【驚愕の手法】苦手な人だからこそアドバイスを求める!? 相手の脳をバグらせる人間関係操縦術
苦手な人にこそアドバイスを求めていけ!
今回も、苦手な人への関わり方についてです。
前回は、苦手な人の存在、またそのお話しやアドバイスを聞くとかいうことの選択肢はあなたが持っている。このことをお伝えしました。
苦手な人は、自分の保身のためにアドバイスしているのか?それとも本当はあなたのことを思ってアドバイスしているのか?
それを見極める選択肢を持っているのはあなた。
ありがたくないお話なら、適当にお話を合わせておいて頷いていればいい。もし少しでも自分に取り入れた方がいいなら、時間をおいて考えればいい。
そんなお話をしました。
苦手な人との関わりがストレスになるのは誰にでもあることですが、その中に新たな可能性や学びが潜んでいることもあります。
それにしても、どうして人はアドバイスとかしたくなるんでしょうか。
ほっときゃいいのに、でも何か伝えたくなる。
そんな人の心理はどんなところから来るのでしょうか。
親切心?
それとも親心?
アドバイスしてくれる人は本当に親切?
でもありがたくないアドバイスもあるんだけど
いろんなシチュエーションがあると思います。
今日は、そんな苦手な人はどうしてアドバイスしたくなるのか、その心理からみた、苦手な人を克服する最強のテクニックをお伝えします。これは、単に職場の人間関係だけでなく、ビジネスや恋愛でも使えるので、悪用厳禁でお願いします。
みなさん、ありがた迷惑なアドバイスもらって、でも困ってしまうことありますよね。またそのアドバイスも感情的になって素直に聞けないこと、ありますよね。そんなアドバイス、どう扱ったらいいのか、わからないことありますよね。そんな時に絶大な効果があるのが、今日ご紹介する方法です。
僕は今日の手法を使って、苦手な人を消してきました。この方法は本当に効果抜群です。このやり方を知らなかったら、今でも僕は苦手な人だらけだったかもしれません。
今日は、中野信子さんの著書 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた の内容にも触れながら、
僕からお伝えしたいのは
苦手な人からこそ、アドバイスを求めてみる。すると苦手な人が消えていく
このことを4つのポイントからお伝えします。
なぜアドバイスしたくなる?
あなたも誰かに教えたくなる時ってありませんか?
教えた時に、どんな気持ちになりますか?
僕は、なんとなく、誰かの役に立ったって思えて気分がいいです。
では教えるだけじゃなく、誰かを助けた時ってどうですか?自分が役に立ったということが、自分でも誇らしく思う。そんなことありませんか?
人は社会的な生き物です。
社会に貢献することで、自分への評価を行い、自分の立ち位置を確認します。
例えばあなたの苦手な相手が、あなたにアドバイスをしてあげるとき、相手はあなたに時間なりスキルなり労力なりを投資します。その投資する時は、人間は報酬を期待する。アドバイスが役にたつということを期待します。
そして、常に自分が正しい立場でいたいという欲求を持っている。
脳には自分の行動を監視する回路があって、そこが自分の行動を良くないと判断すると不快感を覚える。でもいい行動をすると快感を覚える。言い換えると、自分の行動を良いと判断したくなる動物、それが人間です。
嫌がらせや攻撃、最近ではSNSで炎上させようという人も、嫌がらせをしようと思ってしているんじゃなく、嫌がらせをしている最中は、その嫌がらせを正当化し、むしろ正しいことをしているとまで思い込み快感を覚えることもあります。
キャリアコンサルタントの最初カウンセリングの基本を習った時に、一番最初に引っかかるのがここ。
傾聴に徹する。相手の言葉を気持ちを言語化してもらって、気づきをしてもらう。このことが重要なんですが、最初どうしてもアドバイスやサジェスチョンを与えたくなる。
クライアントはそれを求めてカウンセリングに来ているものと思い、何か与えようとする。でも本当はクライアントはそんなことを求めていない。
アドバイスする人も嫌がらせや攻撃をする人も、SNSで炎上させる人も、社会のためになっていると自分を正当化し、ドーパミンの分泌により脳は気持ちよくなっていきます。
この快感が忘れられずに、人はアドバイスをしたくなるのです。
アドバイスの中身の良し悪しはともかく、あなたはアドバイスを聞いてあげていることで、苦手な人の自尊心を満足させることに貢献しているんです。
苦手な人だからこそ、アドバイスを求めろ
自動思考(Automatic Thinking)とは、無意識的に行われる、瞬時の反応や判断のプロセスを指します。これは、私たちが日常的に行うほとんどの思考や判断が、長い論理的な推論を経ることなく、無意識に行われている現象です。
自動思考は、経験や学習を通じて形成されたパターンやスキーマに基づいています。これによって、環境や状況に応じて適切な行動や判断を迅速に行えるようになります。
自動思考は、繁忙な日常生活において効率的。思うように自由に迷いなく動けたら、ストレスはないですよね。誰からの目も気にすることなくというのが。
ただし、自動思考が完璧な判断を常に行うわけではありません。時には偏見や既存のステレオタイプに影響を受けてしまうこともあります。
アドバイスを与える時、社会のためになる行動や言動をしているときは、自分が間違ってるなんて思いもしない。自動思考で、いいことしている自分に疑いもなく、動いている快適な状態です。
相手に違う意見を言おうものなら、たちまちストレスを感じ、すぐ反論してくる、話も聞かない。そのことでさらに話しにくくなります。
そんな時の必殺テクニックが、
苦手な人にこそアドバイスを求める
です
この時は、まず、
いつも有難うございます。
と言った後、
ところで⭕️⭕️についてもう少し教えて頂けませんか?
