採用におけるN=1について
ちょっとネタがふと思いついたので久しぶりの執筆です。
N=1とは
まず前提として、サービスを通して課題を解決したい時に、ジョブ理論が存在します。
ジョブ理論とは、「顧客は片付けるジョブのために、サービスAを雇用する」と言うように、顧客は何か課題(ジョブ)をもっていて、それを解決するためにサービスAを利用しているといったイノベーション論です。
この本で語られている通り、シェイクが売られているドライブスルーのハンバーガー店で、シェイクのデザインを変えても鳴かず飛ばずで、その際に顧客になぜシェイクが売れているかを尋ねたところ、「長距離のドライブにちょうど良い腹持ちだった」ことが挙げられました。
つまり、顧客は「長距離のドライブで空腹を凌ぎたい」課題を解決するために、シェイクを選んでいたと言うことがわかります。
その上記の顧客を想定した際に、100人を分析するより、ある1人を分析してそこに隠れている強度の高いペインを見つけてサービスに落とし込んでいく考え方がN=1分析です。
つまりN=100ではなく、N=1を起点に課題を拾い上げてサービスに落としていくことを指しています。
上記は基本的に1人のユーザーさんから課題を拾い上げて、サービスに落とし込むと言ったプロダクト開発において使われると思っていたのですが、採用でもN=1を身近に置ける人はコミット力が高いんじゃないかなって思った次第です。
KiRAMEXにおけるのN=1とは
KiRAMEXはビジョンとして、次世代の教育リーディングカンパニーを掲げています。
教育事業でNo.1になるために、社員それぞれがN=1を想像することは上記イノベーション論にも当てはまると思いました。その一番のN=1の例となりやすいのが、お子さんが多いかと思っています。
自分の息子や娘に対して、良い教育を提供したい。将来受けるはずの教育の課題を身近な我が子からキャッチアップして、サービスに落とし込むことを想定して、仕事に取り組んでいる人が多いかなと思っています。
これはもちろん、お子さんがいないからコミットメントが低いと言っているわけではないです。
N=1がお子さんでなくても、自分と言うパターンももちろんあります。原体験として受けた教育の経験に感銘を受けて、自分がN=1として強烈に自分を変えることができた経験からサービスに落とし込みたい例も同じかと言えると思います。
何か自分たちのサービスを通して、社会や世界を良くするにあたって、社員それぞれが身近に解決したいN=1を想像し、課題を説いていくっていうのはとっても重要だなと思い、今後KiRAMEXにジョインされる方も、できるだけ具体的にN=1が身近にいる状態の人と一緒に働けるとよいのかな〜と思いました。
もちろんN=1があることはマストな条件ではないですが、今後強いN=1がある方と一緒に働けることを願っています!
一緒に良い教育サービスを作りましょう!!!
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