスでは、検査感度の点推定値は症状の出る前日は33%、症状の出た日で62%です。つまり、検査感度をよく見積り過ぎです。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1291966756316155905?s=20

【2020/8/8】
木下喬弘氏

今、日本ではPCR検査はだいたい2万円ぐらいかかると思います。マスクっていくらでしたっけ?手洗いってお金かかります?どう考えても、感染対策で実行再生産数下げた方がよくないですか?検査については確かにイノベーションも必要ですし、何より医師が必要と判断した検査が迅速にできていない地域があるのは問題です。安価になれば、迅速に結果が出れば、どこでもできれば、精度が上がれば、これから重要性を増すことは大いにあり得ます。でも、今すべきはそれじゃないでしょう。何回も何回も言っていますが、この感染症は飛沫感染・接触感染でうつります。マスクの着用、手洗い、三密の回避は確実に効果があるのです。不確かで高価な戦略にかける必要性が私にはわかりません。確かな感染対策で、社会経済活動を再開するのが重要ではないでしょうか。https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1291966762519601152?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1291967513593610240?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1291967862182117377?s=20

木下喬弘氏への指摘

【2020/8/10】
そのツイートで言っているのは「個人がやるべきこと」。政府がやるべきことは、検査拡充・隔離施設確保・医療業界の経営支援・物資の充足・保健所機能強化など(中略)。それをせずに「経済を回す」とは、何も考えてないのと同じです。
https://twitter.com/runpass98/status/1292855779754532864?s=20

【2020/8/12】
BuzzFeed 岩永直子氏 岡部信彦氏

「偽りの安心」 検査する側の見識が問われる
ーーそもそも、PCR検査は「陰性確認」にはならないということが、いまだに理解されていないと感じます。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-okabe-8-1

【2020/8/14】
峰宗太郎氏

日経ビジネスのインタビューのときに、検査をしまくることは精度の面から行っても不適切なことがあるんですよ、ということで、感度・特異度について感度70%、特異度99%の説明状況でお話に答えたのね。もちろん、精度の問題では偽陰性・偽陽性どちらも問題になりうるわけで、検査前確率が高い集団を適切にさだめて対象を選んで検査しましょうという話よね。PCR検査は適切な目的を設定して適切に運用する、それが大事であるという文脈の中で、過剰な拡張はできないので対象をしっかりと限定しましょうというのがまず第一で、そこは分科会は事前確率でわけて考えると言っている。これにはもちろん賛成、そういう立場なのね。この日経ビジネス前は、感度に文句をつけてくる変なアカウントが多くて、感度は90%以上だ、いや100%だとかいう馬鹿がつぎつぎに湧いていたんだけど、この論文がでて、感度の話に決着がついたら、特異度に噛みついてくるようになった感じ。さて、それで、あまりにも特異度特異度うるさいんで、議論の本質はそこではないし、第一特異度も100%ではない以上問題の消失もないよ、という話をしたのがこのバズフィードの記事だったのね。(中略)複数回やる意味はあまりないし、そもそも偽陰性がでやすい期間にいくらやっても限界はある。なので、検査はその程度のものであって、感度が特にわるいことは多いね、を前提に検査は組まないとね。(中略)検査前確率(事前確率)が低い人には拡大しにくいしね、ということも言っている。こういう議論の大枠が見えてないと全く話が通じないし、この議論において、特異度なんて90%だろうが99.99999%だろうが本質ではない。(中略)PCRによる検査は、行政検査と臨床検査において、事前確率が高い人に対して確実に実施できる体制をしっかり整えて実施し、症状と検査結果に基づいて適切に隔離・治療への道筋をつけること、これが大事よね、という話。https://twitter.com/minesoh/status/1293980404651704320?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980405666680832?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980406572707840?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980407520608257?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980408556576770?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980409617772544?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980410632736768?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980411610058752?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980412763443200?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980413690437632?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980414617374722?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980415535898626?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980416492240896?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980417452724224?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980418455162880?s=46
https://twitter.com/minesoh/status/1293980419365277701?s=46

峰宗太郎氏への指摘

【2020/8/14】
特異度99%ならば事前確率が50%でも偽陽性数は50になります。特異度99%と考え、偽陽性者は出すべきではないという考えであれば「PCR検査そのものをしてはいけない」という結論になってしまいます。 (中略)複数回、複数検体で感度が上がらない理由の説明がありません。偽陰性が出やすい期間(ウイルス排泄量が少ない期間)に何度検査しても陰性なのは当然です。これは不適切な運用の例であり、こんなことをすべきと主張している人は誰もいません。
https://tatsuharug.com/mine-pcr
【2020/8/15】
こちらのニュースもとても参考になると思いますので、是非ご参照下さい。「世界各国の新型コロナウイルスの感染状況などの比較で、無症状者への検査の増加が封じ込めのカギを握る実態が見えてきた
https://twitter.com/makokujira/status/1294437405362028544?s=20

【2020/8/15】
木下喬弘氏

かなり批判されていますが、無症候者に対するPCRの感度が低いという論文はこちらになります。7つの研究を元に階層ベイズで偽陰性率を算出しており、エビデンスレベルも高いです。点推定値が確実に正しいとは言いませんが、反論するのであれば根拠の提示をお願いします。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1294481186027384832?s=20

木下喬弘氏への指摘

木下氏が紹介している論文は発症前のデータがDanisらのデータだけ(n=1)であり、この論文をもって無症状感染者のPCR検査感度を論じるのは不適切です。
チェリーピッキングの典型例です。
木下氏はこの論文を元に、さらにトンデモない主張を行います。
https://tatsuharug.com/keiyuu

【2020/8/17】
木下喬弘氏

PCR検査そのものについては確かに私は素人なんですけど、感度特異度・事前確率から検査すべきかどうか議論する決定科学に関しては、ハーバードで正規の教育を受け、教授と論文も書いているので、まあわかっている方だと思います。素人のくせにと言われますが、多分心配していただかなくて大丈夫です。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1295089912304336897?s=20

【2020/8/23】
第2波ピーク

【2020/8/28】
安倍晋三辞任発表

【2020/8/28】
厚労省 医療機関・高齢者施設の希望者全員に行政検査 

感染者が多数発生している地域などにおける、医療機関・高齢者施設の勤務者などを対象としたPCR検査の実施や、必要に応じたPCRカー派遣などの取り組みを行うことを都道府県に要請

画像66

【2020/8/28】
スポニチ 加藤浩次

世田谷区の2万人PCR検査に猛反対「一時の安心にどれだけお金をかけるのか・・・全く意味ない」
https://www.google.co.jp/amp/s/www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/08/25/kiji/20200825s00041000110000c.html%3famp=1

