【大阪松原線の街路樹:残り3本】「団体協議」が終わるまでは、伐採「保留」#STOP大阪市の樹木伐採
大阪松原線(阪神高速松原線の高架下)の街路樹がいまどうなっているのか?
最新の状況をお伝えします。
4月26日(2024年)から、市民に知らせることなく始まった伐採。
だまし討ちです!
5月2日まで伐採は続けられ、90本中、87本は上半分を切られてしまいました。
連日、伐採現場に集まった市民が抗議の声をあげ続けた結果、現在、なんとか3本の木が残っています。
長居公園事務所は、伐採理由を「メール」で送りつけて済まそうとしたのですが、ちゃんと対面で説明することを求めた結果、今週、長居公園事務所から”説明会”を「団体協議」の枠組みでやりたいという提案がありました。87本の木をぶったぎったあとになにを言うてんねん!と思いますが、協議が終わるまでは残った3本を切らないと所長が約束したので、提案を飲むことにしました。まずは市民から「要望書」を出すことになります。それに対する大阪市から書面での回答があり、それをもとにリアルな場で「協議」することになります。
伐採見直しを求める市民に事前に知らせることなく、いきなり伐採をはじめたことの"非"などを大阪市に認めさせる必要があります(工事開始前日の4月25日には、公園事務所長らが、地元選出の市会議員の事務所に出向き、工事日程を知らせるチラシを配っていたことがわかっています)。
しかも情報公開請求の結果、さまざまな疑問が明らかになってきました。
大阪松原線 の街路樹が照明や道路標識の視認、車の乗り入れに影響すること(伐採の理由)を、長居公園事務所は「目視調査」したと説明しますが、”誰が、いつ目視調査をしたか”などについて記録がないことがわかりました。
はて?
伐採理由の原因について、いつ誰が目視調査をしたかの記録(公文書)がないのに、伐採の判断をどうしてできるのでしょうか?大阪市は「文書主義の原則」を守らなくてもいのでしょうか?
87本は切られ、この通りの緑陰も、景観もかなり壊されてしまったけれど、残り3本を、多くの市民と共になんとか守りたい。
ぜひ現地に行って、この惨状を目に焼き付けてください。
3本の木があるのは、田辺中公園(大阪市東住吉区)のすぐ近くです(大阪メトロ田辺駅から歩いて5分ほど)。
上半分が無残にも切られてしまったたくさんの樹木の姿もまだ見ることができます。
今後の団体協議に注目していただくとともに、ぜひ大阪市に意見や要望を伝えてください。
●大阪市「市民の声」
https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000006578.htm
直接意見を伝えたい方は
●長居公園事務所
電話:06-6691-7200
なんの遠慮もいらないと思います。
以上、よろしくお願いします。