PTAことはじめ。コミュ障でも務まるのか。
爽やかな風が吹き抜ける季節。新緑の生命力が眩しい。そんなキラキラした景色とは裏腹に私の心と体はどうにも言うことを聞かない。
今年の春はとりわけ気圧と気温の落差が激しくズーンと落ち込んでしまったり、体中からすべてのやる気が消滅してしまっていたりする。そんな中でも今年度から小学校のPTA執行部に入ったので、容赦なく部会の予定が入る。
よくよく考えてみるとコミュ障の塊のような私が、そんなコミュニケーション能力が必須の集まりによくぞ入ったものだなと思う。数人のママ友に誘われて、早い話が、断ることができなかった。これもHSP的な性格。相手の期待を裏切ることができないのだ。
一応社会生活を行っては来た訳だから、最低限のコミュニケーションを取れるけれど、私には誰とでも会話できるような能力はなく、執行部だけの付き合いならまだしも、PTA役員を決めるためその他大勢のお母さん方と関わらなくてはいけない場面があり、例外なく疲弊する。特に何かを喋った訳ではなくても、家に帰ってきた後は文字通りも抜けの殻で、一度座ったら立ち上がることができない。
どうして引き受けちゃったかな、と後悔もなくはない。けれどやっぱり、みんなが知らないような細かい仕事に真剣に取り組んでいるお母さんたちを見ていると自分もできる限りのことをやりたいと思う。ただ、どうしても疲弊してしまうのは変わらないわけで、少しずつでも慣れて行けたらいいなと思う。
本当は少しでもみんなが楽になるように、PTAの仕事を減らせたらいいのになんて思うけれど、いかんせん行動力も発信力もないので、何かを変えるところまではいかない。でも引き受けたからにはしっかりと仕事をするし、私なりに改善点を見つけて、よくなるように尽力できたらいいなとは密かに思っていたりする。
これだけたくさんの人たちが集まればいろんな人がいるのは当然で、中には絶対にPTAの仕事はしたくないとかサボってしまう人たちもたくさんいて、そんな悪意というかマイナス感情を浴びると私の心臓は瞬時に萎んでしまう。でも忙しくてもできる限りのことを頑張ってくれる人、どんな仕事でも率先してやってくれる人。本当に素晴らしい人たちもたくさんいるから、そういうキラキラしたパワーを持った人たちと触れ合えるのは良いことなのかな。自分もそういう人になれるように進んでいけたらいいな。春。新しいチャレンジのスタートだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?