【2020/9/16】
菅政権発足

【2020/9/18】
日経ビジネス 峰宗太郎氏

検査前確率(事前確率)が低い場合には、やはり偽陽性の可能性は特異度がかなり高くてもゼロではない。偽陽性では本当は感染していないのに隔離されてしまう、時に感染のリスクが上がるようなところへ入れられてしまうなど、より人権的に問題になる結果を招くこともある。いずれにせよ、どこまでも問題です。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00164/091000006/

【2020/9/25】
杉並区 PCRモニタリング検査開始

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、区内での検査体制を強化するため、10月1日から区立施設等を巡回して検査を実施するPCR検査バスの運行を開始します。

【2020/9/27】ほんこん氏

報道では「PCR検査数を増やすべき」というPCR信者が多すぎますね。医療現場のことも考えて、医療崩壊を防ぐことも考えなければならないです。中立的な見方で論じなければならないです。また、正しい説明も必要で、PCR検査をしても、あくまで検査ですから新型コロナウィルス感染症が治るわけではない。

【2020/9/28】
世田谷区モデル開始

いつでも、どこでも、何度でも受けられる『世田谷モデル』を開始。まず介護施設や保育園、幼稚園で働く職員を対象に症状がなくても定期的にPCR検査を行う。
https://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.html?date=1oo16as2s2j1uy1xh

【2020/9/28】
BuzzFeed 岩永直子氏 中島一敏氏

偽陽性者が出ると何が問題なのか
陽性者本人は、真の陽性者か、偽陽性者かは分からない。本来は不要な宿泊療養や入院隔離が求められる。入院時に真の感染者と接触した場合には感染するリスクが生じる。本当は感染していないため「免疫」は得られない。
(参考)偽陽性者の割合
仮定:検査受診者の1000人に1人が感染(事前確率:0.1%) PCR検査の検査感度を70%、特異度を99.5%    検査陽性者のうち真の感染者は12%(88%は偽陽性) 事前確率が下がると、偽陽性率はさらに上がる
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/pcrtest-nakashima

【2020/9/29】
北大 病院唾液PCR実験

約2000例という過去世界最大の症例における唾液と鼻咽頭ぬぐい液の診断精度の比較を行い、唾液は感度83-97%特異度99.96%、鼻咽頭ぬぐい液の感度77-93%特異度99.93%。PCR検査の感度は従来いわれていた70%を遥かに上回る約90%、特異度も99.99%に近く、高い信頼性を立証した。
https://www.huhp.hokudai.ac.jp/wp-content/uploads/2020/09/release_20200928.pdf

画像20

【2020/9/30】
中国 PCR検査バスを現地投入

【2020/11/13】suna氏
中国はPCR検査ができる移動実験室を次々と現場に投入している。このバスは24時間で2,000件のPCRを処理できる。それだけではなくて中国は10検体同時検査の技術を確立しているから、1日20,000件もの検査も対応可能。珠海市のPCR基地では1日39,000-390,000件の検査が可能になる。
https://twitter.com/sunasaji/status/1326938173751005184?s=20

画像75

【2020/10/7】
高山義浩氏

高齢者施設とは、もっとも死亡するリスクの高い人たちが集団生活をしている場なんです。この施設内での発生が疑われた時点で、PCR検査については躊躇することなく、広範囲かつ繰り返し実施される必要があります。これは死亡者を減らすうえで、極めて優先度の高い施策といえます。(中略)私なりに、いくつかの施設の支援に関わってきて感じるのは、「できるはずだ」と感染対策の旗をふるばかりでなく、もっと複合的に集団感染を防ぐための支援を考えるべきだということ。そのひとつの方法として、地域でコロナが流行している状況下では、通所施設の職員に対する定期的なPCR検査を検討すべきかもしれません。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takayamayoshihiro/20201007-00201867

【2020/10/11】
東京新聞 正林督章 局長

「感染の可能性やリスクが高い人に絞って検査しないと、誤判定の人数ばかり増えるという趣旨。必要な人にまで検査を抑制する意図はなかった」と説明する。(中略)「厚労省は保健所や医療機関に直接、指揮権限があるわけではない」とも指摘。検査が増えなかったのは厚労省だけの責任でなく、構造的問題だったとしている。
https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/61139?__twitter_impression=true

【2020/10/12】
日本感染症学会

”COVID-19 検査法および結果の考え方”
それぞれの 検査法ごとに感度・特異度に差がみられるが、概ね感度 90%以上、特異度はほぼ 100%と考えてよい。
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kensakekka_201012.pdf

【2020/10/13】
コロナ専門家有志の会

世界各国のデータをみると、検査数が増えても、患者数は減りません。患者数が多い国ほど、検査数も多くなっています。(中略)ほかにも、世界各国の研究が、検査による感染予防効果は高くないことを示しています。(中略)発症日の2日前から2日後までが最も多く、その後は減っていきます。PCR検査をすると、3週間ほど結果が「陽性」とでます。しかし、3週間のうち、発症後10日以降は人に感染させません。つまり、無症状の方に検査をして感染者を見つけて隔離したとしても、後半の時期だと、感染予防効果はないということです。(中略)検査で「陰性」という結果がでたとしても、安心はできません。なぜなら、PCRの感度は70%程度であり、約3割は、本当は感染しているのに「陰性」と結果がでる(偽陰性)からです。(中略)反対に、本当は感染していないのに「陽性」と結果がでる(偽陽性)こともあります。実際には感染している確率が低い集団の場合、検査を増やせば増やすほど、偽陽性の人数も増えます。つまり、本来は必要がない多くの方々に、入院や宿泊施設での療養を求めることになってしまうのです。(中略)感染の起こりやすい場所や、感染予防が十分ではない方の弱点を、ウイルスはついてきます。これからは、対策をうすく、広くするのではなく、弱いところに資源を集中的に投下することが必要ではないでしょうか。
https://note.stopcovid19.jp/n/n9d792324764a

【2020/10/14】
尾身会長 基調講演

今よりもっとPCR検査を充実させるべきだというコンセンサスはできている。ただし、増やしたキャパシティーをどういう目的で使うのかという点にはコンセンサスができていない。費用負担の問題や、感染者が見つかった場合にどうするかなど、国民的なコンセンサスを得るべきだ。(中略)PCR検査を増やした結果、感染を抑えられたという証拠がない。(中略)症状がある人が検査を受けられないという状況はあってはならない。有症状者には最優先で検査を行うべきだ。また、濃厚接触者や発生したクラスターに関わっている人など、症状がなくても感染リスクが高いと考えられる人に対しても、徹底的に検査をすべきだ。(中略)(無症状者が検査を受けることに関しては)経済活動に参加できるよう、安心のために検査を受けるというのは理解できる(としながらも)感染拡大の防止には役立たない。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00110/101600056/

【2020/10/17】
中国青島PCR検査実施

中国青島で1090万人検査して12名の陽性者全員が真陽性。事前確率が低くても特異度は限りなく100%。仮に12名全員が偽陽性だとしてもに特異度は99.99992%。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc2032361

