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継続的に何かする話
さっき1週間ぶりにnoteを開いたら「今日投稿すれば3か月連続!いいリズムです!」と褒められました。やかまし。私こういうの(継続系)得意なんですわ。国立出身者をなめるな。
私は2016年に大学に入って、入学と同時に劇団ケッペキという演劇サークルに入りました。サークルでは衣装と小道具を主にやっていて、気づいたら後輩の育成的なことをやるようになっていて、役者があんまりできなかったなと思ったので劇研アクターズラボに行き始めて、ありがたいことになんやかんや機会に恵まれ続けて今に至るという感じです。今27歳なんですが、俳優としての活動歴はせいぜい5年ちょいくらいです。20歳前後の衣装をかき集めたり作ったりしていたころには、私がまだ演劇をやっているとは想像もしなかったでしょう。
22歳の5月にチェーホフの『三人姉妹』をやって、師匠に「体幹弱すぎだから毎日筋トレしろ。毎日やれば半年後のポーランド公演には間に合う」と言われ、筋トレとかめっちゃ嫌いだったけど、人生で初めて継続的な筋トレをしました。文字通り毎日やりました。朝起きてすぐ腹筋。寝る前に教えてもらったストレッチ。朝以外でも時間があれば腹筋。確かに前より自由に自分の体を扱えるようになった状態でポーランド公演を迎えることが出来ました。「本当に毎日やりました!」と師匠に報告したら「あたりまえじゃ!」と言われました。
筋トレは今でもやってます。毎日とは言わんけど。
あと発声練習は毎日はしづらいですね。大学生のときは体育館の裏とかで大声出してても誰も何も言わないからよかったけど。
発声は発声で、初めて役者をやったとき永遠に「声が小さい」と言われ続けて半泣きで空き時間ひたすら発声練習したりしてました。みんなでやる発声練習のメニューをやっても自分だけできるようにならなかったので、いろんな人に知っている発声練習を聞きまわって全部やってみたりしました。
私の場合は理由が2つあったと思っていて、全身を使って声を出すことに体が対応できていなかったことと、なんとなく恥ずかしいという心理的なストップがかかっていたことです。初役者で何もわからんから、自分よりできる人に質問しまくって助けてもらうなかで、恥なんか消えてしまったのかもしれません。本番3日前くらいになってようやく、客席にも十分聞こえる声量が出るようになりました。
そして、こないだの一人芝居で、私の喉は35分しゃべりっぱなしには耐えられることが判明しました。めでたいことです。まあ一応成長したんですかね?
ちなみに「声小さい」は未だに言われます。常日頃からバカデカボイスでしゃべってるわけないでしょ。舞台に立つときなんて喉潰さないようにだいぶアップしてから出てますからね。
あと脚筋も大事ですよね。私の脚は実はほっそりという感じではないんですけど、そこそこの負荷に耐えてくれるから気に入っています。
筋肉の話になってしまいました。なんか、その、やっぱり、稽古期間にかかわらず毎日やった方がいいなと思いました。
おやすみなさい。