大阪松原線の街路樹について、長居公園事務所からの回答
大阪松原線の街路樹204本をぶった切った長居公園事務所から、私たちが出した要望書への回答が返ってきました(2024年8月8日付け)ので、ここで公開します。
大阪松原線の街路樹(アメリカフウ)については、長居公園事務所(大阪市建設局)と、6月27日に団体協議を行い、伐採の見直しなどを求めました。公園事務所の担当者からは誠意のない回答ばかりで、その後(7月5日)、残されていた3本も伐採を強行されてしまいました。
団体協議の内容については下記の記事をご覧ください。
今回、ここで紹介するのは、上記、団体協議を受けて、7月5日に私たちが出した要望書への回答です。
要望書には、なんとか残された3本の木の伐採を見直せないか、団体協議での市側の回答に納得できないのでもっとていねいな説明を求めるものでした。
残念ながら、こちらの要望にまともに答えないのは、いつもの通りです。
④を見ると、大阪市は、予算の問題と、この事業をどうしても結びつけられたくないということはよくわかります。団体協議でかなり詰めて、公園事務所職員もほぼ認めたはずなのですが……。
また、③に「各 年 度 の 安全対策 事業の 実施 にあたって は、 公園 事務 所職員が 、 縁石や 舗装損壊の有無、樹木の生育状 況、視 距阻害や 通 行障害 など、 安全な道路交通に支 障を きたす恐れが あるか などについて、 直近の 状況を 現地で1本ご とに調査を行 い 対 象樹木を 選定 しており、 伐採 ありき で 進めている わけでは ございません。」とあるので、公園事務所として最終決定する前に、慎重に調査し、伐採樹木を厳選するよう強く求めたほうがいいと思われます。
大阪松原線の団体協議については、「対面による協議は必要ないと判断」したと一方的に、大阪市は言っているわけですが、少なくとも協議は拒否できない。
今年度もこのような伐採は続けられるので、私たちは引き続き追求していこうと考えています。