【2020/10/24】
毎日新聞 鈴木康裕氏

医師が必要と判断した患者は全て検査できるようにする、というのは正論だが、そうした場合にも検査ができなかった。それについては我々は頭を下げるしかない。(中略) ただ、前提としてPCR検査がどういうものか考える必要はある。陽性と結果が出たからといって、本当に感染しているかを意味しない。ウイルスの死骸が残って、それに反応する場合もある。ウイルスを吸い込んでも陽性にならなかった人もいる。感染していないが陽性になった人も結構いるとみられ、本当に感染していても7割か8割しか検出できない。PCR検査は完全ではないということは言っておきたい。https://mainichi.jp/articles/20201024/k00/00m/040/116000c

【2020/10/29】
新型コロナウイルス感染症対策分科会

画像50
画像51
画像52

【2020/12/4】
民間PCR検査センター開業
(木下グループ新橋店)

【2020/12/13】
suna氏

世界が検査拡充に本気になっていた時に日本は何をやっていたのかというと、PCR検査抑制論者達が必死に検査拡充を阻んでくれたおかげで、地を這うような検査数が維持されてほとんど拡充が進まなかった。スウェーデンにも全く負けている。抑制論者は何がしたかったのだろうか。
https://twitter.com/sunasaji/status/1326952927936671744?s=20

【2020/12/10】
オタ小児科医 氏

「pcr検査を受けて陰性が出ても次の瞬間誰かにうつされる可能性は別に下がらないし、翌日感染者になってない保証には一切ならない」という超絶シンプルな理屈が何故こうも理解されんのだ?
https://twitter.com/otapediatrician/status/1337003893700509696?s=21&t=XHIHqDVFqXiF-gMbsEErwg

【2020/12/13】
木下喬弘氏

 検査に関して今一度整理すると、「検査そのもの」は絶対に感染を治さないし流行を収束させないので、検査後の戦略が極めて重要です。陽性ならこうする、陰性ならこうする、と次の行動が明確に決まっていないと意味がありません。これは臨床医学でも公衆衛生学でも普遍的な考え方です。
 次の要素は、事前確率と感度・特異度です。詳細は省きますが、この3つによって、「検査陽性の人が本当に感染者である確率」や「検査陰性の人が本当に感染していない確率」が決まります。この数値を元に、合理的で実現可能な「次に取る行動の差」が検査のコストを上回れば実施する価値があります。
 例えば、検査感度を90%、特異度を99.99%としても、事前確率が30%の集団に検査をしたら、陽性→真陽性率99.98%、陰性→真陰性率93.7%、検査陰性の人でも6.3%は見逃します。もし感度が70%だったら偽陰性は実に17%に上ります。この状態で検査陰性の人の取るべき行動とはなんでしょうか?
 明らかに「マスクなしで飲み会に参加してよい」だと問題が起こりそうですね。検査陰性の人の少なくとも6.3%は感染者であることを忘れてはいけません。「マスクありで飲み会に参加してよい」でも注意が必要です。飲み会中にマスクを外して大声を出すと、偽陰性の人から移す可能性があります。
 陽性の人は2週間隔離、陰性の人は外出してもよいけどマスクをして飲み会は控えてください。これならどうでしょう?私は合理的だと思います。すなわち、感度90%、特異度99.99%なら、事前確率30%の集団に検査をし、陽性なら2週間隔離、陰性ならマスクありで飲み会はなしという戦略には賛成です。
 では濃厚接触のない無症候者の場合はどうでしょうか?事前確率が0.01%とし、感度90%、特異度99.99%とすると、陽性→真陽性率47.4%、陰性→真陰性率100%。検査陽性なら2週間隔離、検査陰性ならマスクを着けて社会経済活動に参加。偽陽性の人に我慢してもらえるなら「検査後の戦略」は良いでしょう。
 次に問題になってくるのが費用対効果です。事前確率が0.01%とし、感度90%、特異度99.99%とすると、1万人に検査をするとして、陽性になるのが2人で、そのうち1人は外れになります。検査陽性の半分は外れであることに注意してください。
 PCR検査の費用は約3万円とされているので、1万人検査をするとしたら3億円かかります。3億円かけて検査をし、1万人中2人陽性になり、1人は外れです。これって本当に有益な戦略でしょうか?ちなみに日本の有病率は今でも0.01%よりも更に低いと見込まれます。
 これに加えて、「検査を受けた帰りに感染するかも知れない」という問題が更に追加で降りかかってきます。検査の陽性や陰性をいつまで信じていいのかわかりません。では毎日検査?ものすごい額の費用がかかりますよね。「検査はなしで、全員気をつけて日常生活を送る」方が有効では?
 ここでよくある反論として、「3月以降の経済損失と比べれば検査費用など微々たるものである」というものがありますが、全くナンセンスです。「検査さえすれば全ての経済損失は起こらなかった」という仮定があるからです。「検査によって回復していたはずの額」を算出してもらう必要があります。
 まとめますが、マススクリーニングについても対象と検査後の戦略が明確ならやってもよいと思います。しかし、少なくともこれぐらいの丁寧な議論は必要です。大々的に検査をやった方がよいという声の中で、このような細かな提案を見たことがありません。検査をやる意義はよく考えましょう。https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997013108011009?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997013108011009?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997014794170369?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997016056668161?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997016874577920?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997017684041728?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997018577375232?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997019311468546?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997020020285443?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997020020285443?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1337997021626720260?s=46

