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古民家再生13:大工さんが来た!
土間打ちが完了してから早2週以上が経ち、待ちに待った!大工さんがやってきてくれました。いよいよ、宅内の改修工事、というかほぼ新築工事?が始まります。
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果たして年内に住めるようになるのか?
また片付けも終わっていなかった頃、大工さんが工期について「年内に住めるようになったらラッキー!位に思っていてください」と言っていました。その年末があっという間にやってきましたが、そんな兆しは見えません。
古民家であることを活かした茅葺き屋根や梁を一部見せる造り、照明の入れ方など、私たちよりも大工さんが楽しそうに、愛おしそうにこの家を見て、たくさんのアイディアを出してくださいます。
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「じっくりやりましょう。年内に床の基礎がはれるかなぁ、くらいですね」と、見通しが大幅に変わりました。
忍者屋敷じゃないんだから・・・
12月中旬、床部分の木材が運び込まれました。と同時に、大工さんのお仕事スタート!家中(と言っても壁がないけど)にヒノキ材のいい匂いが漂い、大工さんが木材を打つ「トントン」という音が響き、やっと家を造っているんだなぁという実感が湧いてきました。片付け→家造りのフェーズにやっと移れた気がします。
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そして早速発覚した大問題について議論している様子。
でも、簡単にことが進まないのがこのおうち。「相談したいことがあるので来てもらえますか?」と連絡をもらって現場へ行ってみると、こんな重大な事態がおきていました。
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”基礎から窓の高さに合わせて床をはると、居間から窓に向かって斜め、そして写真左から右に向かっても斜めになってしまいます”と。
家の床に傾斜!! 忍者屋敷かトリックアートミュージアムしか聞いたことないわ。面白いけど、怪我の元だし、三半規管が弱い人だと酔いそうだし(それはないか・・・)、忍者屋敷にするのはやめにしました。
床はフラット、床の高さが既存の窓に当たる(窓にかぶる)施工を選択しました。外からこの廊下に上がるとき、場所によって足を上げる高さが異なることになりますが、出入りをそこまで想定していないので良しとします。資金に余裕があれば、サッシを高さに合わせて入れ替えることができるのですが、一旦このままにします。いつか入れ替えるか、中にもう一枚サッシを入れる(二重サッシ)ことを検討したいと思います。
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次は何が起きるのか?
取り急ぎ、忍者屋敷問題は対処療法で凌ぐことにして、先へ進みます。
「年内に床の基礎がはれるかなぁ、くらいですね」といった年末がすぐそこまでやってきました。うん、終わりませんね(笑)
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ゆっくりやります。
フェーズが移ったと言っていますが、まだ庭の片付け、蔵の片付け等色々残っております。事が進むごとになにかが起きますが、「やっぱりこの家住めないわ」と言われる以外なら、もう何が起きてもあまりびっくりしない気がします。