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今週も社員さんに伝えたいメッセージ(CW45)

今週の月曜日の朝も社員さんに思いを込めたメッセージを発信しました。今回は11月の始まりなので、年末と来年に向けて取り組みたい内容としました。皆さんに共有させて頂きます。


メッセージの初めに
11月に行うべきこと:年内業務の仕上げと来年への準備

年末が近づくと、顧客の発注も必要最低限になり、大きな決定が少なくなります。こうした時期特有のペースを踏まえ、11月のうちに今年のビジネス活動の大半を終わらせておくことを社員に伝えました。

また、今月中には各人の今年の目標に対する進捗確認も行い、来年の目標設定の打ち合わせも行うことを宣言しました。

このメッセージの意図は、年末が忙しくなる中で社員一人ひとりが「今月中にやるべきこと」を意識し、計画的に業務を進めて欲しいということです。

先週の振り返り:アメリカ法人との協力で進んだ認証取得

先週は、当社が環境対応のために取得を目指している「ISCC-Plus認証」に関して、アメリカ法人から専門家が来て内部監査のサポートを行ってくれました。これにより、無事に監査の第一段階を終えることができ、取得に向けた一歩を踏み出せました。

特に印象的だったのは、彼が自社で認証を取得する際に膨大な時間と労力を費やし、それを一人でやり切ったことです。

そして、当社の担当者も、必要なサポートを得るためにコストをかけて専門家を呼ぶという適切な判断を下しました。この二人の努力が実を結び我々が成果を得ることができた、と感じました。

この協力によって認証取得が前進し、先週は感謝と共にこの二人の功績を称えました。これは、目的達成のために必要なリソースを確保し、協力体制を整える重要性を再認識するための貴重な機会となりました。

今週の主要メッセージ①:自主性を発揮することで仕事は面白くなる

今週のメインテーマの一つは「自主性」としました。私たちの会社は、「3年後に目指すべき姿」を共有し、それに向かって日々の業務に取り組んでいます。この目標を達成するために最も大切なのは、社員が自主的に考え、行動することだと考えています。

そして、「どうやって取り組むか」「何を使うか」「誰がどのタイミングで行うか」は、それぞれが主体的に決めるべきことです。

仕事は自分でやり方を考えるからこそ面白く、成果が出やすいものです。チームの皆さんには、この自主性を存分に発揮して欲しいと思っています。そして、皆さんがその自主性を発揮しやすい環境をつくることが私の役割でもあります。

これはすべての仕事に通じるものではないでしょうか。社員さんが、与えられた業務に主体的に取り組むことで、達成感と充実感を得られることを願いながら発信したメッセージです。

今週の主要なメッセージ②:「教会を立てる石切り職人の話」から学ぶ目的意識

今回のメッセージで引用したのは、ピーター・ドラッカーの著書「マネジメント」に登場する「教会を建てる石切り職人」の話です。

その内容は、ある人が三人の石切り職人に「何をしているのか?」と尋ねました。それぞれがこう答えます。
①「暮らしを立てている」
②「最高の石切の仕事をしている」
③「この地域に住む人のために教会を建てている」

この逸話が示すのは、同じ仕事でもその視点や目的意識が人によって異なり、仕事の意味合いを大きく変えるということです。この話を社員に伝えたのは、会社全体の目標と個々の仕事のつながりを意識し、より大きな目的意識を持って日々の業務に臨んで欲しいという思いからです。

組織には、自分の技量を追求したい人もいれば、チームや会社全体の成果を重視する人もいます。どちらも尊重すべき考えですが、会社の一員として最終的にチームや会社全体の目標にどう貢献するかを意識してもらいたいという願いを込めました。

メッセージの締めくくり

ビジネスは、先の準備・先先に対する行動が大切であることを改めて発信しました。

11月も始まり、今年も残り2か月です。営業チームには、来年の第1四半期に向けた受注活動にしっかりと取り組んでもらうことをお願いしましたが、これはすべての業務に通じることだと思います。立ち止まることなく、次の目標に向かって準備を進める姿勢が今後の成長に繋がります。

メッセージの締めくくり

今週のメッセージをまとめると、下記三点になり、繰り返しさせて頂きます。

  • 年末も近づき、既に2025年のための行動が必要です。

  • 組織の成果はスタッフの自主性に基づく行動から生まれます。

  • 組織の目標に則った仕事への取り組む姿勢が、組織の成果に貢献できる方法です。

今回のメッセージの内容の「自主性」と「石工の話」は、酒巻久著「ドラッカーの教え通り、経営してきました」の内容をまるパクリしました。

ご興味ある方は下記ご参考にしてください。

今週も当社が共有しているマネジメントのメッセージを共有させて頂きました。最後まで読んで頂いてありがとうございます。誰かのお役に立てたら嬉しい限りです。ありがとうございます!


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