木下喬弘氏への指摘

【2020/12/13】
検査と隔離はセット。 まずはそこを頭に叩き込んで置くことをお勧めする。
https://twitter.com/qqolea/status/1338102465611218944?s=20
【2020/12/13】
PCR検査の費用は3万円もかからないし、介護施設等の定期検査はプール方式ならさらに下がる。クラスターの発生を抑えられるから、都も採用してる。感染疑いが出てから検査する手間が省ける。
他の検査もそうだけど経済対策でもあるんだよ。
もっと優秀な人に任せなよ。
https://twitter.com/lady_green7/status/1388779328742203393?s=20
【2020/12/13】
「陽性判定者(偽陽性を含む)」が少なすぎます。
特異度は、何%ぐらいだと解釈されますか?
私の計算機が正しければ、特異度は99.999%まで正確だと見ています。特異度の話をぶち込んですみません。ただ、もうそろそろ、偽陽性がうんぬん言う議論にはウンザリです。
https://twitter.com/7sfwKXunCjq2yFA/status/1338052745526296577?s=20
【2020/12/13】
ちゃんと世界の情報を分析して、自分で数字を分析・提示して物を言えよ。感染症は数字だ。ナラティブは意味をなさない。なんども教えてやるけど、完全制圧したオーストラリアは陽性率0.01%でも4万件のPCRを維持継続だぞ。こうしろ、と言っているだけだ。
https://twitter.com/jeremmie_moon/status/1338057693106294785?s= 【2020/12/13】
この人は何が目的なんでしょうね。少なくとも新型コロナの抑圧ではないですね。論理思考がまともにできない電波なのか、何か目的があるんでしょう。
https://twitter.com/hajikezaki1946/status/1338064284631232512?s=20
【2020/12/13】
現在、喫緊を要する課題は病院、介護施設における社会的検査である。社会的検査とは無症状者に対する検査を意味する。旭川の病院では「濃厚接触者にPCR検査をしたら、陽性者が続出、その方たちの濃厚接触者に検査したらまた陽性続出で巨大クラスターになった」という病院長の談話だった。最初から定期的に病院スタッフと新規入院者に検査を行っていたら巨大クラスターは防げた。
https://twitter.com/qqolea/status/1338112604368080897?s=20
【2020/12/13】
検査費用は低下中である。1検体約3000円から2000円に下がっている。有病率は世田谷区の社会的検査のデータでみると1.9%であった。都内では世田谷区は比較的低い有病率であり、渋谷、新宿、港区、大田区当たりではこの2-3倍の陽性者がいる。古い、不正確なデータを持ち出さないでほしい。
https://twitter.com/qqolea/status/1338108559259623424?s=20
【2020/12/13】
これだとほとんど感染者がいない検査自体が無意味になるが、そうなのか?ニュージーランドや島根や中国の実際の検査とかけ離れてるがおかしくないのか。自分の考えを実態を考えて疑わないといけない話だと思う。
https://twitter.com/blue17109888/status/1388723114289156099?s=20

【2020/12/18】
日本医師会COVID-19有識者会議

“感染症数理モデルとCOVID-19”
流行初期では検査における陽性的中率が非常に低いことは事実であるが、実際には、中国やオーストラリアにおける大量PCR検査の結果から推定される検査特異度は、0.9999以上という非常に高い値を示しており、検体汚染などのヒューマン・エラー等がない限り、PCR検査の特異度は、おおむね100%(偽陽性はおおむねゼロ)であるという指摘が、経済学者を中心になされてきている。[中略]流行規模にかかわらず、普遍的大量検査をおこなうことは、非常に有効な制御手段であると考えられる。また十分な検査率を維持することによって、陽性率から流行動向をモニターすることができるという意義があることはいうまでもない。感染の広がりとともに接触者調査にもとづくクラスター対策では抑制は困難になっているにもかかわらず、大量検査の流行抑止効果に対する懐疑的な態度が、その後の各国における経験によって修正されず、検査態勢の充実を遅らせる政治的効果を生み出したとしたら残念である。
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3925

【2020/12/26】
前田秦伸氏

“経営のプリズム”
ともに検査の精度を 99%と非常に高いものと仮定して いるにもかかわらず、図表1では、陽性と判定された人のうち本当に感染して いる人はその半分に過ぎない。これでは検査の信頼性に対して疑問を抱かざる を得ないようにも思われるが、こうしたことが起こる原因は、有病率が極めて 低い(ゼロに近くなっている)場合には、どんなに精度の高い検査であっても、 「本当は感染していない割合」と「検査の判定を誤る確率」の両者の掛け算に よって計算される偽陽性の判定が相当数出てしまうからである。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/keizai_prism/backnumber/r02pdf/202019502.pdf

【2020/12/29】
志位和夫氏

沖縄県は、県内の高齢者施設の全職員を対象にした社会的検査を、1月から3月の3か月間に、職員一人あたり月1回程度を目安に行うとのこと。県民と共産党議員団の要請に、玉城デニー県政がこたえたもの。
政府は、こうした自治体の取り組みを全面的に支援すべきです。
https://twitter.com/shiikazuo/status/1343828837390381058?s=20

画像58

志位和夫氏への回答

【2020/12/29】高山義浩氏
議員の皆さんの優れたご提案でした。その一方で、専門家会議でもデイサービス職員への週1回検査が提案されていました。議員と専門家の意見が一致した結果です。ただ。3か月間に3回が予算の限界だったようで、(月1回では意味がないので)いつ、どこで集中的に実施するかを考える必要があります。

【2021/1/7】
第3波ピーク

【2021/1/8】
第2回緊急事態宣言

【2021/1/8】
木下喬弘氏

2つの議論があって、事前確率が低い場合の検査の問題点は偽陽性と費用対効果なので、特異度が決められない問題は置いておくとして、私費検査なら議論の余地はあるでしょう。それ以上に問題なのは偽陽性の問題で、これは全く我が国特有の議論ではありません。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1347610238325841920?s=20

木下喬弘氏への指摘

【2021/1/9】
日本医師会コロナ有識者会議の中間報告解説には検査前確率が低い対象への検査を抑制すべきなんて議論は「我が国特有の議論」と書いてあったのですが。また最近出た稲葉先生の記事も否定されるわけですね?
https://twitter.com/HamaSh1n/status/1347606316475273217?s=20

【2021/1/9】
木下喬弘氏

私の知る限り闇雲な検査に反対している医療従事者のほとんどは、もうずっと「検査自体に反対しているわけではない」と主張し続けています。落ち度がないというつもりはありませんが、いつまでも「検査抑制派」という不適切な表現を用いている方々の方が、対立を深めている責任は大きいと思います。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1347611388269760512?s=20

【2021/1/12】
岩田健太郎氏

濃厚接触者(無症状)のPCR行脚はもう止めたほうがいい。どうせ自宅待機になるんだから。発症したら対応、重症化したら入院。無駄をどんどんカットしないと必要なことがどんどんできなくなる。検査が陽性でも陰性でも取る対応が同じ検査は、悪い検査です。臨床医学の基本中の基本。特に今は検査陽性無症状者も病院にもホテルにも行かない(行けない)のだから、単に保健所と病院がしんどいだけだよ。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1348823218136616960?s=20

岩田健太郎氏への指摘

【2021/1/12】
重症化したら入院とは重症化するまで放置という意味ですね?
https://twitter.com/casumitalia/status/1348982808237244417?s=20
【2021/1/12】
未だにPCR検査数が少な過ぎる日本で、更なる検査抑制を叫ぶのは根本的に間違っている。
https://twitter.com/Fire_111/status/1349004853729759236?s=20
【2021/1/15】
PCR検査を抑制し検査対象を絞れば、私のように適切な検査タイミングを逃して「偽陰性」となる患者が増える。感染拡大の要因にもなるし、私のように重篤な後遺症(高度低酸素〔46%〕や高度徐脈も来すHappy Hypoxiaと心臓の異常)を発症しても「コロナ後遺症」として認めてもらえない。
https://twitter.com/abdullah_bucchi/status/1349816942891134976?s=20

