親知らずの抜歯 大学病院を勧められた・・でも予約が取れない!!
親知らずとは、、、
親知らずとは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。 親知らずは中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目にあり、永久歯(大人の歯)の中で最後に発育します。
上顎と下顎の左右に1本ずつ生える歯のことを指します。すべて生えられた場合m計4本です。大人の歯(永久歯)は通常15歳くらいまでに生え変わりますが、親知らずは10代後半から20代後半にかけて生えてくる永久歯です。
親知らずはすべての人に4本生えてくるとは限りません。その人の顎の骨格や、もともとの体質などにより個人差があります。
親知らずは抜かないといけない?
親知らずがまっすく生えており、しっかりと歯磨きができている状態であれば、もちろん抜歯をする必要はありません。
しかしながら、親知らずの特徴として、他の歯と違って普通に生えてこない可能性が高いことです。
現代の方の中で親知らずがすべて生えそろっている人の割合は、4割程度といわれています。
主な原因は、食生活や環境の変化により、顔が小さくなり、それに伴い顎が小さくなったことだと考えられています。
顎が小さくなったことで、親知らずが生えるスペースが足りなくなり、親知らずそのものがない状態、親知らずがまっすぐ生えず、一部が歯茎に隠れたり、斜めや横を向いてしまって完全に頭を出せないことが少なくありません。
親知らずの抜歯の紹介
・歯茎に埋まっている
・親知らずが横向きに生えている
など歯の生えておられる状態によって、かかりつけの歯科医院さんでの抜歯治療を行わず、大学病院などで抜歯をされることをご紹介される方もおられるかと思います。
当院では大学病院へご紹介された患者様も多数お迎えしております。
お問い合わせいただく中でよく耳にするのは、病院さんへお問い合わせを行った際に、
・数日の宿泊が必要
・全身麻酔が必要
・予約は数ヶ月先となる
とご回答をいただいたという患者様のお声を聞きます。
当院での無痛抜歯治療
当院では静脈内鎮静法・麻酔法にて抜歯治療を行います。
夜眠っているような意識のない状態で治療を行うため、ご自身でお口を開けている感覚、歯茎に麻酔を打たれた感覚、歯を削る音、歯を抜くお痛みなどは感じることなく治療を終えることが可能でございます。
また、当院ではご宿泊での治療は行っておらず、必ず当日にご帰宅いただいております。
しっかりと麻酔から醒め、安全にご帰宅いただける状態まで当院にてお休みいただいてから、ご帰宅していただいておりますため、ご安心ください。
そして、静脈内鎮静法・麻酔法は点滴を通してお身体に眠っていただくお薬を投与しておりますため、抗生剤やお痛み止めも点滴から直接お身体に投与しております。
そのため、術後に全く腫れない、痛みがないということはございませんが、術後の腫れや痛みに対しての軽減が期待されます。
術後には処方箋でのお薬の処方も行っておりますため、ご安心ください。
眠っている間に点滴から採血を行い、ご自身の血液を遠心分離機にかけ、
「自己血フィブリン」を採取いたします。
こちらは再生医療であり、抜歯窩(抜歯した穴)に挿入いたします。
・治癒促進(治りがはやい)
・ご自身の血液であるためアレルギーが起こらない
※他の動物での再生医療の場合、アレルギーが起こる可能性があります。
・抜歯窩(抜歯した穴)に入れることでドライソケットになりにくい
などの効果が期待できます。
安全に抜歯手術が行えますように、初診カウンセリング時には、CTレントゲンの撮影も必ず行います。
神経までの距離などをきちんと測定し、安全に抜歯が行える環境が整っております。
治療までの流れ〜初診カウンセリング〜
歯科治療への不安、静脈内鎮静法・麻酔法へのご不安、治療期間へのご希望などお持ちのことと思います。
まずは安心して治療を受けていただけるよう初診カウンセリングのお時間を頂戴しております。
ご同意いただいてから、来院2回目の治療開始のご案内となります。
初診カウンセリングにて現在のお口の状態を確認させていただき、どのように治療ができるか、またそれに伴うお費用の件などもしっかりお話させていただきます。
その為、初診時はレントゲンやCT撮影、お口の中の検査などを行いますが、
初診当日に治療は一切行ないません。
お話に納得、ご同意いただいてから治療に入らせていただきますので、カウンセリング時にはご希望やご不明な点、疑問などもご遠慮なくお伝え下さい。
まずはお気軽にお問い合わせください
是非、歯科治療の第一歩を踏み出していただければと考えております。
ぜひこの機会に、今後の将来の健康と安心を取り戻していただけますようお力になれればと思っております。
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