と質問を投げかけます
そして、ここからが一番大事
それは
一回でもいい、短くてもいいので、絶対アドバイスをもらう
そして、それを聞いてみる
ということです
たとえ、なるほどと思わなくても、なるほどと思うフリをしてください。
アドバイスを求めた後の相手の脳
アドバイスを求められた人の脳には、
・意見を言ってあなたが困っていることが、あなたのためになる
というこれまでの自動思考と
・アドバイスを与えてしまったことで、あなたのためになった。なってしまった。
という求められた後の考えが矛盾して存在することとなります。
アドバイスを求められた人の脳は、自動思考であなたが困っている姿を見て、これまでの報酬を得る自動思考が、ペースを乱されます。
あなたに対して一度アドバイスをしてしまうと、自分が授けた知恵を正解にしたいという心理が働き、自然と嫌がらせをするモチベーションが下がってきます。
今までのペースが乱れて自分の中で整理しないといけない状態になります。
認知的不協和
自分の信念や意見と矛盾する情報に直面した際に生じる心の不快感。人は自分の中で矛盾したままではいられません。
そして、相手の脳内では、どちらもあなたのためになる。でもどっちの方法、スタイルで選択すべき?
あなたならどうですか?
もし、求めに応じずアドバイスを一言も与えてないのであれば、
「答えは与えない方が、この人のためになる」という選択肢を相手も持てることがあります。でも少しでも答えを与えてしまうと、その選択肢は失ってしまう。
どちらもあなたのためになるのであれば、アドバイスに答える自分でいられる方が正当化した自分でいられるし、何より楽。
そう考えるのが自然ではないでしょうか。
こうして、あなたのアドバイスを求める一言、それと少しでもいいからアドバイスを引き出すことにより、苦手な相手を変えることができるかもしれません。
相手の心理を揺さぶり、パワーハラスメントや攻撃的な行動を抑制することも可能です。相手もアドバイスをしてしまった小さな実績によって認知的不協和が生じ、自動思考が変化することで、攻撃性や嫌がらせのモチベーションが薄れることも期待できます。
まず、苦手な人との関係改善には、アドバイスを求める姿勢の大切さがあります。この姿勢を持つことで、相手に対する興味や尊重を示し、コミュニケーションの基盤を築くことができます。
相手を直接変えることはできません。でも、自分がかわる、変わるフリをすることだけで、相手を変えることができる一つのテクニックです。
アドバイスを求めることで、相手の自己評価を変える可能性があります。自動思考によって自己正当化する人々も、新たな視点を取り入れることができるのです。これによって、相手はあなたの成長を促すことができるだけでなく、相手は自分自身の成長も促し、自動思考のパターンを変化させる一歩を踏み出すことができます。
最終的には、互いに成長し合うことを通じて、より良い関係を築く可能性があります。アドバイスを求めることで、双方の知識や視点が交わり、共同で問題を解決する力が生まれます。これによって、苦手な人との関係が協力的で建設的なものに変わっていきます。
人は本来、孤独を嫌います。誰かと繋がっていたい。人の右脳では人は実態のないエネルギーで、他人と自分の境目がないとも言われています。
寄り添いたい。
誰もがそう思っています。
ハビングの法則、今お金があることに感謝し、お金を持っていると思うだけで、お金が向こうからやってくる。人間関係も今、持っている人間関係に着目し、いい人間関係を持ってると思うだけで、さらにいい人脈が築けます。
そのためには、自分の感情や人間関係を客観的にみられる力をつけることが大事。自分は何を欲しがっていて、相手は何を欲してるのか、冷静になって分析する。
今日は、苦手な人の脳をバグらせ、人間関係を変える悪魔のテクニックをお伝えしました。このテクニックは、同じ職場などだけでなく、例えばビジネスや交渉のいろんな場面で有効なテクニックです。悪用厳禁でお願いします。
今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
これからもこうした、脳や心理を活用した人間関係を構築するお話のほか、やっていけそうと思えるお話を発信します。見逃したくないって方はチャンネル登録といいねをよろしくお願いします。
フクシンCEOでした。