【2021/1/22】
厚労省 検体プール検査解禁

検体プール検査法の指針発表。大規模クラスターの発生を防止するために「検体プール検査」「スクリーニング目的の無症状者への抗原定性検査」を行政検査として実施することを可能とするといった考え方を明らかにした。
https://www.mhlw.go.jp/content/000725922.pdf

【2021/1/27】
広島県 28万人の大規模検査を発表

【2021/1/25】
岡秀昭氏
「Dr.岡の感染症ディスカバリーレクチャー 新型コロナウイルス COVID-19特講 2021」

軽症例に治療法もないことからも、早期受診にメリットは乏しく(中略)まずは自宅静養を勧めましょう。(P41)
PCR検査でも試薬の調合やその他人為的なミスによる偽陽性は少なからず報告されています。(P55)
検査前確率によっては真の陽性より偽陽性のほうが多くなる懸念もあります。(P58)
沖縄県では第2波の際に、PCR検査のためにコンビニ受診されるようになったことが医療崩壊の一歩手前までいく原因となりました。このため、県は重症化リスクの低い無症状者の検査をしない方針に転換しました。(P56)

【2021/1/29】
自民党 集団検査実施

全職員にPCR検査実施

【2021/1/29】
木下喬弘氏

すいませんが検査に関してはDecision Science でHarvardの講義を持ってるMyriam Hunink と共著があるぐらいには玄人だと思います。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1355097163550830594?s=20

木下喬弘氏への指摘

【2021/1/30】
手を洗う救急医が称するMyriam Huninkとの共著ってこれか?権威の名を借りてるだけで、検査の研究ではない。
https://www.researchgate.net/publication/346806208_Cost-effectiveness_of_a_Hybrid_Emergency_Room_System_for_Severe_Trauma_A_health_technology_assessment_from_the_perspective_of_the_third-party_payer_in_Japan
https://twitter.com/poirot_mustache/status/1355204040951361538?s=20

【2021/2/2】
首相官邸 広島県の大規模検査に留意

 広島県が御指摘のような一斉の検査を行おうとしていることは承知しており、厚生労働省等において広島県の取組を注視するとともに、必要な助言等を行うものと承知しています。
 なお、全員を対象とするような大規模な検査については、かなりのコストと医療資源が必要となる一方で、検査に時間を要するほど、検査で陰性になっても、その後に感染する可能性が高くなってしまうおそれがあることに留意が必要であると考えています。
https://www.kantei.go.jp/jp/pages/20210202kaiken_shomen.html

【2021/2/2】
高山義浩氏

収束に向かったときも、感染ゼロを目指すよう私は提案しています。あのとき、9月5日までの緊急事態宣言の延長には同意が得られましたが、それ以上は経済の痛みに耐えられない状況でした。自粛を長引かせず、より早期に流行を抑え込むべきでした。それが8月の反省です。
https://twitter.com/hiro_icd/status/1356256721476280320?s=20

【2021/2/10】
広島県 大規模検査を8,000人に縮小

【2021/2/13】
厚労省委託事業(東海大学)

装置と試薬ともに薬事承認等済の場合、Loopamp EXIA LF-160とLoopamp(SARS-CoV-2)検出試薬キット(栄研化学)の組み合わせを除き、正答率100%であった。
https://www.google.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210213/amp/k10012864511000.html
https://www.mhlw.go.jp/content/000769978.pdf

【2021/2/17】
高山義浩氏

集団に対するPCR検査にはスクリーニング、サーベイランスという2つの使い方があります。(中略)スクリーニング検査とは、流行が発生していることが明らかな集団に対してPCR検査を広く実施して、潜在する感染者を特定することを目的とします。(中略)全員検査が原則となります。沖縄県では、集団感染が疑われる高齢者施設に対して、当該フロアまたは施設全体の職員と入居者全員にPCR検査を実施しています。感染直後など偽陰性のリスクがあるため、陽性者を認めなくなるまで1週間おきに実施して封じ込めています。次に、サーベイランス検査とは、流行が発生しているかどうか分からない集団に対して実施するものです。公衆衛生学的な介入の必要性を検討するもので、「流行状況をつかむ」ことが目的です。よって、全数検査である必要はありません。(中略)陽性になるのは、体内でウイルスが増殖・排出される感染3日後あたりからです。感染5日後(発症日)になると6~7割ぐらいが陽性で、感染8日後(発症3日目)あたりで感度が最大となり8割ぐらいが陽性です。(中略)効率的に集団検査を実施する方法が2つあります。ひとつは、特定の集団に対して1週間おきにスクリーニング検査を実施すること。もうひとつは、流行の立ち上がりにサーベイランス検査を実施すること。(中略)新型コロナのPCR検査とは、シロクロつけられない不完全な検査です。陽性だからといって隔離すべきとは限らず、陰性だからといって感染していないとは言えません。(中略)また、集団検査を呼びかけたとしても、日本は民主国家ですし、検査を強制するようなことはできません。大規模検査を構想する人は、まるで全数検査ができるかのような幻想にとらわれないことが必要です。(中略)集団検査とは、感染者を確認すれば良いということではなく、その結果と影響を踏まえたきめ細やかな対策が求められます。そして、あくまで検査とは補助的なものに過ぎないことを理解して、感染対策や活動自粛などと組み合わせることが必要です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takayamayoshihiro/20210217-00222551

【2021/2/22】
内閣 モニタリング検査実施

“感染拡大の予兆の早期探知のためのモニタリング検査” 無症状者に焦点を当てたPCR検査等(モニタリング検査)を実施。
https://corona.go.jp/monitoring/

画像30

【2021/3/3】
巨人軍PCR検査センター

8314人検査 陽性者ゼロ 特異度100%

【2021/3/3】
広島市PCR検査実施

中区3,335人検査、陽性者ゼロ(偽陽性無し)。

【2021/4/26】
木下喬弘氏

ほう。PCRにベイズ(の定理?)が適用できないというのはどういうことなんでしょうか?「適用できない」って難しいですよ、定理ですからね。あと、「ガチなベイズモデル」の意味するところも是非教えていただきたいです。
Bayesian modelはBayesian modelなので、ガチとかガチじゃないとかあるとは思いませんでした。ガチなlogistic regressionとかもあるんですかね?https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1386545616281653250?s=20
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1386547605027622919?s=20

