古民家再生9:湧き水の処理が深刻
前回の記事で「土間打設の工事が始まるから、片付けラストスパート!」と記録したのですが、あれから約1ヶ月。まだ宅地の工事に着手できていません。
2階にまさかの4部屋とゴミの山
そのワケは2階の存在。洋室の天井を剥がしたら、閉ざされていた2階の入口を見つけてしまった! のは前回の記事の通り。その後、入口付近にある布団や衣類を片付けた後、奥へ踏み込んでみたら・・・とんでもないゴミの量でした。
家具、衣類、新聞、未使用の食器、酒の瓶、畳、小豆(なんで?)、動物の糞。とにかくバンバン階下に落として、庭に運び出し、処理センターに持ち込んだ料は、660kgでした。処理費用は15960円。
湧き水の処理に取り掛かる
2階の片付けが落ち着いたところで、もっと大きな問題が発生。畑に入り込んでいる湧き水の処理です。春に訪れたときに、蕗がわんさか生えていたわけがわかりました。地下水が豊富だったのですね。
このままでは畑ができる状況ではないこと、更には宅地内も水が浸透していることがわかったので、土間打ちの前にしっかり水の処理をしようと決断しました。
どこを掘っても水が出る
どうやらこんな感じで、水に包囲されているらしい。「掘っちゃだめだよ」などと近所の方に言われたけど、あの畑のグズグズ状態を放置するわけにはいかないでしょう。。。
暗渠排水を施し、銀杏の大きな切り株の後を活かして地下に浸透させようと試みたのですがダメでした。水の量がこの地域の地質では吸収できず、数日で"切り株プール”があふれるほどに。
見積もり外、想定外の大きな排水工事が必要になりました。家の中も、やっぱりお風呂は改修しないと、トイレも使えないな、といろいろ出てくる中で、その前にゴミの処理や整地でかなりの費用が発生していて、悲しい。
果たして、この家は住めるようになるのでしょうか。。。