正しさを求めない 【ウェルビーイングな読書会3】
昨日の「執着を手放す」は、過去の執着。
この本「しなやかに生きる心の片づけ」では、もうひとつ「他者」への執着にことも書かれてます。
執着は、過去と他者に対してしやすくて、そして、それに振り回されてしまって、自分軸がなくなっちゃうんでしょうね。
今日の 課題図書も、こちら。
しなやかに生きる心の片づけ
他者への執着とは
この本のなかに、他者への執着から離れるために、具体的には、
●相手に、○○すべきという自分の正義を押し付けない。
●他にんの幸福度にコントロールされない。
●許す。
ということ(他にもあるけど)が書かれてます。
この中でワタシが最近一番興味を持っているのは、
○○すべきという自分の正義を押し付けない。
ということ。
マネージャから聞いたこと
あるワークショップで、初対面のマネージャされている方がご自分の経験を話してくださいました。
自分のチームミーティングで、いつも自分なりの話の着地点を考えていた。
けれど、最近は、どんな結果になろうとも、自分が正しいと思っていることは口に出さないと決めて、打ち合わせしている。というようなことを話してくれた。
マネージャとして、こうあるべきという思いもあっただろうに、それを一言も伝えずに、チームメンバーに決めた内容に、合意した。
という話を、この5章を読んだ時に、思い出しました。
正しさを求めないということ
彼は、チームメンバーに対して、純粋な期待を持って、自分の正義を押し付けなかった。
正しさを求めない。
とさらっと、言ったのです。
いい意味での期待。もっと成長するための、心地よい距離感を感じました。
正しさって、自分の視点からの正しさなんですよ。
他の人の正しさは、別にあるはず。
でも、自分が言っていることが正しいと信じているので、他の人にもそれを勧めて、それを採用すべき。と思ってしまう。
相手がどう感じているかは考えてないので、相手を尊重していない。
これが、他者への執着なんですね。
相手を許せない。とか、もっと強い衝動が執着なのかと思っていたら、それだけじゃないってことですね。
この手の執着って、生活の中にたくさんありそうですよね。
いやー、深いなー。
自分のモノサシは自分用。相手は相手のモノサシがある。
大切な相手に自分のモノサシを押し付けない。
どのモノサシを使うのか決めるのは、相手。
それは、良き人間関係のため。
正しさを求めない。
忘れないでいたい言葉です。
今日の感想文はここまで。
今日も読んでくださって、ありがとうございます❤