木下喬弘氏への指摘

【2020/4/26】
正確に言えば、あなたの適用法が間違ってるってことかな?特異度が事前確率に相関があるPCR検査の特性を理解できていれば、特異度に定数を用いる計算には意味がないと理解できるのですが、そこの差でしょうねぇ。
https://twitter.com/funkyfungifun/status/1386665760030806016?s=20
ヒント問題:
偽陽性は陽性検体が陰性検体にコンタミすることのみで発生すると仮定すると、事前陽性確率が10%の場合と0.1%の場合の検査で、特異度が99%になるには、コンタミ発生率はそれぞれどの程度になるのかを求めよ。
https://twitter.com/funkyfungifun/status/1386670408703692805?s=20
で、この考察で、貴殿が過去に出していた計算が如何に愚かな現実離れの計算であるのかを自覚できないようでしたら、この問題にそもそも言及する資格はなかったってことでしょうね。
https://twitter.com/funkyfungifun/status/1386673077359046658?s=20
【2021/4/26】
迅速な検査が感染拡大を防いだ実例です。去年4月にこの体制を整えてれば、今ほど悲惨ではなかったでしょう。「4月24日夕、体調に異変を感じ、すぐにクリニックでPCR検査を実施、24日深夜に陽性が確認された」→ 家族は陰性 。
https://twitter.com/koueki2/status/1386672851118301185?s=20

【2021/5/2】
木下喬弘氏

検査とベイズの定理について、論理的ではない批判ばかりなので反論するのをやめていたら「検査についてちゃんと書け」と言われたので、過去に何度も説明しているツリーを載せておきます。とりあえずこれを最後まで読んだら、言わんとしていることはわかると思います→(木下喬弘氏2020/1213のツイッターを参照ください) 。
 これに加えて事前確率も検査しないとわからないという指摘があるのだと思いますが、別に事前確率は仮定であってよく、ベイズの定理はその仮定に基づくコンセプトです。仮定が不正確であった時に変わるのは、コンセプトではなく事後確率の数値であり、コンセプトが無効になるわけではないです。
 2×2表が使えないという指摘?に関してあえて言うことがあるとすれば、検査をしたら必ず陰性か陽性かの結果が返ってくる。検査をした瞬間は「感染している」か「していないか」のどちらかである以上使えないことはあり得ません。「感染とは何か」という哲学的な議論に突入するなら話は別です。
 また、ベイズの定理という「コンセプト」と診断のゴールデンスタンダードである検査の特異度を定められないという議論は全く別です。臨床医がPCR検査を盲信するのならば特異度が100%でないと否定するのは難しいです。一方で、「検査は陽性だが臨床的に違う」と言えるのなら、特異度は求まります。
 これは感度に関しても全く同じことで、「何度検査をしても陰性であった人」が「本当に感染していない」ことを証明することは難しいので、偽陰性は研究の報告より多い可能性があります。検証不可能なことを議論しても仕方がないので、検査に関する論文の多くはこの仮定を受け入れて前に進めています。
 また、上記のように「特異度の不確実性」や「感度の不確実性」を議論することは当然可能ですが、感度特異度を既知としてベイズの定理を用いた場合より、より検査結果の解釈があいまいになります。「感度や特異度を一意に定めることは難しいから検査すべき」という結論にはならないでしょう。
 繰り返しますが、上記の一連の「指摘」と「ベイズの定理を使えない」ということは全くマッチしないので、本質的に反論になっていません。実際、約1年前のハーバードの多くの授業では、コロナのPCR検査がベイズの定理のよい題材でした。もうこれ以上の批判には反論しませんのでご了承ください。https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1388649606733385728?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1388650207252865025?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1388650751870738436?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1388651686042894340?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1388652185219522565?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1388653394374500353?s=46
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1388655041951666183?s=46

木下喬弘氏への指摘

【2021/5/2】
"事前確率も検査しないとわからない"の指摘からベイズの定理自体を否定しているわけでは無く,その事前確率を検査自体しないと正確には分からないという指摘かと思いますよ。
https://twitter.com/rigid_designat/status/1388727286422073346?s=20
【2021/5/2】
一部に誤解あるが「ベイズ敵でなく、特異度99.99%(これはベイズではない)を言う人が敵」。実証された特異度99.998%以上(ベイズで感度70%計算しても)。有病率が下がるとコンタミが減って特異度が上がるという指摘も事実
https://twitter.com/po_writer/status/1388684084113641474?s=20
【2021/5/2】
ワクチン接種(計画)を推進されてる若い医師達が、PCR検査抑制(適正)の立場で自論に固執してるのは何故ですか?現実問題として今の日本には検査インフラがなく、その上にあるゲノム解析のネットワークは構築すらできません。戦略的に見て、マイナスだと思いませんか?
https://twitter.com/TBM4_JP/status/1388669264068898816?s=20
【2021/5/2】
ベイズの定理を用いた検査精度推定の際、計算結果の信憑性は、尤度(特異度/感度)と事前確率の設定にかかっています。非現実的である仮定による精度推定に基づいた言動は非科学的と言って差し支えありません。ベイズの定理を使った解説は殆どこれにあてはまっており、有害です。
止めて頂きたいです。
https://twitter.com/AsajiroAmanuma/status/1388697572798173190?s=20
【2021/5/2】
「コロナはただの風邪」「PCR拡大する必要ない」と言っていた方々が主張してきたのは、例えば、「CDCによるとワクチン接種後の生存率は99.7%。つまり事前確率の高くない1億人に接種すると、今以上の30万人の死者がでる。だからワクチンは中止」という情報を曲解したデタラメな理論展開なのですよ。
https://twitter.com/koueki2/status/1388740206644187139?s=20

【2021/5/8】
第4波ピーク

【2021/5/10】
広島県 大規模PCRモニタリング

事業所で働く約56万人対象に大規模PCRモニタリング検査を開始

【2021/6/9】
厚労省 抗原簡易検査キット配布

“医療機関・高齢者施設等への抗原簡易キットの配布事業”
医療機関 や高齢者施設等において従事者等に軽度であっても症状が現れた場合に、早期に陽性者を発見することによって感染拡大を防止する観点から(中略)昨年増産した抗原簡易キットを可能な限り早く配布する。
https://www.mhlw.go.jp/content/000799092.pdf

【2021/6/18】
日本医師会COVID-19有識者会議

無症状者のモニタリング検査は、陽性者が少ないために「効率が悪い」と批判されることがある。しかし検査効率が低いという理由で、無症状者の集団検査の意義を否定することはできない。逆に「検査効率が高い」とは、無症状のPCR陽性者が市中に高頻度で見いだされる感染爆発が起こった状態である。つまり対策は遅きに失したことを意味する。(中略)集団検査における偽陽性は常に議論の的である。偽陽性の頻度は、非流行地域における陽性率から推測できる。実際、2回目の緊急事態宣言解除直後、ある自治体で約3000件の検査を行ったところ陽性者は1名のみであり、この陽性者は別の方法で陽性が確認された。このことから今回使用した検査キットの偽陽性率は極めて低いと考えられた。日本の「クラスター対策中心」の戦略では一定の市中感染を許容せざるをえないが、無症状感染者をできるだけゼロに近づけようとするのであれば、都道府県で毎週少なくとも数千件の測定を繰り返す必要がある。検査にはコストを要するが、繰り返されてきた緊急事態宣言による経済的損失を考えれば十分に見合う経費である。
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/6570

