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日本の軽商用BEVから始まる脱炭素のBig Waveはどうなるのか:ダイハツの問題から始まって

ダイハツの認証試験不正問題
エライことになってるようで。
1月末まで操業中止とか。

もう企業体質でどうしょうもない感じというか、
日本人集団の悪い部分が凝集されて出ている感じというかなのだけれど、
車の実質についてはさして問題はなさそう。

まあそこまで腐ってはいないのね、ということで。
そこのところはいいかな。
実際問題、ダイハツの車を買う人が性能第一!安全性第一!という人ではないのは自明だから。

ただ、これでダイハツが製造する
軽商用BEVの発売が遅れるのは間違いないだろう。
BEVの王道に従って後輪駆動にしたり、かなり気合入っているようだったのに。

対抗するホンダの「N-VAN e:」が4月に出て、しばらくは我が世の春になるのか。

三菱‐日産はこの分野に先行しているとは言え、こんな旧モデルの改良で価格努力もせずお茶を濁す姿勢だから、対向の上記2車が出れば吹っ飛んでしまうはず。
走行用電池18kwしか積んでないから、走行可能距離120㎞だものね。
上記2車の30kw-200kwが出ちゃうとちょっと勝負にならない。

個人的にはホンダの「補助金抜きで200万以下!」とかいう先行大ウソをいまだに否定しない姿勢は全く納得いっていないし、
この大ウソがばれたときにホンダに吹く逆風の強さがとても心配なのだけれど。
なんで大ウソだと言えるのかは、私がN-VAN e:を買うためにディーラーで価格表も貰ってきてあるからです。

それはともかく、
軽商用BEVが各社揃ってラストワンマイルであったりの商業需要がEV化することが、
日本の自動車産業が脱炭素化に動く本気の第一歩だと感じているだけに、
今回のダイハツ不正事件がどれくらい大きく影響することになるのか、とても心配なのでありました。

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