【2021/7/15】
木村盛世氏

PCR陽性=感染者数の報道もやめたほうが良いです。PCR検査促進で潤って来た医療機関などは困るかもしれませんがhttps://twitter.com/kimuramoriyo/status/1415622484141903874?s=46


【2021/7/30】
第3回緊急事態宣言

【2021/8/5】
木下喬弘氏

入院ベッドがなくなり、医療が逼迫してくるに伴い「コロナはただの風邪」という言説はめっきり減りましたが、今度は「PCR陽性でもコロナ感染と決めつけるな」という主張が出始めており、無症候性感染者が出歩く一因になっているように感じます。今の状況で検査陽性は確実に感染者ですのでご注意を。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1423099184878600195?s=20

【2021/8/6】
木下雄介投手 死亡(報道日)

【2021/8/7】
内閣 搭乗前モニタリング開始

“搭乗前モニタリング検査”
全国の主要な空港で北海道や沖縄等へ向かう便の乗客に対するモニタリング検査を行っており、8月4日までに約15000件の検査を実施。
https://twitter.com/Kanboukansen/status/1423567845074477057?s=20

【2021/8/8】
東京五輪 頻回検査実施

選手や大会関係者らに延べ約60万件検査し、陽性者138人、陽性率0.02%  (当初はPCR検査を予定していたが抗原定量検査に変更された)
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP885RTFP88UTIL00J.html?ref=amp_login&_gl=1*1b9ajgn*_ga*YW1wLXY5RXB0bXVPZEdsdGtPX0gwNHhMUUhObS1iMDAtb2VRRFZfY2Q4SHlCTkZramYyS2Rhd3RiSklXbS1zbm1uSF8.

【2021/8/10】
沖縄県疫学統計・解析委員会への意見書

(検証)疫学・統計学的推論もない中で、このような記述は、疫学・統計学解析の範囲を超 えています。それを踏まえて内容についての批判をします。
「私たちは、濃厚接触者にだけ検査を行っていても封じ込められないことを知っています」 ということであるならば、なぜ、これまでの定義を正式に改訂することもなかったのでしょうか。(中略)
県内で感染が始まって以来、行政検査については、政府の定義(1 メートル以内で 15 分以 上、マスク無しで会話)による濃厚接触者のみを対象に検査を行っていたのは県です。(中略)2021年7月時点にもなって、これを実行してこなかった県が、このように述べるのは理解困難です。県はこのような解説を掲載する前に、県内の保健所を指導して行政検査を拡充すべきです。
https://ipp.okinawa/wp-content/uploads/2021/08/2c30bb1ec7beff70e50bde1661f567b6.pdf

画像31

【2021/8/12】
厚労省 職場における積極的検査促進

“職場における積極的な検査の促進”
自治体は、学校、職場、保育園等において、体調が少しでも悪い場合には気軽に抗原定性検査や PCR 検査を受けられるよう促すこと。
https://www.mhlw.go.jp/content/000819118.pdf

【2021/8/20】
村中璃子氏

世田谷区はワクチンが遅れているそうですね。今はもう精度がよくて安くて簡便な抗原検査だっていくらでもあるのにいつまでもPCR検査に拘り続け、ワクチン接種が始まりパンデミックのフェーズが変化しても情報が周回遅れでしかアップデートされていかないのはなぜなのか。
https://twitter.com/rikomrnk/status/1428730950209449989?s=20

村中璃子氏への指摘

【2021/8/22】
はっきり言います。PCRと同じ精度の抗原検査はありません。適当な情報を流さないように。PCRと精度が同じになる時には発症する段階です。人へうつす、潜伏期間ではPCRには及びません。
https://twitter.com/Tkec1/status/1429102962194862085?s=20
【2021/8/21】川上浩一
抗原(簡易)検査とPCR検査の感度比較。
富士レビオエスプラインは、確実に検出するには20μLの検体中にウイルス10000分子が必要。
https://www.fujirebio.co.jp/products/espline/pdf/espline_SARS-CoV-2IFU.pdf
TakaraのRT-PCRキットでは8μLの検体中に~5分子程度で検出。
https://www.takara-bio.co.jp/medical/pdfs/SARS-CoV-2_2002K.pdf
10μLに~10分子としてもPCRは抗原検査より500倍感度が良い
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1429025836473020425?s=20

【2021/8/20】
山岸一生氏

仮定は、事前確率0.01%、PCRは感度90%、特異度99.9%。ベイズの定理の数式で事後確率を計算すると、8.3%です。なお、PCRの原理は、医学を含むバイオ系の大学で学んで「知らない」「やったことない」という方は恐らくいないように思います。少なくとも私は、そういう方を存じません。
https://twitter.com/n51n1215k921/status/1428392253320429572?s=20
<以下は上記ツイートへのリプライ>
「そもそもPCRの原理を理解していれば、PCR検査にベイズ推定を適用することが間違っていることがわかる。」っていうツイートへのリプライがこれって、ヤバない?PCRの原理を理解していれば特異度は100%だよ。
https://twitter.com/yunishio/status/1429024083904057344?s=20

【2021/8/23】
橋下徹氏

必要なのは事前確率(陽性確率)の高い者への検査。事前確率の低い者へ闇雲に検査をして陽性率が低くなると、その偽陰性率から陽性的中率も低くなる。つまり検査の信用度が低くなる。陽性率が高いということは陽性的中率も高く検査信用度も高いということ。
https://twitter.com/hashimoto_lo/status/1429366063515328515?s=20

橋下徹氏への指摘

【2021/8/23】
特異度は100%です。中国の大規模検査で証明済み。
https://twitter.com/qqolea/status/1429426782042611715?s=21 
【2021/8/23】
「検査陽性率は、高ければ高いほど見逃している症例が多く、低ければ低いほど捕捉率が高い」ので、事前確率(陽性確率)が高いのは失敗
https://twitter.com/sunasaji/status/1429392681541672964?s=21

【2021/8/24】
岩田健太郎氏

よくある本末転倒。濃厚接触者が多すぎて、PCRが回らないから濃厚接触者の範囲を狭めるー。狭めると感染抑えられないから、むしろ省略すべきはPCRだよ。検査やってもやらなくても対応は同じなんだから。結果から逆算してマンパワーの有効活用を。なくして一番結果に影響しないものからなくすこと。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1429958110194528262?s=20

岩田健太郎氏への指摘

【2021/8/24】朴勝俊氏
岩田先生ご意見は結構ですが、事実確認として、PCR検査の特異度は世界の検査実績からみてほぼ100%ですよね。するとベイズの公式から事前確率に関わらず陽性的中率はほぼ100%(ニセ陽性ほぼゼロ)になりますよね。特異度99%は誤りですので訂正されませんか?
https://twitter.com/psj95708651/status/1429990406163341312?s=20

【2021/8/25】
尾身会長 衆議院厚生労働委員会

無症状者の話は随分と前から出ていて、私は理想的には小学生であろうが大人であろうが、無症状者、一般のコミュニティの人にPCR検査をやるということは、基本的には反対ではありません。但し、検疫的に繰り返さないと意味がないです。1回やって後は半年というのは、そのときの感染状況を把握するということでは意味があるけれども、感染対策上、意味があるのは、定期的に頻繁に繰り返すことが条件。今の日本は症状が少しでもある人にもまだできていない。キャパシティの問題がある。キャパシティが十分であれば、私は定期的にやることは賛成です。これはもう現実の問題で、キャパシティの問題で決めること。一般的の人、無症状者にやるのであれば、定期的に週1回とか、極端に言えば全国民にやることが良い。それがなかなか難しいので、ある程度、効率的で効果があってインパクトがある検査ということで、今は症状の軽い人をやる。これは必ず事前確率が高いですから。然し委員が仰るように、可能であれば、定期的に全ての人に、小学生とかにもやることは理想的なことだと私は思います。

尾身会長への指摘

どこの国もキャパシティがない中から、この1年半設備とロジを強化し続けてきたわけで、それを抑制してきたからキャパ問題が出ている。本当、今からでもキャパを最速で積み上げ続ければ、今後抑制後に感染者出た時にも台湾,NZ、中国同様の大量の検査で囲い込めるようになるし、やらないとそれも不可能。
https://twitter.com/JiroEndo/status/1430784492659118097?s=20

画像57

【2021/8/24】

日本のトップから末端まで多くの専門家が検査の考えを間違えたのは明らかだと思う。それを前提にずっと考えてるんだけど、専門家が間違えた時ってどうすればいいんだろうか。日本以外でもマスク不要とか各国のトップ専門家も間違えたけど、間違いを謝った。でも日本の専門家はPCR検査の考え方について間違いを認め謝ってない。世界でも謝らない専門家はいるかもしれないけど、その場合世界ではどうしてるんだろう。
https://twitter.com/hot3qu/status/1429811113160441865?s=20
今の「医療崩壊」は、1年前に医療関係者が「患者が医療機関に殺到せず医療機関が守れさえしたら、巷の状況はどうなっても知らん」という無責任な言動をしたことの帰結だよ。あれの総括をしない口で、いくら医療崩壊の危機を叫んでも、いったん見捨てた人々に耳を傾けて貰える道理はないよ。https://twitter.com/yamakaw/status/1430074742883553286?s=21

【2021/8/25】
suna氏

どんなにワクチンを推進しようとも、他で正しいことを言っていようとも、今後どんな善行を積もうとも、かつて検査抑制論を撒いた事実は消えることはない。隠したり避けたりしようとしても、どこかで必ず検査の重要性に足を抄われることになる。そうであるなら一度全力で撤回してから前に進む方がいい。https://twitter.com/sunasaji/status/1430210169049288712?s=46

【2021/9/21】
BuzzFeed 岩永直子氏 中島一敏氏

無症状者への検査、意味がある?ーー「ワクチン・検査パッケージ」では、無症状の人に検査して陰性証明を出させるのだと思います。以前、無症状へのPCR検査について取材した時、(1)感染力のない期間も陽性と出る可能性がある、(2)誤りが出る可能性が高い、(3)陰性の検査結果は検査時点での陰性に過ぎないーーと、3点の問題が挙げられていました。この問題は「ワクチン・検査パッケージ」でも残りませんか?
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/vaccine-test-package

【2021/12/29】
尾身茂氏

複数スポットで既にο感染が始まっていると言える。その根拠のひとつは、空港検疫での見逃しが不可避ってことがあり、なぜかというと、PCR検査も抗原検査も感度が70%だから
https://youtu.be/Lb5sKW3DM2c

【2021/12/29】
永江一石氏

PCR検査は陽性についてはほぼ正しいが100%ではないから確率的に不特定多数に検査して感染率が低いときには偽陽性がでる。
陰性については罹患しても必ず陽性がでる訳ではないので3割はすり抜ける。だから陰性証明は意味がないし、徹底的に検査で隔離も無意味。症状が出てる人の確定に使うのが正しい。
https://twitter.com/Isseki3/status/1475996193457307654?s=20(現在アカウント凍結中)

永江一石氏への指摘

【2021/12/30】suna氏
PCR検査で陽性のとき、検体にSARS-CoV-2が含まれていた確率は100%。なぜならPCR検査はSARS-CoV-2特有のゲノム配列がなければピクリとも反応しないから。確率的に不特定多数に検査して感染率が低くても偽陽性は出ない。中国青島で1089万人を全員検査して、偽陽性は0件だった。
https://twitter.com/sunasaji/status/1476497001139568642?s=20

【2022/1/1】
室月淳氏

「無症状でも希望者全員を無料で検査」することの無意味さ.市中の有病率を0.1%,PCRの感度50%(無症状期はこれでも高め),特異度99.9%(高めに設定)とすると,1万人検査して10人の感染者のうち5人を見つけ,5人を見落とすので感染拡大の防止は無理でしょう.また陽性的中率1/3で,2/3は濡れ衣です.
https://twitter.com/junmurot/status/1477143506686984192?s=20

【2022/1/5】
ほんこん氏

疑問です
局員の方
PCR検査を増やしてと
仰ってましたが
毎日検査して
スタジオに来てるのかな?
#モーニングショー
https://twitter.com/hong2010kong/status/1478522310646988802?s=21&t=7_W0Rxw6aWzj5Vr8s0hB4g

【2022/1/7】
木下喬弘氏

現状でこれ以上は無理だと思いますよ。せいぜい抗原検査をPCRにするぐらいしかやりようがないですが、そもそもPCRをすり抜けて来ていることからわかる通り、抜本的な解決にはつながらないでしょう。本気でやるなら法改正して全員10日間拘束すべき。それが無理なら、水際対策なんてそんなもんです。
https://twitter.com/mph_for_doctors/status/1479316843764629508?s=20

【2022/1/9】
岩田健太郎氏

事前確率がめっちゃ低いときは特異度の高いPCRですら結構間違ってる(理解できない人が多いことは承知してるが、まごうかたなき事実)。現在、事前確率が高まってる地域では抗原検査陽性ならコロナと決めつけてOKです。PCRで追認、は時間とリソースの無駄遣い。そういうことです。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1480150355203670016?s=20

【2023/9/1】
毎日新聞

コロナ無料検査「役立たない」 官僚も酷評した岸田首相肝いり政策
一般的にPCR検査で感染者を正しく陽性と判断できる「感度」は7割程度とされ、偽陰性が一定の割合で存在する。感染対策上は有効な手段ではない…https://mainichi.jp/articles/20230830/k00/00m/040/102000c